ニュージーランド 歯医者

ニュージーランドの歯医者さん, 日本との違いはあるの? 費用や受診から治療までの流れ, 子供から大人までの歯医者さん事情あれこれ

投稿日:2019年3月31日 更新日:

日本でもニュージーランドでも「歯医者さんが好き」な人は少ないのではないでしょうか?

 

痛い、怖いそんなイメージが強いのですが、ニュージーランドの歯医者さんは日本とどのように違うのでしょうか?

 

診察の流れや費用などをまとめてみました。

ニュージーランドで歯医者さん、治療までの流れ

ニュージーランドに滞在中、「詰め物が取れた」「なんだか痛みが出てきた」などの歯のトラブルに突然見舞われることがあります。

 

まだ大丈夫かな?と甘く考えていて、痛みがひどくなってきてから急いで歯医者さんに診てもらうということが日本では可能ですが、ニュージーランドではそうはいきません。

 

完全予約制なので、飛び込みでの診察はほぼできません。

 

事故や重傷なケガで緊急度が高い場合のみ当日でも診察をアレンジしてもらえます。

 

歯医者さんでの診察、治療が必要だと感じたらまずは予約を取ります。

 

歯医者さんの混み具合や規模の大きさにもよりますが、早くても翌日から2日後、1週間後なら空いているといわれることもありますので、注意が必要です。

 

時間の都合もなかなか融通が利かないので、予定の変更やキャンセルも検討しないといけない場合もあります。

 

診察の予約が取れたらまず、担当してもらう歯医者さんに歯の全体をチェックしてもらいます。

 

「痛いのはここなのですが…」と言っても「まずは全体のチェックとレントゲンで確認します」と歯全体をきちんとチェックされ、レントゲンを撮られ、過去にどんな治療をしたかの質問をされます。

 

担当する歯医者さんからのチェックが終わると、治療の方法や料金についての説明があり、見積と治療にかかる期間の提示があります。

 

痛みのある歯一本だけの治療ならよいのですが、複数の治療が必要な歯がみつかった場合もすべて治療法と料金について説明してくれます。

 

この歯医者さんからの説明と見積に対して費用を抑えたい、短期間で終わらせたいなどの要望を伝え、納得した治療プランが出来上がると治療が始まります。

 

数回に渡る治療になる場合は予約も同時に取り、治療後は見積りで提示された額を支払い終了です。

ニュージーランドの歯医者さん、気になる費用は?

ニュージーランドで歯医者さんのお世話になったことがある人が口を揃えて言うことは「治療費が高い」ということです。

 

わたし自身も詰め物が取れてしまい、治療してもらったことがありますが金額にびっくりしました。日本での費用とは正直、桁違いです。

 

日本では国民健康保険があり、加入していると料金のカバーがあり、ある程度の金額ですみますが、ニュージーランドにはこの国民健康保険の制度がありません。

 

ニュージーランドではその代わり、個人で自分に合わせたプランや予算での医療保険に加入するのが一般的ですが、歯科治療はこの保険対象外です。

 

必然的に歯医者さんでの治療費は高額になってしまいます。

 

定期的な歯科検診で150ドル以上、虫歯の治療も一本数百ドル、歯科矯正は数千ドルにもなるそうです。

 

虫歯も前歯側の小さい歯のほうが治療費は安く、奥のほうにいくにしたがって費用が高くなると聞いたことがあります。それでも最低200ドルはかかります。

 

歯も財布も痛い思いをするニュージーランドの歯医者さんでの治療はますます足が遠のいてしまいそうになります。

 

東南アジア諸国までの航空券代を考えてもニュージーランド国内より安く済む歯科治療もあるようで、歯科治療のための海外旅行をする人もいるそうです。

 

我が家では万が一の時の大出費を防ぐためにも毎月の医療保険に追加オプションで年間250ドルまでの歯科治療と眼科治療のカバーをつけています。

ニュージーランドの歯医者さん事情

費用が高額なニュージーランドの歯医者さんですが、ニュージーランドにはACCという事故賠償制度があり、事故であった場合のみ医療費が全額カバーされます。

 

事故だと判断された時には歯科治療費や眼科治療費もカバーしてくれるそうで、自己負担がなくなるこの制度は非常にありがたいものです。

 

かといって事故に遭うのは大変なことですので、極力避けたい事態です。

 

また、18歳になるまでの子供は基本的な歯医者さんでの治療が無料です。子供のいる家庭にとって助かる制度1つです。

 

ニュージーランドでは5歳になるまでに約半数の子供が虫歯になっているといわれています。

1日2回の歯磨きを習慣化するように言われていますが、実際に行っている小学生は15%以下というデータもあるそうです。

 

うちの子も産まれてすぐに、子供用のデンタルクリニックへ登録するために病室に担当者が来て、手続きをしました。

 

「歯が生えるのは1年後だが、今からの登録と予約が必須」とのことで、1歳になったころから1年から1年半おきに一番近いクリニックに通っています。

 

この子供専用のクリニックは大人の歯医者さんとはちょっと違い、学校の敷地内にあります。

 

ない学校は施設の整った検診車が来てくれるそうで、年に1度の歯科検診を小学校の時から行うのだそうです。

 

虫歯のチェックだけでなく、レントゲンでの撮影や、簡単な詰め物の処置もしてくれるようで、便利な制度だなと感じています。

 

また、子供の健診の時に知ったのですが、ニュージーランドでは歯磨きをした後うがいをしないのだそうです。

 

してもいいのですが、歯磨き粉の成分が流れてしまうからしなくてもよいとの説明で、こんな文化差が…と衝撃をうけました。

 

そう言われてみれば「歯磨きコップ」を売ってないなとも気がつきました。

 

親の習慣でもあるので、うちではうがいはさせています。

まとめ

  • ニュージーランドの歯医者さんでは駆け込み治療はしてくれない。治療前に治療プランと費用を提示してくれるのが日本との大きな違いである。

 

・ニュージーランドの歯医者さんでの治療はかなり高額である。一般的な医療保険ではカバーされず、自己負担になる。

 

・18歳未満の子供は一般的な治療は無料で受けることができる。学校の敷地内に子供用のクリニックがあり、年に1度の健診を受けることができる。

 

歯のトラブルは気を付けていても起きる時は起きるので、用心と心構えをしています。

 

歯磨き後のうがいはどうしてもやっぱりちゃんとやってほしいなと思っています。

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