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ワセリンを顔に使うと肌が黒くなるって本当⁉︎ その原因は? スキンケアに良いはずなのに!?

投稿日:2019年2月27日 更新日:

ワセリンはご存知ですか?

 

薬局やコストコにも販売されているので、手軽に購入できますよね。

 

コストコにあるワセリンは驚く大きさですよね。

 

ちなみに私がワセリンの存在を知ったのは、医療現場で使われていたのを見てからですね。

 

医療、福祉に携わっていたので、ワセリンを使用する機会は他の人よりも多くあったと思います。

 

医療や福祉では、高齢の方は特に乾燥しやすくなりますし、擦り傷や切り傷の応急処置にも使われるので、必ず使うものでしたね。

 

また皮膚の水分蒸発を防いだり、皮膚を保護する役目があるので、アトピー性皮膚炎をはじめ湿疹や乾燥肌のスキンケアに処方されることが多いんです。

 

いいことばかりのワセリンですが、肌が黒くなるという噂があるんです。

 

そんな今回はワセリンとは何か、成分や種類、本当に肌が黒くなるのか、オススメは何かをお伝えしたいと思います。

ワセリンとは

ワセリンとは原油を高純度に生成してつくられた、皮膚を保護する保湿剤のことを示します。

 

無色無臭の半固形状物質で、肌表面の天然保湿の働きをサポートしてくれるので、肌本来の潤いを保つことができるんです。

 

基礎化粧品である化粧水や美容液との大きな違いは、角質層まで浸透することなく、肌の表面にとどまるので皮膚の代わりのような役割があります。

 

ワセリンとクリームはどう違うのかといえば、ワセリンは保湿剤などが添加されていない油そのものです。

 

クリームは保湿剤など人口の添加物を使用してあります。

 

ですのでワセリンは、美容液のように肌に栄養を与えたり、肌を潤わせたりという効果はないんです。

 

ここがワセリンの注意するポイントです。

ワセリンの種類

ワセリンは白色〜微黄色があります。

 

それは石油から結晶成分を抽出・精製して不純物をどこまで取り除いたかで変わってきます。

 

一般的に白色ワセリンは、肌に刺激のある不純物が取り除かれているので低刺激です。

 

私の知っているワセリンも白色でしたね。

 

もう1つが比較的精製度が低く、黄色っぽい色をしているものを黄色ワセリンといいます。

 

これは雑貨品という区分になり、医薬品や医薬部外品にはなりません。

 

安くて、どこでも手に入るという点が便利なんですね。

ワセリンの使い方

肌に使用するときは、基礎化粧品でしっかり肌を整えてから、それを閉じこめるイメージでワセリンを乾燥部分に塗るのが良いですね。

 

いいものだからと言って、あらゆるところにベタベタ塗るのはオススメしません。

 

他には油分によって水をはじくという特性を利用し、ハンドクリームとして利用する人も多いです。

 

しっかり全体になじませたあと、手袋をするのがオススメです。

 

ワセリンはリップクリームの原料として配合されていることも多い成分です。

 

ですので荒れて乾燥した唇に塗るのもオススメなんです。

 

保護膜としての効果が高いワセリンですが、靴ずれ防止効果もあるんです。

 

慣れない革靴を履く日に、かかとに塗るだけなので便利ですよね。

 

あとはランニングの前に足の指に塗っておくと、マメができにくくなるそうです。

 

ワセリンは顔だけでなく、さまざまな使い方があります。

 

靴ずれやランニング時に塗るのは、やってみたいですね。

ワセリンを使用すると肌が黒くなるのか

油でできているワセリンを肌に塗り、そのまま強い紫外線を浴びると油焼けしてしまうことがあるそうです。

 

防腐剤などの添加を除いた白色ワセリンは、低刺激で紫外線による悪影響や、油焼けのリスクは低いそうです。

 

それでも光に反射するので、さらに純度の高いサンホワイトというクリームがオススメです。

 

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ただワセリンだけ塗るというお手入れを長い期間続けていると、肌がしぼんだり、乾燥がさらに進みます。

 

これが黒くなる原因なのです。

 

ですので、しっかり化粧水などの基礎を整えてから利用することが、ワセリンを使う上で大切な事です。

まとめ

l  ワセリンは保湿剤

l  肌本来の潤いを保つ

l  肌の表面に留まり、皮膚の代わりをする

l  白色〜微黄色と種類がある

l  ハンドクリームとして利用

l  リップクリームとして利用

l  靴ずれ防止効果

l  ランニングのマメ防止

l  ワセリンの油焼けのリスクは低い

l  サンホワイトがオススメ

l  ワセリンだけの使用はしない

 

ワセリンは保湿効果がとても優れています。

 

しかしあくまで、保湿の膜だという認識が必要ですね。

 

角質層まで浸透する化粧水や美容液で、しっかり肌を整えて、乾燥する時期だけプラスαでワセリンを上手に使いたいですね。

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