制服のチョーク汚れの上手な落とし方を3つ解説します! 基本的にはシミ抜きと同じ要領で!
投稿日:2019年4月4日 更新日:
皆さんの家庭では、制服を何枚用意していますか。2枚ですか?それとも3枚ですか?
制服は夏服が1枚、冬服が1枚という家庭が多いです。
そのため、スカートやズボンが汚れてしまうと、次の日に着る制服がなくなってしまいます。
しかし、制服というのは案外汚れる状況が多いものです。
中学生や高校生は、椅子だけでなく教室の床や体育館の床にそのまま座ることもあります。
給食やお弁当・調理実習の調味料が制服につくこともあります。転倒して血液や泥がつくこともあります。
特に、毎日触れる黒板のチョークの汚れ、何気なく触れていますが、いつの間にかブレザーの背中やスカート、ズボンについていることが良くあります。
汚れによっては、そのまま放置しておくとシミになってしまい、落ちなくなることもあります。
それでは、こういった汚れはどうしたらいいのでしょうか。
今回は、制服についてしまった汚れ、特にチョークの汚れやシミの落とし方についてご紹介しましょう。
制服についたチョークの汚れの落とし方1: まずはパッと払う
制服や服にチョークの汚れがついた場合は、まずはパッとはらっておきましょう。
軽くついたチョークの汚れは、さっとふり落とすだけで、ほとんどは落とすことができます。
特に、ポリエステル素材の制服は、汚れがついてすぐなら、きれいに落ちます。
公立中学・高校の昔ながらの学ランや女子のスカート・ブレザーではポリエステル素材の制服が多く使われています。
しかし、おしゃれな制服には毛や毛とポリエステルの混紡のものが多く使われています。
特に私立の中学や高校は、ポリエステル100パーセントの制服というのはあまりありません。
手で払ってチョークが落ちなければ、ほぼ間違いなく毛の生地が使われていると考えていいでしょう。
そのような時にはどうすればよいのでしょうか?
制服についたチョークの汚れの落とし方2: シミ抜きと同じ要領でいけます! 上手な洗い方!
高校の制服や私立の中学校で使われている毛の生地は、繊維の隙間にチョークの粉が入ってしまうことがあります。
この時は、パッとはらっても落ちない、ついてから時間がたってしまった場合は、洗って落とすことになります。
洗って落とすといっても、ただゴシゴシと洗ってしまうと、チョークの後が広がってしまい、クリーニングで落とさないとシミになってしまうこともあります。
さて、どうすればいいでしょうか。
答えは「シミ抜きと同じ」です。
チョークの汚れは水溶性の汚れになるため、水で落とすことができます。
きちんと落とせば、クリーニングの必要はありません。
手順は以下のようになります。
家庭にある固形石鹸、または食器用洗剤を水で薄めます。
洗剤液を歯ブラシにつけて、シミの部分にトントンと叩くようにして、シミを落とします。
この時、制服の生地の下にタオルなどを敷いておきましょう。
毛の繊維の場合は、ゴシゴシとこすると繊維が傷みますので、こすらないように注意して下さい。
汚れが落ちたら、水で濡らしたハンカチを押し当てて、洗剤分をハンカチに移します。
洗剤分が抜けたら、乾いたティッシュなどで水気をふき取ります。
スカートやズボン、ブレザーについたチョークのシミはこのようにして落とします。
ティッシュで水気をとったら、充て布をしてアイロンをかけておきましょう。
白いブラウスやワイシャツについた場合は、固形石鹸や食器用洗剤でシミを落とした後、スプレータイプの漂白剤をつけて洗濯機で洗いましょう。
色付きのブラウスやワイシャツの場合は、あまり漂白剤を使うことはお勧めできません。
どうしても使う場合は、色柄用漂白剤を使用します。
目立たない場所に綿棒などで付けてみて、大丈夫だったら使ってください。
ブレザーやズボン、スカートがポリエステルの場合は漂白剤を使わずに、洗濯用ネットに入れて洗濯機で洗濯をして下さい。
制服についたチョークの汚れの落とし方3: 最終手段はセスキ炭酸ソーダ。ただし生地が痛みます
それでも落ちないチョークの汚れは、セスキ炭酸ソーダで落とすと良いとあります。
しかし、制服のジャケット、ブラウス、ズボン、スカートは生地が傷んでしまうこともあります。
制服での利用はお勧めできません。
同じ汚れでも、制服の素材によって仕上げかたも違いますので、注意してください。
学校でつく汚れは、靴下の泥汚れ以外なら、チョークのシミ抜きと同じ方法で、ほとんど落ちます。
他の汚れの時も、試してみて下さい。
まとめ
・中学生や高校生でも制服は汚します。中でもつきやすいのがチョークの汚れです。
・チョークの汚れは家庭用の固形石鹸や食器用洗剤を水で薄めたもので落とすことができます。
・制服生地の素材によって、洗濯機で洗えるものと洗えないものがありますので、注意して仕上げましょう。
毎日洗濯できない制服だからこそ、汚れがシミにならないように、その時その時で落としておくと良いですね。
執筆者:woodbat
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