静電気で髪がバサバサに! なぜ? その原因と対策を解説します!
投稿日:2019年2月27日 更新日:
皆さんは、静電気によって髪がバサバサになったことはありませんか。
小学生が、下敷きを頭でこすって髪を立たせるのも同じです。
特に冬は静電気が良く起こりやすいので、髪がバサバサになりやすいです。
せっかくセットした髪型が静電気によってバサバサになるのは好ましくないですよね。
今回は、静電気で髪がバサバサになる仕組みと、その対策をご紹介します。
静電気で髪がバサバサになるのはなぜ? その原因は?
皆さんは、静電気がなぜ起こるのか、ご存知ですか。
中学校の理科で習った記憶があるならご存知かと思います。
静電気は、大まかな仕組みだと摩擦によって起こります。
髪の毛同士は常に接触しているため、静電気が溜まりやすい状態になっています。
なので、静電気をなくすことは、不可能に近いでしょう。
髪に静電気が起こるのはなぜ?
髪に静電気が起こるのには、いくつか理由があります。
一つ目は、髪が乾燥しているということです。乾燥した髪の毛には、静電気が起こりやすいという性質があります。
二つ目は、ブラッシングが悪いということです。
ブラッシングをすることで、髪についた誇りを取り除くことができます。
しかし、ブラッシングのやり方や、ブラシの素材によって、静電気が起こってしまうことがあります。
ブラッシングのやり方ですが、まず絡まりやすい毛先は、手ぐしを通し、絡まらないかを確かめましょう。
手ぐしの時点で絡まるのならば、その時に絡まりをほどいてあげます。
それから、ブラッシングをします。
もし、ブラッシングの時に髪が絡まってもその時に丁寧にほどいてあげましょう。
力任せにブラッシングするのはNGです。ゆっくりと、丁寧に行うことで、静電気が起こりにくくなります。
そして、ブラッシングするときのブラシの種類ですが、プラスチックのブラシだと髪に静電気が起こりやすくなります。
天然素材の動物の毛で作られたようなブラシをお勧めします。
三つめは、トリートメントやコンディショナーをしてないということです。
トリートメント、コンディショナーはほとんどの製品に帯電防止の成分が含まれています。
なので、トリートメントやコンディショナーをしないと静電気が起こりやすくなってしまいます。
静電気で髪の毛がバサバサにならないようにする対策
髪の毛に静電気が起こらないような対策をご紹介します。
髪を保湿することで、静電気を起こりにくくすることができます。
髪の保湿には様々な方法がありますが、オーソドックスな方法として、トリートメントやコンディショナーをする、アウトバストリートメントをする、アミノ酸系シャンプーを使うという方法があります。
トリートメントやコンディショナーには、保湿成分、または帯電防止成分が含まれている場合が多いです。
加水分解ヒアルロン酸や、ソルビトール、グリセリン、セラミド、種類の豊富な植物性オイルなど、これらの成分の入った製品を使うことで、髪に潤いを与え、静電気を起こりにくくしてくれます。
さらにいうなら、しっとりさせてくれるトリートメントがおすすめです。
髪を落ち着かせ、しっとりさせることで、髪と髪の間の隙間を少なくし、空気の通り道をなくすことで乾燥を防ぐことができます。
また、多くの製品には「ベヘントリモニウムクロリド」や、「ステアルトリモニウムクロリド」という成分が含まれています。
この二つの成分は、帯電防止成分なので静電気を抑えたいならこれらの成分が含まれている製品を使いましょう。
アウトバストリートメントも髪の乾燥を防いでくれます。
アウトバストリートメントは、お風呂を出て、濡れた髪をタオルである程度乾かした後につけるトリートメントです。
「洗い流さないトリートメント」と呼ばれ、その名の通り、付けた後そのままでドライヤーをかけることができます。
このアウトバストリートメントを使うことで、ドライヤーの熱から髪を守り、髪を保湿してくれます。
アミノ酸系シャンプーは、そのマイルドな洗浄力とコンディショニングのある洗浄成分で髪や頭皮を保湿してくれます。
洗浄力の強い高級アルコール系シャンプーはおすすめしません。
髪を余計に乾燥させてしまう恐れがあります。
オーガニックシャンプーもおすすめですが、口コミなどを見て、泡立ちの良いものを使いましょう。
オーガニックシャンプーのデメリットとして泡立ちが悪いというのはよくみかけます。
泡立ちが悪いとダメージを与え、乾燥を招いてしまうので、気を付けましょう。
静電気で髪がバサバサになる原因と対策まとめ
・静電気が溜まる仕組みは、髪同士が接触しているため、摩擦が起こるから。
・髪が乾燥する、ブラッシングが悪いなどによって静電気が起こってしまう。
・髪を保湿したり、ブラッシングを丁寧に行ったりすると、静電気を起こしにくくできる。
執筆者:woodbat
関連記事
公園にいるハトは食べられる? 鳩食の歴史と鳩の雑学も合わせて紹介します。
皆さんは、公園などで、ハトを見たことがあると思います。灰色で、ある程度近づいても飛んで逃げていくことはないハトです。 そんな公園のハトですが、焼き鳥などにして食べることはできるのでしょう …
カカオニブ、ココア、チョコレートの違いはなに? 健康, 美容, ダイエットへの効果とは?
チョコレートやココアの原料として知られるカカオ。 最近ではカカオが持つ健康効果が注目され、甘さを楽しむことよりも、健康を意識した「高カカオチョコレート」などが人気になっています。 &nb …
アメリカのコロンビア大学の名前の由来は? 歴史的な経緯があるの?
コロンビアと言えば、南米にある国のひとつ。 サッカーが盛んな国としても知られていますよね。 不思議なことは、アメリカ合衆国の名門大学のひとつに、 コロンビア大学という大学が …
電車のつり革はなぜ丸い? いや三角形? その理由は? 高さの基準は?
皆さんは、電車でつり革をつかんで立ったことはありますか。 私は今までに数回しかありません。 田舎でほとんど席が空いているので、座ることが多かったです。 電車の …
電車の床は汚い? 綺麗? 掃除はどのくらいの頻度で行われるの?
皆さんは、電車の中の掃除をしている場面を見たことがありますか。 テレビなどでは私も座席を掃除しているシーンは見たことがあるのですが、現実で、しかも床を掃除している所は見たことがありません …