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鯖缶の気になる開封後の賞味期限や保存方法を解説します! 冷蔵庫で? それとも冷凍?

投稿日:2019年2月26日 更新日:

スーパーの缶詰コーナーに行くと、鯖缶のところだけ「品切れ」の札があることに気が付いていますか?

 

今「鯖缶」が大ブームです。

 

鯖ブームは数年前から起こっていましたが、2018年に色々なテレビ番組や本で取り上げられてから、ますます鯖缶が売れるようになってしまいました。

 

おかげで、今ではスーパーの鯖缶売り場は、品切れが続出しています。

 

そんな鯖缶ですが、一缶を一気に食べきるのは結構大変…保存をしたい、という方も多いのではないでしょうか。

 

そこで気になるのが、鯖缶を開けたら、どれぐらいの期間保存できるのか、ということだと思います。

 

今回は、今大人気の鯖缶の、開封後の賞味期限と保存方法についてお話しましょう。

鯖缶開封後の中身の保存方法と日持ち: 冷蔵保存をする場合

鯖缶には、鯖そのものはそれほど大量に入っているわけではありませんが、ほとんどの缶詰に4~5切れほどの鯖の切り身が入っています。

 

1人暮らしの場合は、一食で2切れ食べても、残り2切れが余ります。そこで保存が必要になってくるわけですね。

 

保存の際にまず大切なことは、缶から別の容器に移し替えることです。

 

缶は開けた瞬間から腐食が始まるので、鯖を入れたままにすると鯖も腐食に巻き込まれてしまいます。

 

鯖に限らず、缶詰のものは、開封したら他の容器に必ず移して保存をするようにしましょう。

 

移すときは、できるだけ他の菌がうつらないように、きれいな箸を使い、しっかりと蓋を閉じます。

 

鯖と缶詰の中の汁を一緒にタッパーなどの密封容器に入れておきましょう。

 

お昼や夕飯でその日のうちに必ず食べる場合は、器に入れてラップをして冷蔵庫でも大丈夫です。

 

密封容器の場合でも、できれば2日以内に食べきるようにしましょう。

 

加熱調理する場合は3日後ぐらいでも大丈夫ですが、あまり危ない橋は渡らないほうがよいと思います。

鯖缶開封後の中身の保存方法と日持ち: 冷凍保存したい場合

鯖缶は開けた後、冷凍をすると品質が変わりますので、そのまま食べたいなら冷凍はお勧めしません。

 

冷凍をした場合は、そのまま食べるのではなく、調理の材料として使いましょう。

 

密封容器に入れる時も、冷凍は汁を入れずに身だけを入れる方が良いです。

 

冷凍をしても、1週間くらいをめどに食べて下さい。

鯖缶が日持ちする加熱調理レシピ

そのままの風味を味わいたいなら、密封容器に入れても冷蔵庫で保存をし、2日後くらいには食べます。加熱するなら、3日後くらいでも大丈夫です。

 

いずれにしても、缶詰を開けたら、中身は早めに食べることをお勧めします。

 

鯖缶の加熱レシピとしては、野菜と一緒に炒める、炊き込みご飯の具に入れるというものがあります。

 

はんぺんの中に挟んでバターで焼くのも美味しいです。

 

鯖缶ブームの今、ネットでは色々なレシピが紹介されています。ぜひ、試してみましょう。

 

できれば開封したらすぐに食べてほしいので、そのまま食べるのが飽きてしまうなら、鯖缶の中身を皿に空けて、鰹節をかけたり、キムチを乗せたりと、色々な味で一度に食べきってしまうというのがベストです。

 

お茶漬けにしても美味しいですよ。

 

どうせ加熱するなら普通の鯖でもいいではないか、と思うかもしれませんが、普通のまさばは骨もあり臭みもあります。

 

そのまま炊き込みの具にするには、下処理が必要な場合もあります。

 

鯖缶は調理しやすいという点でも使いやすく、未開封なら保存しておくこともできますので、かなり優れものかもしれませんね。

 

鯖缶の賞味期限はどれぐらい信用できる?

鯖缶に書いてある賞味期限はあくまで「未開封」で保存した時のものですので、開封後は信用しちゃダメです。

 

また、「消費期限」と違って「賞味期限」はあくまで「美味しく食べられる期間」なので、過ぎても食べられることが多いです。

 

ただし、高温多湿のところに保存していたり、夏場だと賞味期限内でも痛んで食べられなくなることがあります。

 

缶の保存性は高いので、賞味期限内なのに中で腐っている・・・なんてことはあまりないですが、ものが傷みやすい梅雨や夏は少し注意しましょう。

 

賞味期限前後の缶を食べる場合、開けて見た目や匂いをちゃんと確認し、できれば加熱調理をして食べることをお勧めします。

まとめ


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・鯖缶は開封をしたらできるだけ早めに食べましょう。

 

・開封後保存をするなら、必ず密封容器に移し替えて冷蔵庫で保存をします。

 

・密封容器に移し替えても、そのまま食べるなら2日以内にしましょう。

 

・冷凍保存をする場合は汁なしで。解凍してもそのままではなく調理に使う。

 

・缶の賞味期限は未開封のもの。開封後は信用できない。

 

鯖缶は大ブームです。

 

しかし、ただのブームではなく、しっかりと健康効果が裏付けされた食材です。

 

だんだんと魚離れが進んでいる今ですが、簡単に食べられる鯖缶は、手軽に取れる魚です。

 

ぜひ、明日からの食卓に鯖缶を食べましょう。

-食材

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