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実はおいしい!? ベトナムのゲテモノ料理おすすめ9選!

投稿日:2019年4月23日 更新日:

ベトナムは、フォーに代表されるように、

日本人の口に合うおいしい料理が充実。

 

ベトナムに行ったら、食べ歩きは欠かせない!

そんな人も多いと思います。

 

そんなベトナムですが、日本では食べられることが少ない

ちょっと変わった、びっくりするような料理も少なくないんです。

 

そこで、ベトナムで食べることができるゲテモノ料理を8つ

ご紹介したいと思います。

ベトナムのおすすめゲテモノ料理1. ふか寸前のアヒルのたまご

ベトナムのゲテモノ料理として登場することが多いのが

ふか寸前のアヒルのたまご。

 

見た目は、ただの卵のようですが、

殻をむいていくと、見慣れた卵と一緒に、

ひなのような形のものが。

 

ふか寸前のアヒルの卵は、路上の売店はもちろん、

小さな食堂などのメニューにあることも。

 

卵とささみを一緒に食べているようで、なかなかの美味。

 

しかし、最近は若いベトナム人を中心に

苦手意識を持つ人もいるのですが、

健康にいいと子供に食べさせる親も目立ちます。

ベトナムのおすすめゲテモノ料理2. かいこのさなぎの揚げ物

ベトナムの昼食に欠かすことができないのがお弁当屋さん。

 

白米と一緒に、好きなおかずを

いくつか選んで食べるスタイルのお店です。

 

選べるおかずのなかにあることが多いのが、

かいこのさなぎを揚げたもの。

 

表面はパリパリでクリスピー、

ほのかに甘味があって、

白いご飯ととてもあいます。

 

しかし、見た目がちょっと気持ち悪いこともあり、

食べる人と食べない人がはっきりしている傾向が。

 

提供する食堂も少なくなってきているので、

見かけたら目をつぶって食べることをおすすめします。

ベトナムのおすすめゲテモノ料理3.犬肉

ハノイで見かけることが多いのが犬肉。

 

犬肉専門店の他、路上の売店にぶら下がっていることが。

 

ぶら下がっているものは、犬の丸焼き。

 

犬の顔もしっかり分かる状態です。

 

そのため、見た目からして無理!という人も多い食材です。

 

犬肉は、スライスしたものを焼いたり蒸したりして食べます。

 

味は、くさみがなく、おいしいので、挑戦してみる価値はあります。

 

とはいえ、最近は、ハノイ都市部を中心に、

犬肉を食べることに批判的な声が強まっているため、

食べられる機会は減っていくかもしれません。

ベトナムのおすすめゲテモノ料理4. 猫肉

ベトナム北部の田舎で食べることができるのが、猫肉料理。

 

犬肉よりも食べる人は少ないのですが、

ビールのおつまみにぴったりだと、

まだまだ愛好家がいる料理です。

 

最近は、飲食店や商店などで、ネズミ駆除のために飼われることが多い猫。

 

そんな猫が、猫肉用として盗まれることが多いため、

猫肉料理に対して厳しい目を向けるベトナム人も多く、

小さな食堂でひっそりと提供される傾向があります。

ベトナムのおすすめゲテモノ料理5. エビを発酵させたソース

ベトナムで広く提供されている伝統的な調味料ですが、

好みの差がかなり出るのが、エビを塩漬けにして発酵させたもの。

 

名前は「マントム」。Mamが塩辛い、Tomがエビという意味。

 

見た目は、紫色をしており、強烈なにおいがインパクト大。

 

マントムは、生春巻きやブンのタレとして使われます。

 

小皿に入ったマントムに、すだちを絞り入れて、

納豆と同じようにがっつり混ぜて、ふわふわさせることがポイント。

 

いちど洋服に匂いがつくと、すぐに洗わないと大変。

 

1日中、マントムの匂いに悩まされることになります。

ベトナムのおすすめゲテモノ料理6. カエルの肉

肉のなかでも高級な位置にあるのがカエル肉料理。

 

