フィギュアスケート, スピードスケート, アイスホッケーの靴の特徴や違いは?
投稿日:2019年1月21日 更新日:

同じスケートでも、フィギュアスケート・スピードスケート・アイスホッケーではスケート靴が違います。
一般のスケートリンクで貸してくれるスケート靴は、ほとんどフィギュアスケートタイプの靴になります。
そのため、スピードスケートやアイスホッケーの靴はテレビでしか見たことがない人がほとんどだと思います。
では、それぞれの靴に違いはあるのでしょうか?
フィギュアスケートの靴の特徴

フィギュアスケートの靴部分は私たちが普段履くブーツのようなもので、それをさらにフィットさせて、足の動きがスムーズになるようにしています。
材質は天然皮革となるため、他の競技の靴よりも高額になります。
足にしっかりとフィットしないとスムーズな演技ができません。
そのため、靴専用オーブンで革を足に合わせて仕上げるということをします。
スケート靴によって一番大切なのがブレード部分です。
ブレードはフィギュアスケート、スピードスケート、アイスホッケーと競技によって違います。
フィギュアスケートのブレードは、つま先部分とエッジでそれぞれ特徴が違います。
フィギュアスケートの靴には、他の靴にない「トゥピック」というつま先部分のギザギザがあります。
これがあることで、ジャンプをすることができます。
スピードスケートスケート用、アイスホッケー用の靴には、このギザギザがないため、ジャンプをすることができません。
エッジはU字型の溝があり、全体を氷面につける時(フラットエッジ)と、足の内側だけをつける時(インサイドエッジ)と、外側をつけるとき(アウトサイドエッジ)で滑り方が違ってきます。
ジャンプの時にこのエッジのどちらから踏み切るか、着地するかで「フィリップ」「サルコウ」といった名前がついていますね。
ステップの時も、どちらで氷を蹴るかでステップや氷に描くサークルも違ってきます。
スピードスケートの靴の特徴
スピードスケートには二種類の靴があります。スピードスケートでは普通のトラックとショートトラックがありますね。
それによってスケート靴も異なります。
スピードスケートの靴は、とにかくスピード重視のため、流線形の形をしています。
フィギュアスケーターがトリプルを跳ぶ前のトップスピードは、スピードスケートの選手と変わらないくらいと言われますが、スピードスケートの選手は、それをひたすら出し続けます。
そのため、靴がより安定するように足の甲のところに帯ベルトがついているものがあります。
形もまるで足袋のような形で足首までピッタリとフィットするようになっています。
普通のトラックとショートトラックの違いは、靴の部分ではなくブレードの部分です。
ブレードがフィギュアスケートのような丸みのある形をしているのが、ショートトラック用で、つま先部分がとがって出ているのが普通のスピードスケート用の靴になります。
スピードスケートの靴ブランドでは、小杉の他にオリンピック選手を大勢排出している、地元信州のSSSの手作りのスピードスケート用の靴が有名です。
同じスピードスケートでも、パフォーマンスによって靴を変えるというのはすごいですね。
フィギュアスケートでは、ステップの時やスピン、ジャンプといちいち靴を変えることができませんので、スケートすべての滑りができるオールマイティの靴になります。
アイスホッケーの靴の特徴
アイスホッケーの靴は、激しい動きに足が耐えられるような作りになっています。
靴部分はバスケットシューズのようなフォルムで足のすねを守るためのベロ、ふくらはぎ側にはバックタンがついています。
激しくそしてスピーディーな動きに耐えられるような作りになっていますね。
ブレードもフィギュアスケートのような細くしなやかなものと違い、耐久性重視のごついものになります。
エッジ部分を守るためのホルダーもついていて、フィギュアスケートで使用するためには、しなやかな動きがしにくい作りです。
アイスホッケープレイヤーは、足だけでなく氷、スティック、パックが靴に思い切りぶつかることもあります。
足を守るためにもしっかりとした靴が必要です。
安い靴は激しい動きに耐え切れず、すぐにへたれてしまいます。
子どものうちは良いですが、高校生以上でプレイをする場合は、良いものを購入しましょう。
アイスホッケーは靴の他にもヘルメットやグローブ、スティックも購入しなければならないので、靴があまり高額だとちょっと大変ですね。
フィギュアスケート, スピードスケート, アイスホッケーの靴の特徴と違いまとめ

・フィギュアスケートの靴は、選手の足にフィットするために、専用のオーブンで温めて形を作っています。
・フィギュアスケートの靴には、トゥピックと呼ばれるつま先のギザギザがあるからジャンプをすることができます。
・スピードスケート用の靴は、トラックによって二種類あります。
・アイスホッケー用の靴は激しい動きやぶつかりにも耐えられるように、ベロやバックタンといったものがついています。ブレードにも、ホルダーがついています。
同じスケートでも、形や機能が色々と違います。
それぞれに合わせた形やブレードがついています。スケートを始める時は、何の競技をするかによって靴が違ってきます。
必ず競技に合わせた靴を選びましょう。
執筆者:woodbat
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