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夏の暑い時にはシャツを重ね着したほうが涼しい!? 意外なメリットとは?

投稿日:2019年4月8日 更新日:

じりじりと暑さの厳しい夏は汗もかきますし、できるだけ薄着で過ごしたいと考えてしまいます。

 

しかし、実はシャツの重ね着をしたほうが涼しく、快適に過ごすことができます。

 

意外なようですが、涼しくなるのにはちゃんとした理由があります。

夏のシャツの重ね着、涼しいワケ

猛暑どころか酷暑とも表現される近年の夏の暑さですが、少しでも涼しく、快適に過ごしたいものです。

 

暑さくる汗も厄介ですが、体温の調節がうまくできないことからの熱中症も心配です。

 

涼しく過ごすためには薄着、風通しのよい格好が一番なように思いますが、重ね着をしたほうが涼しく過ごせます。

 

サラリーマンを代表するように、一般的に会社勤めの方は季節を問わずワイシャツやシャツが基本的なスタイルです。

 

シャツの下には肌着やインナーを着用しますが、このインナーが涼しく過ごすための重要なポイントなのです。

 

体温が上がると汗がでますが、汗が蒸発する時に熱が奪われ体温を下げます。

 

汗をかくことで体温を下げる役目をしているのです。

 

この時に体にぴったりとフィットするようなインナーを着ていると汗をまんべんなく吸収してくれるので、体温の上昇をより抑えることができます。

 

身体にフィットしたサイズのインナーの上にシャツを着ることで、肌とシャツの間に余分な空気の層ができず、より体温を放出する効果が上がります。

 

女性でもブラウスの下にはインナーを着られると思いますが、同様の効果があります。

 

また、普段の生活でもシャツやTシャツ、カットソーの下にインナーを一枚着るだけで、体温の調節と汗の対策にとても効果的で涼しく、快適に過ごすことができます。

 

夏でもインナーは常識、当たり前と思われる方もいるかと思いますが、一見暑苦しそうな夏場のシャツの重ね着を活用してみてはいかがでしょうか。

夏のシャツの重ね着、メリット

シャツの下にインナーを着ることで体温調節を助けてくれ、ほどよい通気性もうまれ、涼しくなるだけでも助かるのですが、ほかにもメリットがあります。

 

気温の上昇に伴い、体温も上がるとどうしても汗をかいてしまいます。

 

インナーを着ることで汗を素早く吸収して外に発散してくれるので、汗のニオイや肌へのベタつきが軽減します。

 

大量の汗をかいてしまってもインナーのおかげで上に着ているTシャツやシャツにひびかないのも嬉しいポイントです。

 

外でたくさんの汗をかいたあとに冷房の効いた室内に入り気温差についていけないように感じた経験はありませんか?

 

冷房で冷えた室温で一気に体温が奪われて、寒くなってしまう、風邪をひき体調を悪くしてしまうことが意外と多くあります。

 

そのようなときの対策としてもインナーを着ていることで体温の調節を適度にコントロールしてくれることもメリットです。

 

電車での移動中は冷房もきいていて快適なのに、一歩ホームに降りたとたんに感じる熱気と湿気の温度差には毎度「うっ」となってしまいます。

 

逆に、暑い中を歩いた後に入ったお店との気温差についていけず、震えがきたことも何度もあります。

 

常に一枚羽織物やストールを持ち歩くよりもインナーを着ていたほうが女性にとってはいいのかもしれません。

夏の重ね着を涼しいものに!最適なインナーとは?

夏のシャツの重ね着にインナーの果たす役割の大きさについて紹介してきました。

 

夏場の重ね着に最適なインナーにはどのようなものがあるのでしょうか?

 

一般的に100mlの汗をかくと、1℃の体温の上昇を防ぐと言われています。

 

体温よりも気温のほうが高い夏の屋外に長時間いるときにはどんどん汗をかかないといけないことになります。

 

汗を素早く吸収しつつ、素早く乾燥もさせ、体温がどんどん上がらないようにサポートするインナーがベストです。

 

吸収性が高く、速乾性もあることが必要になります。

 

綿100%の下着は肌触りがよく吸水性が高いのですが、速乾性が悪いのが難点です。

 

夏のインナーとしては多少不安かもしれません。

 

レーヨン系の繊維やポリエステルの細い糸のマイクロ糸を使用した、吸水性が高く速乾性の良い繊維のインナーが最適です。

 

化学繊維が苦手といった場合やや綿の肌触りが好きといった場合には、綿と他の繊維と合わせた素材を選ぶことで、綿の肌触りながら吸水性・速乾性を高めたインナーを見つけることができます。

 

また、サイズ選びも重要です。

 

あまりにもぴったりとしてしまうサイズのインナーは、汗をかいた時にべったりと肌に張り付きやすくなります。

 

ほんの少しゆとりのあるサイズで通気性のよいインナー選びが大切です。

 

肌とインナーの間に風を通すことで通気性がよくなり、速乾性もよくなることにもつながります。

 

編み地がメッシュタイプの生地も通気性がよく、速乾性効果も高いインナーとしては便利です。

 

夏はやはり薄着の季節でもあります。女性はとくに下着のラインが透けない、ひびかないといったシームレス性も重要視するポイントではないでしょうか。

まとめ

・夏は汗をかきやすいのでシャツの下に身体にフィットするサイズのインナーを着ることで、汗を吸収し体温を下げてくれる。また、シャツとの間にほどよい空気が入るので通気性もまし、涼しく快適に過ごすことができる。

 

・インナーを着ることで汗を吸収し、べたつきや匂いを防ぐ効果もある。屋外から室内への移動での気温の変化で体温調節がうまくできず、冷えてしまう、体調を崩してしまうということも防ぐメリットがある。

 

・汗を素早く吸収しつつ、素早く乾燥もさせ、体温がどんどん上がらないようにサポートするインナーが夏にはベストである。サイズもきつすぎず、ほどよいフィット感のほうが通気性もよくより涼しい。

 

夏は風通しよく、薄着のほうが快適だと思っていたので、インナーの効果の高さに驚くばかりです。

 

夏の暑さに負けず少しでも涼しく過ごすためにも、手持ちの夏服とインナーのデザイン、機能を見直してみることが大事なように感じます。

 

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