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ブラック歯科医院の見分け方と特徴! キツいブラック歯科医院に勤めていた元歯科衛生士が教えます!

投稿日:2018年12月30日 更新日:

ブラック企業の歯科医院をブラック歯科医院と呼びます。

 

ブラック歯科医院に勤めてしまった元歯科衛生士が、ブラック歯科医院の特徴について体験談を含めてお話します。

ブラック歯科医院とは

ブラック歯科医院とは、一般的に知られているブラック企業と同様に、労働条件や職場の環境が悪く、肉体的や精神的に大きな負担を強制する歯科医院のことです。

 

歯科医院の利益を優先し、スタッフの人格や人権には顧慮せず、適切な新人の教育は行われません。

 

私が以前勤めていた歯科医院は、ブラック歯科医院でした。

 

休憩時間は、まともに取れたことがなく残業は毎日あり残業代はなし、有給もなかなか取らせてもらえず、遅刻や早退、欠勤などは罰金制でした。

 

ボーナスは年に3回と雇用契約書に記載されていましたが、入社後にボーナスの支給は筆記試験制だと言うことを知りました。つまり、筆記試験でよい成績を取れないとボーナスがもらえないという信じられない制度でした。

 

給料の明細書は基本的にもらえず、パワハラやマタハラも常にあり本当に辛かったです。

 

退職を希望しても、代わりに入社する歯科衛生士を連れてこないと退職には応じないと言われたため、私には働き続けるという選択肢しかありませんでした。

ブラック歯科医院の特徴

スタッフの入れ替わりが激しい

雇われている歯科医師を含め歯科衛生士、歯科助手、受付など入れ替わりが激しく定着しない歯科医院は労働時間の基準がしっかりとなされていないなど、歯科医院に問題がある場合が多いです。

 

また、歯科衛生士のなかでも一部の歯科衛生士のみが長年も変わらず勤務する歯科医院も人間関係に注意が必要です。

 

歯科衛生士の業務とは関係のない仕事を強制する

スタッフの人数が少ない歯科医院では、歯科医院内の掃除や外掃除などの業務を行うことが多いです。

 

少ない人数で運営するにあたって必要な業務をスタッフ間で協力して行うということは仕方のないことかと思います。

 

しかし、歯科医師の私用の買い出し、院長の奥さまのお花の世話、勉強会やセミナーの強制参加や歯科医師の学会の手伝いなど、本来の業務とは明らかに関係のないことを歯科衛生士に強制する歯科医院もあります。

 

そのほかには、レントゲンの撮影や歯に詰め物や被せ物などの修復物の合着など、歯科衛生士の違法業務にあたる業務を強制する最悪なブラック歯科医院もあります。

 

給料のシステムが歩合制

給料が業績や成果によって変動する歩合制は注意が必要です。

 

個人が頑張って、きちんと歩合として見合う給料形態なら問題はありませんが、働かせるだけ働かせて給料に反映されない歯科医院も存在します。

 

私が勤めていた歯科医院では、基本給や歯科衛生士の手当のほかにも、自費の補綴物の金額の何パーセントが歩合制として加算されていました。

 

しかし、(給料の明細書が基本的にもらえなかったので確認する手立てがありませんでしたが、)給料が振り込まれる通帳を見る限り一定の金額のみ支払われていたので、歩合制の部分は給料に反映されていなかった可能性が高いです。

 

また、先輩の歯科衛生士が実際には補助に付いていないのにカルテの担当者の名前を変えていることが多く、横取りされることも多かったため、歩合制の部分は謎なままでした。

 

福利厚生が不十分

社会保険や歯科医師国民健康保険、厚生年金、産前産後休業(産休)や育児休業(育休)、住宅手当、退職金などの福利厚生が十分に行き届いていない歯科医院は多いです。

 

私は以前の職場で出産を経験しましたが、産前産後休業や育児休業の制度がなかったため、一度退職をし、再度復帰するしか方法がありませんでした。

 

パワハラやセクハラがある

歯科医師や先輩歯科衛生士から無茶な要求を強制され、それができないと大声で怒鳴られたり、ひどい場合では蹴られたり、器具などの物を投げつけられる歯科医院もあります。

 

