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タイ, ベトナム, マレーシア料理の違いや特徴は? 同じエスニック料理だと思ったら大間違いです!

投稿日:2019年4月6日 更新日:

日本でも大人気のエスニック料理。

 

東南アジアに海外旅行に行ったら、

本場のエスニック料理を食べたい!と思いますよね。

 

でも、国によって料理は違うの?味は違うの?

 

気になることがたくさん。

 

東南アジアにある国の料理は、似ているように見えますが、

意外にも異なる影響を受けているため、

よく使われる食材や調味料がかなり異なるんです。

 

そこで、エスニック料理の定番である、

タイ、ベトナム、マレーシア料理の違いについて、

いろいろ調べてみました!

タイ料理の特徴:香辛料と調味料が作り出す複雑な味わい

タイ料理でもっとも有名なものと言えばトムヤムクン。

 

唐辛子の辛味と、レモングラスの酸味が、

どの国の料理にもないような複雑な味を創り出しています。

 

それは、複数の香辛料と調味料を組み合わせて作っているから。

 

そのようにして作られた複雑な味が、まさにタイ料理の特徴なんです。

 

タイ料理=辛いと思われがちですが、

地域によって味の傾向が異なるのも特徴的です。

 

タイの北部は、どちらかというとマイルドな味わい。

 

カオソーイは、タイ北部のチェンマイで食べられているカレー麺。

 

ココナッツの風味もあわさり、ほのかな甘さを感じられる料理です。

 

東北部は、北部よりも辛い料理が増えます。

 

青パパイヤのサラダ(ソムタム)は、

タイのいろいろな地域で食べられている料理ですが、

東北部のものは辛さと酸っぱさが強く、

汗と涙が止まらない!という人も。

 

タイ南部になると、海に囲まれている地域のため、

魚介類を使った料理が中心になり、辛さはさらにアップします。

 

醗酵させた魚の内臓を使ったカレーは、激辛料理の代表。

 

一口食べるだけで口のなかがビリビリとしびれるほど。

 

辛いながらも魚の旨味が凝縮されているため、クセになる人もいるそうです。

ベトナム料理はタイ料理とは違って辛い料理は実は少ない!
中国の影響も強い?

ベトナム料理も、タイと同じように、地域差があるのが特徴。

 

北部になると、地理的に隣接している中国の影響が強くなります。

 

肉まん、ワンタン麺、チャーハンなど、中華料理と変わらない料理もポピュラー。

 

ベトナムの代表的な料理であるフォーも北部の料理。

 

エスニック料理と言うと辛いイメージがありますが、

辛い料理はほとんどありません。

 

ベトナム中部は、中国の皇帝の宮殿があったことから、

宮廷料理の伝統が受け継がれています。

 

バインベオは、小皿ごと米粉を蒸して、小エビをトッピングした料理。

タピオカ粉を使ったプルプルの食感にやみつきになる人も。

 

半透明の生地で小エビをつつんだバインボーロックも中部の宮廷料理らしさが満点。

 

タピオカ粉の甘味を感じられる料理が多いのが中部料理の特徴です。

 

南部になると、カンボジアの影響もあり、砂糖を多用する甘辛さが特徴。

 

バインセオは、米粉とココナッツミルクを入れた生地を

日本のお好み焼きのように焼いた料理。

 

ソースに唐辛子の辛味があるものの、基本的には甘めです。

 

また、細い米粉の麺を使ったブンも、

北部で食べるものとくらべてスープが甘めです。

マレーシア料理はいろいろな民族の料理が共存しているのが特徴!
実はタイ料理と違って辛いものは少ない

マレーシアは、マレー系、中華系、インド系の3つの民族を中心に、

その他の民族が共存している多民族国家。

 

それぞれの民族の食文化が、そのまま継承されているのが、

マレーシア料理の特徴です。

 

マレー系の代表的な料理のひとつがナシゴレン。

 

ナシゴレンはチャーハンと似ている料理ですが、

唐辛子とニンニクをペースト状にした

サンバルソースを使っているのでややピリ辛。

 

ただ、全体的な味わいはさっぱりしており、

激辛料理がないのがマレー系の料理の傾向です。

 

中華系の料理で有名なのがバクテーです。

 

豚あばら肉と内臓肉を、漢方薬で使われている

香辛料や中国醤油で煮込んだ土鍋料理。

 

中国から来た移住者が、故郷の料理に習って作ったという経緯が。

 

また、飲茶やおかゆも、シンガポールで人気の中華系の料理です。

 

インド系の影響を感じさせるのがカレー。

 

南インドの、サラサラとした酸味の強い味が特徴です。

 

牛肉を食べることが禁じられている南インドの影響もあり、

豆や野菜、羊肉を使ったカレーが中心。

 

マイルドな味が多いマレーシア料理ですが、

カレーはどちらかというと辛味が強い傾向があります。

タイ、ベトナム、マレーシア料理の違いや特徴まとめ

・香辛料と調味料の複雑な味わいが特徴のタイ料理。地域によって辛さが異なる。

 

・ベトナム料理は辛い料理が少ない傾向。中国の食文化の影響も強い。

 

・マレーシアは多民族国家ならではの多彩な料理が特徴。それぞれの民族の食文化を継承。

 

エスニック料理と括られがちなタイ、ベトナム、マレーシアの料理。

 

それぞれの料理の背景が分かると、その料理がもっと味わい深いものになりそうですね。

 

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