雑学

電車や汽車の警笛の仕組みは? どうやって鳴らしている? 車のクラクションの仕組みも合わせて解説します!

投稿日:2019年4月4日 更新日:

皆さんは、電車や汽車に乗ったときに、警笛を聞いたことがあると思います。

 

私は小さいころ、電車がよく通るところに住んでいたので、警笛の音から、大体どのくらいの距離を電車が走っているか推測することが好きでしたが、今はもう推測すらできません。

 

このような警笛ですが、いったいどのような仕組みなのでしょうか。

 

今回は、電車や汽車から出る警笛の仕組みをご紹介します。

電車の警笛の仕組みは?

電車の警笛は、一般的には電気を使います。

 

形はラッパのような形をしており、運転手のいる部屋の床下や電車本体の前面に埋め込まれていたりしているので、車両によって警笛のある場所は様々です。

 

通勤によく使われるような電車、あるいは私鉄車両などは床下にあることが大半で、急行や特急で使われる電車は前面に埋め込まれていることが多くあります。

 

電車の警笛はホームを通過するとき、または発車するときに使うため、周辺にいる乗客を驚かせないよう、柔らかい音が使えるような電車が多くあります。

 

もともと警笛は遠くにも聞こえるように音が大きく設定されているので、こういった小さな配慮は嬉しいですよね。

 

電車の警笛は電気で動くので、床にあるペダルを踏むと警笛が鳴るという仕組みがほとんどです。

汽車の警笛の仕組みは?

一般的に汽車と呼ばれる蒸気機関車の汽笛は、ボイラーの上にあります。

 

その汽笛は蒸気を使って鳴らしています。

 

汽笛には「共鳴室」と呼ばれるものがあり、1個の場合は高い音が出て、共鳴室が多くなればなるほど低い音になります。

 

運転手のいる部屋の汽笛の取っ手を開くと汽笛の弁が開き、蒸気が出て汽笛が鳴ります。

 

蒸気機関車のほかに、ディーゼル機関車というものがあります。その汽笛は筒の形をしていて、圧搾された空気を使用して音を出します。

 

汽笛は運転手がいる部屋の真上にあることがほとんどで、鳴らすと甲高い音がします。

 

汽笛用の弁の取っ手を押し下げると弁が開いて空気の通り道ができ、汽笛を鳴らすことができます。

車のクラクションの仕組みは?

電車と汽車の警笛の仕組みは分りました。

 

では、皆さんが良く使うであろう、車はどうなのでしょうか。

 

小学校のころ、理科の時間に作った電磁石のブザーは覚えていますか。

 

実は、それと車のクラクションは、同じ原理なのです。

 

クラクションの見た目は平たい円形をしており、大きさは直径10センチほど。

 

ボンネットの中の前の方にあります。

 

車のハンドルを押すと電気が流れ、ホーンにある鉄片が吸い付けられます。

 

そして、磁石が切れると鉄片は戻ります。それを繰り返し、音はなります。

 

クラクションの音で、ビーという音が鳴るのはこの平たい円形の振動板で、少し高い、パーという音は、渦巻きの形をしています。

クラクションの正しい使い方とは?

クラクションというものは、道路交通法により「警音器」とされています。

 

なので、間違った使い方をしてしまうと法律に違反するとして、罰則が設けられています。

 

まず、警音器を鳴らさなければならないときです。

 

一つ目は左右の見通しのきかない交差点や道路の曲がり角などで、道路標識に指定されたところを通行しようとするときは、鳴らさなければいけないということです。

 

二つ目は、山地の道路や、曲折の多い道路などで道路標識に指定されたところでは鳴らさなければいけません。

 

鳴らさなければいけないとき以外にクラクションを鳴らしてしまうと、法律違反となってしまいます。

 

上に書いた事件のように、「前の車が進まないからクラクションを鳴らした」というクラクションの使い方は、実は間違っているのです。

 

ですが、合図をするためにクラクションを鳴らしたからといって違反であると警察から指摘されるようなことはほとんどありません。

 

これはおそらく、交通をスムーズにするために行っているため、社会的には悪いことではないとされていると思われます。

 

しかし、それでも法律は法律なので、指定されたとき、事故が起こりそうなときにだけ使うようにしましょう。

まとめ

・電車の警笛は一般的に電気を使い、運転室の床にあるペダルを踏むと鳴ることが多い。

 

・汽車の警笛はボイラーの上にあり蒸気を使う。運転室にある取っ手を操作すると警笛が鳴る。

 

・自動車のクラクションは、電磁石のブザーと同じ原理をしており、平たい形をしている。もう少し高い音のクラクションは、渦巻きの形をしているため、高い音が鳴る。

 

-雑学

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

学校の不思議! なぜ理科室、家庭科室の椅子は背もたれがないのか?

学校には理科室や家庭科室があると思いますが、その教室の椅子には背もたれがついていましたか。 ほとんどの学校にはこれらの教室の椅子に背もたれはついていません。 背もたれが無くて、もたれることができず少し …

マンホールの丸いものと四角いものの違いとは? 気になる疑問を解決!

いつも何気なく通る道。車を運転していたり、自転車に乗っていたり、歩いていたり…   そこには標識や信号、点字ブロック等など、私たちが安全に過ごす為に無くてはならないものや便利なものが沢山あり …

豆腐の名前の語源, 由来は? その歴史は? 決して豆が腐ってるわけではありません!

皆さんは、豆腐を一度は食べたことがありますよね。   朝ごはんの味噌汁や麻婆豆腐など、豆腐は料理において幅広く使われています。   そんな豆腐は「豆に腐る」と書きます。 &nbsp …

フィギュアスケートの採点方法の歴史を徹底解説! 結構大きく変わっています。

時代が流れると、色々な常識やルールの改変というのが行われます。   それは野球や陸上といった長く続いていたものや、大勢の人がかかわるスポーツでも同じです。   フィギュアスケートも …

冷やし中華の食べ方は? 混ぜる派? 混ぜない派? 正しいマナーはある?

夏の食べ物の定番といえば冷やし中華。   「冷やし中華始めました」というフレーズは、 夏の訪れを感じさせてくれるものです。   そんな冷やし中華ですが、実はその食べ方をめぐって、 …