私はよく歯科医師や先輩歯科衛生士に理不尽なことで怒鳴られたり、先輩歯科衛生士の失敗をなすりつけられたり、色々ありました。

 

院長である歯科医師には、妊娠の報告をした時に3時間ほど説教を受け、避妊用具の使用方法まで説明されました。

 

出産や育児に理解がない

歯科衛生士は、女性が多い職業です。

しかし、出産や育児について、理解がない歯科医院の場合、マタニティハラスメントや育児ハラスメントの被害を受ける可能性が高くなります。

 

私も以前勤めていた歯科医院では、マタニティハラスメントと育児ハラスメントで、ひどい扱いを受けました。

 

妊娠は病気ではありませんが、体調など女性の体に多くの変化をもたらします。

 

また、妊娠の経過が必ずしも順調に進むとは限りません。

 

そのため、つわりなどによる体調不良、切迫流産や早産などで仕事を休まざるを得なくなってしまうこともあります。

 

私が以前勤めていた歯科医院の話ですが、どんなに体調が悪くても、這ってでも出社しなさいとまで言われて無理をして働いた結果、通っていた医院の主治医に、切迫流産の危険性があるため自宅にて絶対安静するよう指示を受けたことがありました。

 

しかし、職場では認められず、無理とストレスが重なり切迫早産になり緊急入院することになりました。

 

それでも、歯科医師や歯科衛生士からの理解が得られず、毎日届く嫌みの連絡は入院中にも続きました。

 

産後に復帰した際には、子供の体調不良により遅刻や早退、欠勤があればその度に嫌みを言われ、数々の嫌がらせも受けました。

 

マタニティハラスメントや育児ハラスメントは、とても深刻な問題であり、働くママ達の大きな悩みかと思います。

 

また、辞めたくても辞めることができない、苦しい環境の中で仕事と育児や家事を両立させることは、精神的にも肉体的にも負担が大きいかと思います。

まとめ

ブラック歯科医院

l  一般的に知られているブラック企業と同じ。

l  労働条件や職場の環境が悪く、肉体的や精神的に大きな負担を強制する。

l  歯科医院の利益を優先。

l  スタッフの人格や人権には顧慮せず、適切な新人の教育は行われない。

ブラック歯科医院の特徴

スタッフの入れ替わりが激しい

l  スタッフが定着しない歯科医院。

l  歯科医院に問題がある場合が多い。

歯科衛生士の業務とは関係のない仕事を強制する

l  歯科医師の私用の買い出し、院長の奥さまのお花の世話など私用の業務。

l  勉強会やセミナーの強制参加。

l  歯科医師の学会の手伝いなどを強制する。

l  歯科衛生士の違法の業務にあたる行為を強制する。

給料のシステムが歩合制

l  給料が業績や成果によって変動する歩合制は注意が必要。

l  歩合として見合う給料形態なら問題はありませんが、働かせるだけ働かせて給料に反映されない歯科医院も存在する。

福利厚生が不十分

l  福利厚生が十分に行き届いていない歯科医院は多い。

l  産前産後休業や育児休業の制度がない場合も多い。

パワハラやセクハラがある

l  歯科医師や先輩歯科衛生士が主に対象。

l  無茶な要求を強制されたり、理不尽なことで怒鳴られたりする。

l  暴力的な歯科医院も存在する。

出産や育児に理解がない

l  マタニティハラスメントや育児ハラスメントの被害を受ける可能性が高くなる。

l  マタニティハラスメントや育児ハラスメントは、とても深刻な社会問題でもある。

l  働くママ達の大きな悩みの一つ。

 

歯科医院はコンビニエンスストアより多いです。

 

どこの歯科医院が良いのかと患者が悩むように、歯科医院で働く歯科医師、歯科衛生士、歯科助手や受付なども、どこの職場が良いのか悩みます。

 

いい環境で歯科衛生士として楽しく働けるように、ブラック歯科医院を見極めて就職をしなくてはいけません。

 

また、ブラック歯科医院に勤めてしまった場合は、自分自身を守るためにも、早めに退職や転職することをおすすめします。

 

従業員を大切にしてくれる理解のある歯科医院もあるので、諦めずに探してみてください。

 

-歯医者, 歯科衛生士

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