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新生児の赤ちゃんの呼吸が「ヒッヒッヒッ」となる…これは病気?病院に連れていくべき?

投稿日:2019年8月18日 更新日:

産まれて間もない新生児の赤ちゃん。

 

授乳にオムツ替えにとお世話は大変ですが、小さく独特の香りがして愛くるしいものです。

 

意思疎通もまだまだままならないそんな新生児が突然「ヒッヒッヒッ」と呼吸したらびっくりして不安になってしまいます。

 

この「ヒッヒッヒッ」という呼吸は病気か何かで病院での診察が必要なのでしょうか?

新生児の呼吸が「ヒッヒッヒッ」…大丈夫?

泣くのを我慢するような、ちょっと息を詰まらせたような「ヒッヒッヒッ」という呼吸を新生児がするときがあります。

 

寝ているときに突然起こることが多いようです。

 

呼吸も「ヒッヒッヒッ」と数十秒から数分間続いたり、一瞬だけ「ヒッ」となったりと差はありますが、前後は穏やかに寝ているのが特徴です。

 

他にも沐浴からあがるときやギャン泣きする直前にもなることがあるようです。

 

このような「ヒッヒッヒッ」という呼吸は新生児の生理現象の1つではないかと考えられています。

 

そして、「ヒッヒッヒッ」という呼吸は異常というよりはむしろ正常ともいわれています。

 

産まれて間もない新生児は呼吸がまだうまくできません。

 

一時的に呼吸を止めてしまう、忘れてしまうことがたまにあります。

 

そのようなときには「ヒッヒッヒッ」や「ヒッ」という苦しそうな呼吸になってしまいます。

 

また、眠りが浅いときにも「ヒッヒッヒッ」という呼吸になりやすいです。

 

寝言のようなものではないでしょうか。

 

沐浴後やギャン泣き前にこの呼吸が見られるのは不安からくるものです。

 

沐浴中に胎児のときの感覚を思い出していて、あがるときに驚いてしまっているのかもしれません。

 

約10か月間お腹の中で過ごしていたものが、産まれてからの環境の変化になじむまでは時間がかかります。

 

異常がなく生まれていても外の世界に対応するために訓練している真最中なのです。

 

この新生児の「ヒッヒッヒッ」という呼吸は早ければ生後約3か月から4か月で自然となくなっていきます。

 

いつもと違う呼吸には焦ってしまいますが、新生児特有のものだと認識しておきましょう。

「ヒッヒッヒッ」という呼吸、病気との見分け方

とはいえ、10分近くも「ヒッヒッヒッ」という呼吸が続く、見るからに苦しそうでお腹も激しく動く、呼吸が荒くなると心配と不安で押しつぶされそうになってしまいます。

 

病気や異常ではないかと判断するときの目安を紹介します。

 

 

・顔色の変化

 

「ヒッヒッヒッ」という呼吸のときに顔色が悪くなる(青ざめる)、唇が紫になるときは病院に相談してみましょう。

 

風邪をひいていると鼻がつまり、呼吸が苦しくなります。

 

鼻がつまっていないかもチェックしましょう。

 

 

・呼吸が長く止まる

 

呼吸がうまくできない新生児は一時的に呼吸が止まることがあります。

 

そのため、呼吸が荒くなることが「ヒッヒッヒッ」という呼吸と一緒に起こることがあります。

 

10秒以下の無呼吸状態は問題ありません。

 

それ以上長い間呼吸が止まる場合や土気色の顔色になる、唇が紫色になるといったチアノーゼの症状がでた場合は早めに病院で受診しましょう。

 

 

・目を見開く

 

「ヒッヒッヒッ」という呼吸と同時に目を見開く場合はけいれんの可能性が考えられます。

 

意識がぼんやりしているようなとき、唇が紫色で呼吸が弱い場合は救急車を呼ぶ準備をしましょう。

 

5分以上けいれんが続く、体温が38度以下、けいれんを繰り返して起こすといった場合には急病センターを受診します。

 

けいれんは落ち着くと眠ることが多いです。

 

呼吸や顔色の変化を観察しながら落ち着いて対処しましょう。

 

新生児けいれん:

https://medicalnote.jp/diseases/%E6%96%B0%E7%94%9F%E5%85%90%E3%81%91%E3%81%84%E3%82%8C%E3%82%93

 

 

・手足の突っ張り

 

顔色が真っ赤、赤紫色のようになり、両手足をつっぱらせる症状があるときはひきつけを起こしている可能性があります。

 

「ヒッヒッヒッ」という呼吸と同時に白目をむき、数分間続く場合もあります。

 

3分以上のひきつけが起きている場合は救急車を呼びましょう。

 

また、ひきつけの症状が出た場合は衣服をゆるめて呼吸しやすいように体勢を整えてあげましょう。

 

新生児のひきつけ: https://takeda-kenko.jp/navi/navi.php?key=hikitsuke

 

 

・嘔吐や咳きこみ

 

新生児が「ヒッヒッヒッ」という呼吸を繰り返すと喘息ではないかと心配されるかもしれません。

 

新生児はもともと気道が細いため、風邪でも呼吸が荒くなり「ヒッヒッヒッ」という呼吸や「ゼーゼー」といった呼吸をしがちです。

 

母乳やミルクを飲まなくなり嘔吐する、咳きこむ、息を吸う時にのどや肋骨の隙間が大きくへこむといったときは病院を受診し相談しましょう。

 

新生児喘息: https://www.erca.go.jp/yobou/zensoku/basic/kodomonozensoku/akachan.html

 

このような症状や変化が見られなくてもやはりちょっと不安だなと感じることがあるかもしれません。

 

そのようなときは「ヒッヒッヒッ」という呼吸をしているときの様子を動画に撮影しておきましょう。

 

月齢ごとの検診と際に撮影した動画をみせて確認してもらうとわかりやすく相談もしやすくなります。

まとめ

・新生児の「ヒッヒッヒッ」という呼吸は新生児特有の生理現象であり、問題はない。生後3か月ごろから自然となくなっていく現象である。

 

・「ヒッヒッヒッ」という呼吸と同時に顔色の変化や長時間の無呼吸状態、手足のつっぱりなどが見られた場合は病気の可能性も考えられるので症状に応じた対処が必要である。

 

当たり前のように思える呼吸でも新生児にとっては簡単なことではありません。

 

いつもと違う呼吸だと焦ってしまいますが、落ち着いて様子を観察し、病気かどうかを判断しましょう。

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