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フィギュアスケートは世界では人気がないの? なぜ? その理由は?

投稿日:2019年1月24日 更新日:

元々、フィギュアスケートというのはそれほど人気があるスポーツではありませんでした。あれほど華やかな世界なのに、少し残念な気もします。

 

今は日本のフィギュアスケート人気がダントツで、どの国で大会を行っても、スポンサー企業のほとんどが日本の企業、観戦者も日本人が多いですね。

 

日本大会ではいつも観客席がいっぱいなのに、アメリカやヨーロッパの大会は以外と席がガラガラといった状態のようです。日本で、観客席がいっぱいに埋まるようになったのは、ここ20年ほどですから、今の日本のフィギュアスケートというのがすごいのかもしれません。

世界ではフィギュアスケートはなぜ人気がない? その理由は?

世界では日本ほどフィギュアスケートはそれほど人気があるスポーツではありません。しかし、スケートリンクは屋内外を含めて、日本よりも充実しています。

 

特に、アメリカやカナダは日本のように練習場に困ることもありません。そのため、わざわざペアやアイスダンスのスケーターが、アメリカで練習をしているくらいです。しかし、なぜフィギュアスケートの人気が高くないのでしょうか。

 

アメリカは色々なスポーツがあります。アメリカンフットボールに野球、バスケットはどの州でも人気で、仕事の後仲間で見に行ったり、プロを目指す人もたくさんいます。

 

個人のスポーツならテニスや陸上、体操、乗馬、ゴルフと多くのスポーツで一流と呼ばれれる選手がいます。アメリカは、色々なスポーツでそれぞれが得意なものを生かして大学に進学したりプロになります。サッカーも最近は強くなりましたね。

 

プロとして食べていけるスポーツがあるということが人気を高めるためには必要です。しかし、フィギュアスケートの場合はプロになっても試合をして勝ち負けを決めるのではなく、ショーとしての仕事になります。そこが、どうしても人気が上がらない理由かもしれません。

 

アメリカでは試合という形で、相手との闘いがあって勝ち負けが決まる競技が好きです。しかし、フィギュアスケートよりも、明らかな試合形式で勝ち負けが決まる競技の方が盛り上がるのかもしれませんね。

 

以前、フィギュアスケートの点数のつけ方に国の裏事情など不明慮なことがあったという過去の問題がありました。こういった問題も、白黒をはっきりさせたいアメリカという国の人には、あまり興味を持てないスポーツなのかもしれません。

世界では, 特に英語圏ではフィギュアスケートよりもアイスホッケーが人気

アメリカやカナダではスケートリンクがないわけではありません。むしろ日本よりもリンクがたくさんあるほどです。中でも、アイスホッケーの人気は高く、野球やバスケット、アメリカンフットボールに並ぶくらいの人気です。

 

アメリカ、カナダの人気はフィギュアスケートよりもアイスホッケーの方が高いようです。そのため、リンクがありスケートをすると、たいていはアイスホッケーの選手を目指します。そのため、アメリカもカナダも男女とも、アイスホッケーが強いですね。

 

アメリカドラマを見ていると、それがよくわかりますね。日本では朝の連続ドラマにフィギュアスケートの選手という言葉が出るくらいですが、アメリカでは人気のドラマの男子学生がやっているスポーツは「バスケットボール」「アメリカンフットボール」そして「アイスホッケー」になります。

 

日本はアイスホッケーがあまり強くないため、アイスホッケーの有名チームがなくなってしまうくらいですが、アメリカやカナダはその逆です。

世界でもロシアではフィギュアスケートが人気

同じヨーロッパでも、ロシアをはじめとする旧ソビエト兼は、フィギュアスケートやアーティスティックスイミング(シンクロナイズドスイミング)、バレエといった芸術的スポーツの人気が高いですね。

 

元々寒い国ですから、冬季のスポーツに人気が高いのは当然ですが、その中でもロシアはスキーよりフィギュアスケートの方が人気は高いようです。

 

冬季オリンピックで、スキーはオーストリアやアメリカ、カナダ、ドイツがメダルを独占します。スピードスケートはオランダやカナダ、チェコという国が上位を占めます。

 

その中でロシアは、フィギュアスケートのシングルスだけでなく、ペアやアイスダンスで上位に入る選手が多くいます。そのため、いくら日本のシングル選手が頑張っても、全ての競技に優秀な選手を持つロシアのフィギュアスケートは、団体になると圧倒的な強さです。

世界のその他の国ではフィギュアスケートは人気?

元々、スケートというものは中南米やアフリカ、オーストラリアといった熱帯の国や南半球の国では、競技をするのが難しいですね。

 

自然のリンクはもちろん、人工のリンクもほとんどありません。そのため、オーストリアやニュージーランドでは、ラグビーや水泳といったスポーツは人気がありますが、スケート人気はいま一つです。

 

もちろん、メキシコやブラジル、アフリカ諸国や中近東でフィギュアスケートをやるとしたら、それはかなりの贅沢になりますね。最近では、世界中で柔道は人気ですが、フィギュアスケートの人気は難しいようです。

 

それは、「ユーリオンアイス」というアニメでもタイのピチット・チュラノン、カザフスタンのオタベック・アルティンという選手が出てきますが、世界ランキングでは、イスラエルのビチェンコとスペインのフェルナンデス、カザフスタンのエリザベート・トゥルシンバエワの他は、ロシアや日本、アメリカ、カナダ、イタリア、スペイン、中国、韓国といった国の選手がほとんどです。

 

なかなか、他の国の人がフィギュアスケートをする、ということは少ないようです。

世界ではフィギュアスケートは人気がない?まとめ

・フィギュアスケートは日本が今一番人気です。世界の大会でもほとんどのスポンサーが日本企業になっています。

 

・試合をするプロ競技ではないフィギュアスケートは、アメリカではなかなか人気が上がらないのかもしれません。

 

・アメリカもカナダもリンクは充実していますが、ほとんどアイスホッケーに人気がとられているようです。

 

・ロシアは日本と並んでフィギュアスケート人気は高く、団体になると圧倒的な強さです。

 

・中南米やオーストラリア、アフリカなどでは地理的にフィギュアスケートの人気が上がるのが難しいようです。

 

今日本では人気のフィギュアスケートですが、世界では今一つ人気が伸び悩んでいます。それは、明らかに勝ち負けが決まらない競技ということが原因かもしれません。しかし、フィギュアスケートの点数のつけかたも、かなり変わってきました。

 

以前点数のつけ方に不明慮なことがあった過去から、白黒はっきりとした試合の点数がつきにくいフィギュアスケートも、随分と変わりました。これからフィギュアスケートの人気を上げるためには、選手もフィギュアスケートの世界全体も変わる時なのかもしれません。

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