左利きにとっての電気スタンドの最適な配置とは?目に優しいおすすめデスクレイアウト!
投稿日:2019年8月16日 更新日:
勉強机やPC作業、デスクワークのときに活躍する電気スタンド。
右利きにとって使い勝手の良い配置はよく見聞きします。
左利きにとっての効率のよい、作業しやすい電気スタンドの配置とはどのようなものがあるのでしょうか?
また、目に負担をかけないデスクまわりのレイアウトについても紹介してみます。
左利きは電気スタンド、どう配置するべき?
左利きの人は書き物をしているときに、照らしたい面が影になってしまうというのがよくある問題ではないでしょうか。
自分の手で影を作ってしまうことを「手暗がり」というそうです。
この手暗がりを軽減させることが左利きにとって解決しなければならないポイントの1つです。
また、電気スタンドからの光が本やノートの紙面に反射して目に入ると眩しすぎて作業になりません。
眩しさを抑えることも課題になります。
左利きの人にとっては「手暗がりを抑えること」「目に入る光の量を最適化すること」を念頭に入れた電気スタンドの配置が重要になってきます。
ポイント1:右側に電気スタンドを設置する
右真横に電気スタンドを設置することで、左利きの人は手で影を作ることがなくなります。
ポイント2:部屋の照明をなるべく明るくする
部屋全体の照明が明るければ机の上で生じる手元の影も少なくなります。
電気スタンドの位置、部屋の明るさのバランスを見ることが手暗がりを防ぐポイントです。
ポイント3:電気スタンドを右「真横」に設置する
電気スタンドを右真横に設置すると光は入った角度と同じ角度で外に逃げるので、反射光が目に入らず、手元の明るさも快適な状態になります。
ポイント4:(どうしても眩しい場合)スタンドの位置を少し高くして左右へずらす
電気スタンドの位置を少し高くして左右へずらすと反射して目に入ってくる光の量を抑えることができます。
実際にスタンドを机に置いて座わり、机の上に白い光沢紙を置いてみて、まぶしさや影の出来具合のチェックをしてみるといい具合に配置できるのではないでしょうか。
電気スタンドの上手な選び方: 各タイプのメリットとデメリット
電気スタンドにはいろいろな種類があります。
まず、使われているライトによって「LED型」か「蛍光灯型」に分類されます。
机の上に置くときには手元に影のできにくい蛍光灯型が適しています。
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LED型はいくつもの影が重なって見える「多重影」という状態ができやすく、疲れ目の原因になることがあります。
とはいえ、電気代や電球の寿命、すぐに明るくなるというメリットを考えるとLED型は捨てがたいです。
面発光させるタイプやシェードを工夫することによって多重影が生じにくいタイプのLED型もありますので、購入前に確認してみましょう。
また、電気スタンドの設置方法は「スタンド式」「クランプ式」「クリップ式」に大きく分けられます。
スタンド式は安定感があり、卓上であれば場所を移動しやすいことがポイントですが、台座部分で机のスペースが取られてしまうというデメリットがあります。
クランプ式やクリップ式はデスクや勉強机のスペースを有効活用できるので、勉強机やデスクが小ぶりなときにはおすすめです。
しかし、一般的にクランプ式は固定式のため移動して使用するのには向いていません。
スタンド本体を動かして明かりの位置を変えられないので、可動性があるフレキシブルアームタイプが便利です。
また、クリップ式は安定感に欠けてしまうことがデメリットとして挙げられます。
その反面、軽量で簡単に取り付けができること、デスクや勉強机だけでなく周辺のラックや棚にも取り付けられることがメリットです。
このように、どのタイプにも長所と短所がありますので、使いやすさと電気スタンドの特徴、機能性を確認しながら電気スタンドを選んでいきましょう。
アームの高さやスタンドの角度調整が利くとデスク上を広範囲に照らす、手元の対象物をスポット的に照らすと切り替えがきくので用途に合わせた応用が可能です。
目に優しい電気スタンドの選び方
目に優しい電気スタンドを選ぶには明るさを調節できることも大切なポイントです。
暗すぎる状態での勉強やデスクワークは見えづらいため目が疲れやすくなります。
しかし、必要以上に明るすぎることも実は目にとってはよくありません。
明るすぎる照明は網膜に負担がかかってしまいます。
人間の目は明るいところでは網膜の感度を下げてまぶしくないように、暗いところでは網膜の感度を上げて少ない情報を見逃さないようにしています。
この目の順応という働きが頻繁に起こると目が疲れてしまいます。
勉強机やデスクの上だけ明るくて周りが暗い状態、または逆の状態になってしまわないように明るさを調節すると、効率よく作業がはかどります。
専門的な話になってしまいますが、電気スタンドを選ぶときに耳にする言葉があります。
参考までに紹介します。
照明器具から放たれる光の束の量のことを全光束lm(ルーメン)と言います。
この値が大きくなるほど明るさが増します。
そして、単位面積当たりのルーメンを測定した単位のことを照明度(lx / ルクス)と言います。
照明から近いほどルクスの値が高く、遠いほど暗くなってルクス値が低くなります。
JIS基準では勉強や読書時に必要な照度は500~1000ルクス、子ども部屋として必要な照度は75~300ルクスとされています。
電気スタンドを購入するときや設置するときの目安にしておくと便利ではないでしょうか。
まとめ
・左利きの人は電気スタンドを右真横に配置すると手暗がりを防ぐことができる。
・電気スタンドにはライトのタイプや設置の仕方によって分類されるが、各タイプのメリットとデメリットを把握することで最適なスタンドを選べる。
・目に負担をかけず、優しい電気スタンドの使い方をするためにも部屋の明るさと勉強机やデスクの上の明るさのバランスを保つことが重要である。
勉強やPC作業などに電気スタンドは欠かせないものですし、場合によっては兼用することもあります。
左利きの人でも手暗がりを防ぎ、作業をはかどらせるためにもこれを機に検討してみてはいかがでしょうか。
執筆者:woodbat
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