炒め物や揚げ物として食べられることが多い食材です。

 

骨が多いので、それを取り除くのが面倒ですが、

味は、クセがなく、どちらかというと食べやすい部類。

 

欧米や日本でも中華系のレストランで提供されていることもあり、

犬肉や猫肉にくらべると抵抗感が少ない料理です。

ベトナムのゲテモノ料理7. 豚の血のかたまり

ベトナムといえば、フォート並んで有名な料理がブン。

 

フォーよりも細めの麺で、料理もバリエーションも豊富なので

いろいろなお店で注文する機会が多い料理です。

 

ブン・ボー・フエという、中部スタイルのブンを注文したとき、

大きな血のかたまりが入っていてびっくり!という人も。

 

これは、豚の血のかたまりで、ベトナム中部の伝統的な食材です。

 

味はさっぱりしていて、プリプリとした食感。

 

ブンとの相性も良く、おいしいのですが、

衛生面への心配から食べるのを控える人も。

 

ベトナムでの生活に慣れてきたころに、

チャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。

ベトナムのゲテモノ料理8. 田うなぎ

ベトナムの麺料理やおかゆなどのトッピングとして

目にすることが多いのが、田うなぎ。

 

日本でうなぎというと肉厚なイメージですが、

ベトナムの田うなぎは身が細く、へびみたいな見た目。

 

田うなぎの乾物をお湯でもどして提供されます。

 

味は、意外としっかりしていて、

麺やおかゆをさらにおいしくしてくれます。

 

へびのような見た目から、

苦手なベトナム人も多いようです。

 

うなぎやあなごが好きな人は抵抗感なく味わえると思うので、

田うなぎ=ルオン(Lươn)という文字を見つけたら、

ぜひ、注文してみてください。

ベトナムのおすすめゲテモノ料理9. ニワトリの鍋

ベトナムではニワトリはとても一般的な食べ物。

 

路上でニワトリがそのまま売っていることもめずらしくありません。

 

そんなベトナムで、ベトナム人にとってはあたりまえでも、

日本人にはちょっと…となるのが、ニワトリの鍋。

 

ベトナムでは、肉鍋は大人気の料理で、

日本と同じようにカットされて出されます。

 

しかし、あえてニワトリを一羽そのまま出すメニューも。

 

ニワトリの顔やトサカ、足の爪などをそのままゆでるのは

なかなかグロテスクです。

 

歓送迎会など、特別なパーティーで、

お祝いのために注文されることが多い料理。

 

味は美味しいので、目をつぶって味わいましょう。

ベトナムのゲテモノ料理まとめ

  • ふか寸前のアヒルのたまごは、卵とささみを一緒に食べる感じでおいしい。

 

  • かいこのさなぎの揚げ物は、見た目は気持ち悪いが、白米にぴったりの味わい。

 

  • 犬肉は、ベトナム北部で食べられるが、最近は食べることを嫌がるベトナム人も多い。

 

  • 猫を飼う人が多くなったベトナムで、猫肉料理はひっそりと提供される傾向が。

 

  • エビを発酵させたソースは、生春巻きやブンとの相性がよいが、臭い匂いに注意。

 

  • 高級やレストランで提供されることが多く、抵抗感が少ないのがカエル肉。

 

  • 豚の血のかたまりは、中部の料理のトッピングとして提供される食材。

 

  • 田うなぎは、へびのような見た目で苦手な人もいるが、日本人には食べやすい味。

 

  • ニワトリの鍋は、顔や手足がグロテスクであるが、パーティーを盛り上げてくれる。

 

ゲテモノ料理と言っても、今でも好んで食べられているものと、食べることへの批判が高まっているものが。

 

犬肉、猫肉は、食べてみたいと言うと、嫌な顔をするベトナム人もいるので、伝え方は気を付けた方がいいかもしれません。

 

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