学生生活

高校の先生にお歳暮やお中元を渡せる? 塾の先生だったら?

投稿日:2018年12月31日 更新日:

結論から言ってしまうと、先生にお歳暮やお中元を渡すのはやめましょう。

 

特に公立の先生は、公務員ですので受け取ることができません。

特に、金券などは贈収賄になりますので、犯罪になってしまいます。

 

そのため、先生はお歳暮やお中元を受け取ることができません。

ですから、渡すのもNGです。

 

それでは私立なら良いのか、と考えてしまうこともありますね。

私学の高校では先生にお歳暮やお中元を渡す方が良いのでしょうか?

 

渡すとしたらどんなものが良いのでしょうか?

高校の先生へのプレゼント

高校では、個人的に親からの贈り物をもらうことを禁止している学校もあります。

 

しかし、お世話になった、先生に何か御礼をしたい、ということもあります。

例えば、病気の時に家まで送ってもらった、部活と担任の両方でお世話になった、受験の時に親身になって相談に乗ってくれたなど様々です。

 

しかし、高校の先生はそれが仕事で、特別なことではありません。

そのために、過重労働で過労死してしまう人もいるのですが。

 

最近では、先生の仕事を逸脱したものまで、親が求めているものがあります。

例えば、友人関係やバイト先でのトラブル、学校外での事件。

中には夫婦間のことまで、子どもがその学校に所属しているという理由で、責任を押し付けている親もいます。

 

マスコミの勘違いから、世間は「教師」の仕事以外も、押し付けて報道していますね。

そういったことでお世話になったから御礼がしたいと考えるなら、逆にそういったことで先生の手を煩わせないことこそプレゼントです。

 

形ある物を送る前に、先生には時間をプレゼントしてあげて下さい。

先生にプライベートという時間を作っあげて下さい。

 

それこそが、一番のプレゼントです。

お歳暮やお中元など受け取れないものをもらっても、先生には迷惑です。

高校の先生は誰からなら、どういうものなら受け取るの?

しかし、先生も人間ですのでこういった贈り物は受け取る先生もたくさんいます。

例えば、生徒から受け取るバレンタインのチョコレートや、学年末にクラス全体から贈られる花束や色紙といったものです。

 

出産や結婚の時に、親や子どもたちがお金を集めてプレゼントをすることがあります。

こういったものは、受け取ることがあります。

 

また、卒業の際に、クラス全体、保護者全体からのプレゼントはありますが、個人的にお世話になったことを御礼にしたいなら、子どもからプレゼントさせましょう。

 

アルバイトの範疇、お小遣いの範疇で、子どもから贈られるものなら、先生も喜んで受け取ってくれます。

しかし、これも気にする先生はいます。

せっかく用意したのに、受け取ってもらえないのは、もったいないですね。

 

事前に周囲の人から確認をしておくことも大切です。

高校の先生にどうしても贈り物を渡したい!

どうしても、先生に御礼の意味でお中元やお歳暮を贈りたい、渡したいなら卒業後にしましょう。

子どもが卒業をした後なら、何の問題もなく、個人として贈ることができます。

 

この時も、子どもが就職をし始めてもボーナスで御礼の意味を含めて渡す、といった方が先生も受け取りやすいかもしれません。

 

先生が好きなものを知っていれば、それに関するものも良いですが、解らなければ他の先生と分けてなくなるお菓子などが良いです。

先生個人に贈ることに抵抗があるなら、学年全体や、教科の先生、学校の先生がみなさんで分けられるものも良いです。

 

学年全体の先生に贈るなら、在学中でも問題はありません。

個人間のお歳暮やお中元は問題はあっても、学年全体、教科全体、部活でお世話になっている先生全体に贈る、という意味合いがあるのもなら、在学中も受け取ってもらうことができます。

 

その場合も、先生がみなさんで分けることができるお菓子類をお勧めします。

飲み物でも良いですが、学校ですのでアルコール類はご法度です。

気を付けて下さい。

高校の先生がもらっても困るもの

みなさんもそうだと思いますが、残るものは自分の好みと好みではないとでもらっても困るものがありますね。

 

特に先生は、受け取って残るものは正直困ります。

洗剤やタオルなら使うだろうと思われますが、趣味に合わない、自分の好みではないと使わない先生もいます。

 

特に、都内の先生は同世代の職業ランキングで常にベスト10に入るくらい経済的には裕福です。

中には、自然なものにこだわっている人もいますので、意外と難しいです。

 

また、普通なら良いだろうと思われる調味料も困る時があります。

 

独身の先生の中には、忙しすぎて家で食事を取らない人もいます。

こういった先生にとって、調味料をもらっても使い切ることが難しいのです。

 

家庭を持っているからいいだろう、と思われるかもしれませんが、都内の先生の多くは中食、つまりデパートの惣菜などを利用し、子どもがいても、数カ月に一度程度しか料理をしない、という先生もいます。

 

千代田区では、忙しすぎて、家族内でもほとんど料理を作らない、親が料理をしているところを子どもに見せないといった家庭を持つ先生もいるくらいです。

 

また、アルコール類も飲まないという先生もいます。

コーヒーは好きな方が多いですが、お茶もペットボトルで済ませてしまう人も多くいます。

 

一番良いのは、先生の皆さんで分けてしまってなくなるものです。

個人的にもらっても、ほとんどの先生は職員室で他の先生と共有しますので、お菓子類が一番喜ばれます。

高校の先生と違って塾の先生は受け取る

同じ先生でも、塾や予備校、大学の先生は受け取ります。

塾や予備校、大学の先生は「先生」という名前ですが、「教員免許」を持っていないこともあります。

 

呼び方上便利なので、先生という名前を使っているだけで、これといった拘束はありません。

高校までの学校の先生は「聖職」になりますが、塾の先生は勉強を教えるものの、普通のサラリーマンと変わりません。

 

大学も文科省の管轄ですが大学は「研究機関」です。

そのため学校とはちょっと意味合いが違ってきます。

まとめ

・基本的に先生個人へのプレゼントは贈収賄になりますのでやめましょう。

 

・先生にプレゼントをするときは、クラス全員、学年全体など個人でない形が良いです。

 

・個人的に贈り物をするなら、卒業後にしましょう。できれば、子どもからの方葉喜ばれます。

 

・学年全体の先生に贈るならお菓子などが喜ばれます。

 

高校とは言え、学校の先生は聖職です。

お歳暮やお中元を受け取ることはできません。

もし、何かをプレゼントしたいなら、先生に自由な時間を、休むための時間をプレゼントしてあげて下さい。

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