あり? なし? 卒業アルバムを捨てる人の心理とは? 後悔しない? 捨て方も解説!

保育園、幼稚園から大学に至るまで、節目の年に手にする卒業アルバム。

大事にいつまでもとっている人もいれば、さまざまな事情から思い出の品となる卒業アルバムを捨ててしまう人もいるようです。

後悔しない捨て方、考え方についてまとめてみます。

卒業アルバムを捨てる? 捨てない? その心理とは?

卒業アルバム、大事にしまってありますか?それとも処分していますか?

わたしは実家のどこかにしまってあるのだろうなと思っていますが、正直どこにあるかまでのはっきりとした記憶はありません。今まで見返したこともありません。

こうやって考えると処分してしまってもいいのかもしれないです。

中には、学校であまり良い思い出がなく卒業後思い出したく無かった、自分には必要ない物だと思ったからという理由で卒業と同時にさっさと処分してしまう人もいるようです。

少数派になりますが、性転換した人や整形した人も捨てることが多いようです。

他にも、「卒業アルバムは大切なもの」という認識がない、思い出は思い出としてあるが、写真やアルバムはただの「モノ」であって執着がないという人もいます。

引っ越しや人生の節目に思い切って捨てるという人も少なくありません。

捨てる人達に共通しているのは「捨てる」という行為をすることで、過去と決別できる、前向きに自分の将来をみつめられるようになる、気持ちがスッキリするということです。

ハサミでバッサリと切るようなイメージで「過去」や「不要なモノ」と決別することは生きていく上でけじめをつけるいいチャンスなように思います。

良い思い出がなかった、楽しい学校生活ではなかった、どこかで無理して過ごしていたような人にとっては手元に残しておいて憂鬱になるよりは処分してしまったほうが精神的にいいはずです。

わたしのように存在していることすら忘れているような人は、サイズも大きく、厚みもかなりある卒業アルバムを処分することで有効に使えるスペースを確保できるようになりそうです。

ミニマリスト、Less is more（レスイズモア）といった考え方や生き方もよく耳にするようになってきた気もします。

必要ないと思ったものは持たず、現状の生活にあったものだけに囲まれた生活は心にもゆとりが出てくるのかもしれません。

卒業アルバムを捨てて後悔しないために…

さまざまな理由から卒業アルバムの処分を決め、いざ捨ててしまってから捨てなかったらよかったと後悔する人も少なくありません。

まず、捨てると決意したら１ページずつ見返してみるといいかもしれません。

見返している最中に見るのがもう嫌と感じる、一通り見ても感情的になることがないといった場合にはもう未練がないと考えて問題ないと思います。

見返している最中に思い出に浸るようなことがあれば、後悔する可能性もあるので捨てる時期をもう少し見極めるべきだと思います。

学生時代に「良い思い出が無い」という人にとっては目につく度に嫌な気持ち、憂鬱になってしまいます。卒業アルバムを早い段階で処分してしまったほうが人生においてメリットになります。

良い思い出のないものを捨ててしまっても後悔はなく、むしろ気分が晴れることにつながるはずです。

また、卒業アルバムはサイズか大きく、場所をとってしまいがちです。

引っ越しや断捨離の一環として処分する場合には捨てることを悩んでしまうかもしれません。

保管していても何度も読み返すことがない雑誌や新聞を捨てるように、読まないものは邪魔と考えて処分してしまうとスッキリできるのではないでしょうか。

いざ決心し、捨てると決めたときも卒業アルバムのページを写真に撮り、データで保存しておくと万が一の時も安心かもしれません。

卒業アルバムはどうやって捨てるべき?

卒業アルバムを処分する際に困ることが処分の仕方です。

卒業アルバムには個人情報がたくさん載っているもので、しっかりとした処分をしないと第三者に持ち去られ、情報が流出してしまうので注意が必要です。

燃えるゴミだからとごみの日に出すことは可能ですが、安易な捨て方をしないよう配慮が必要です。

トラブルにならないような処分の方法をいくつか挙げてみます。

・燃やす

復元されることもなく、完全に消し去る効果的な方法です。

厚さと大きさがあるので、できるだけ小さく切ってから燃やすほうがきれいに燃やしきることができます。

・シュレッダー

燃やすよりも安全性が高い処分の仕方です。

ページに厚さがあるので手動シュレッダーでカットすると労力をとても使う上に、復元されてしまう可能性もあります。

自動シュレッダーのマイクロクロスカットタイプを使うことで、確実に情報を保護した処分ができます。

・業者に依頼する

機密事項が記載された書類を処分してくれる業者がいます。

身近な業者だとクロネコヤマトがこのようなサービスを行っているようです。

卒業アルバム専門に取り扱っているというわけではないですが、個人情報を流出させることなく手軽に処分することができる方法です。

卒業アルバムを捨てる心理, 捨て方まとめ

・学校生活に良い思い出がなかった、思い出とモノを別々にとらえていて卒業アルバムそのものに執着がない、過去と決別したい、収納スペースを確保したいといった理由から卒業アルバムを捨てる人は多い

・いざ捨ててしまってから後悔することがないよう、捨てるタイミングの見極めが重要。万が一のために卒業アルバムをデータ化して保存しておくのも一つの手

・卒業アルバムは個人情報の塊でもあるため、捨てる際には完全に情報が漏れないような処分の仕方を検討するべきである

つらい過去や嫌な思い出と決別したい人にとって卒業アルバムの存在は苦痛でしかないというのは非常に理解できます。

心機一転のために捨てて、少しでも前向きに過ごせるほうがいいはずです。

わたしも実家を倉庫代わりにしている節がありますが、思い切って断捨離することも必要だなと感じています。