水性ペンのインクが出ない時の復活方法とは? おすすめ3選!
投稿日:2019年4月9日 更新日:
皆さんは、水性ペンを使ったときにインクが出なくなった時、ありますよね。
重要な時に限ってインクが出なくなったりすると、他のペンを探したり、買ったりするのが面倒だと思います。
しかし、水性ペンはいくつかの方法で出なくなったインクを復活させることができるのです。
今回は、水性ペンのインクの復活方法を3つご紹介します。
水性ペンのインク復活方法その1:水につける
インクを復活する方法の一つ目は、水につけるということです。
まず、容器に水を入れます。容器といってもお皿やコップほど大きな容器ではなく、ペットボトルのキャップのような小さな容器で大丈夫です。
次に、インクの出なくなった水性ペンのペン先を容器の中の水に浸します。
ここで、インクが滲んでくるので書けなくなるのではと思うかもしれませんが、そうではないのでご安心ください。
そして5分待った後、いらない紙に試しに書いてみてください。
インクがしっかりと付いたならばそれで大丈夫です。
しかし、出ない場合はしばらく時間を空けないといけません。
時間をしばらく空けることでペンの中に水が少し浸透し、インクが出やすくなります。
この復活方法は、インクが乾いて固まっていることが原因の時に効果を発揮します。
水性ペンのインク復活方法その2:アルコールにつける
インクを復活する方法の2つ目は、アルコールを入れるということです。
まず、無水エタノールなどのアルコール系成分を用意します。
それをペンのキャップに入れで、キャップを閉めます。
この時、アルコールの量はキャップを閉めて溢れない程度に調整してください。
いっぱいに入れてしまうと確実にこぼれてしまいます。
次に、キャップを閉めたら10分間放置します。
10分経ったらキャップを開けて中の液体を捨て、いらない紙に試し書きをしてみてください。
この方法は、アルコール切れが原因だと効果を発揮します。
ペンの中には着色料だけでなく溶剤が含まれており、この溶剤は主にアルコールでできているからです。
キャップを外したまま長時間放置していると溶剤であるアルコールが蒸発し、乾いてしまうのでペンが書けなくなってしまいます。
水性ペンのインク復活方法その3:インクを補充する
インクを復活する方法3つ目は、インクを補充するということです。
この方法はもちろん、インクが切れた時に効果を発揮します。
アルコールを補充するときと同じようにします。アルコールのところを、インクに変えるだけで再び使えるようになります。
ペン自体を変える方法が最も確実ですが、節約するときなどはこれらの方法を試してみましょう。
水性ペンを長く使うには?
水性ペンを長く使うのにはもちろん、正しい使い方をすることが必要になります。
自分では正しい使い方をしていると思っても、実はそれがペンの寿命を短くする原因になっていたりします。
長く使うには、ペン自体の置き方が重要です。
ペンは必ず横向きにおいてください。横向きに置いてないと、比重の違う着色料とアルコールが分離してしまいます。
そうなると文字が薄くなったり、逆に濃すぎたりします。
薄くなる原因は、ペンを上向きに置くことです。
ペンの成分の中で比重が重たいのは色を付ける着色料です。
ほかの成分であるアルコールや樹脂などは上に残り、着色料は下に沈みます。
このような状態になると書けないことはないですがペンの色が薄くなってしまいます。
逆に下向きに保存した場合、着色料が目詰まりしてしまいます。
上向きで置いた時とは逆に比重の重たい着色料は下の方に沈んでしまうため目詰まりしてしまうのです。
油性ペンのインク復活方法は?
油性ペンのインクが出なくなった時も、水性ペン同様、復活方法はあります。
それは、除光液に浸すということです。
女性の方なら、マニキュアの時に使うので持っている人がいるのではないでしょうか。
除光液をペンのキャップに入れ、ペン先に10分ほど浸します。
これもこぼさないように注意してください。
浸した後、使った除光液は真っ黒になるため、こぼさないよう慎重に捨てます。
油性ペンが書けなくなるのは、インクの乾燥です。
インクは乾燥すると固まってしまうので、それを溶かしてあげればよいのです。
除光液に使われる「アセトン」という成分が固まったインクを溶かしてくれます。
まとめ
・水性ペンのインクは、アルコールに浸したり、水に浸したりすることで復活させることができる。
・新しく買うことが最も確実だが、節約するなら復活方法を試した方が良い。
・ペンは水平に置くことで成分の分離を防げるため、インクが長持ちしやすい。
執筆者:woodbat
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