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ベトナムの虫は危険!? 注意したほうがいい虫5選! 現地在住者が解説します!

投稿日:2019年5月30日 更新日:

ベトナムに旅行や出張で行くとき、どんな虫よけスプレーが必要か、

迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

 

基本的にベトナムは、過ごしやすい場所が多いのですが、

湿気が多い季節や山岳地帯などになると、

危険な虫に遭遇してしまうことが。

 

また、体が疲れているなど、免疫が落ちているときは、

蚊やハエのような日本にもいるような虫であっても、

危険をもたらすこともあります。

 

そこで、ベトナムでは、どんな虫が危険なのか、

どんな対処をするのがいいのか、5つご紹介します。

注意すべき危険なベトナムの虫(1)アリ

ベトナムの危険な虫として紹介されることが多いのがアリ。

 

ここでいうアリとは、普通のアリではなく、毒を持つアリのことです。

 

もともとベトナムにはアリが多く、部屋の中であっても、

飲みかけのジュースにアリがびっしり!となることも。

 

ただ、毒を持つアリは、ある程度のいい環境であれば、

お目にかかることは少ない虫です。

 

しかし、雨の季節になると遭遇することが増えてきます。

 

毒を持つアリは、別名「やけど虫」と言われます。

 

それは、刺されると肌が焼けるように熱くなるから。

 

刺された当初は、少し赤くなる程度なのですが、

しばらくすると肌がはれ上がり、パンパンに。

 

最後には、皮がパリパリになり、ボロボロとむけていきます。

 

そのアリは、青と赤のシマシマがあるという特徴が。

 

見かけたら、絶対に触らずに、殺虫剤で殺してから、

ゴミ箱に捨てるようにしましょう。

注意すべき危険なベトナムの虫(2)蚊

また、蚊も、ベトナムで注意したい虫のひとつです。

 

ベトナムは、雨が降ったあとなど、蚊がたくさん発生。

 

草がある場所はもちろん部屋のなかにも侵入してきます。

 

日本の蚊よりもサイズも大きく、さされるとかなりはれ上がるので、

寝ているときに蚊がいるとなると、危険まではいかなくても最悪です。

 

刺されるだけならいいのですが、蚊はデング熱などの病原菌を運ぶという一面も。

 

デング熱は、田舎で発症しやすいのですが、ハノイやホーチミンなどの都会で

病気になった人の報告もあるので、運が悪いと危険な状態に。

 

そこでおすすめなのが、ベープマットのような蚊取りマット。

 

スーパーやコンビニで売っているので、気になる人は、

1日中つけたままにすると蚊が入り込みにくいので安心です。

注意すべき危険なベトナムの虫(3)ムカデ

ベトナムの山岳地帯に行く人が注意したいのがムカデ。

 

ベトナムオオムカデという、気性が荒く危険なムカデがいるからです。

 

この虫は、かなり攻撃的であることで有名。

 

餌で虫を与えたときの姿が凶暴で怖い!と、

閲覧注意の動画もたくさん出回っているほどです。

 

毒も持っているので、噛まれるとなると危険です。

 

主にベトナムオオムカデが生息しているのは、川沿い。

 

草むらのなかに潜んでいることが多いようです。

 

そのため、自然が豊かなエリアに行くときは、

暑くてもできるだけ長袖の服を着ること。

 

サンダルではなく靴を履くようにしましょう。

注意すべき危険なベトナムの虫(4)ハエ

ベトナムでは、食堂などにいくと、たくさんのハエを見ることに。

 

食事が運ばれてくると、ハエがたくさん集まってきて、

うっとうしい思いをした人も多いのではないでしょうか。

 

手や足にハエをとめたまま食事をしているベトナム人も少なくありません。

 

もちろんハエ自体は、危険な虫ではありません。

 

しかし、病気を媒介する虫であり、ハエが多い場所は

健康を害する可能性が高いことは確かです。

 

そのため、ハエが多い食堂は、衛生状態が悪いため要注意。

 

疲れで免疫が落ちているなぁという人や、

お腹にあまり自信がない人は、

ハエが多い食堂は避けた方がいいでしょう。

注意すべき危険なベトナムの虫(5)ハチ

とくにベトナムの山岳部に行く人は、危険なので注意したいのがハチ。

 

まだまだ自然が多く残るベトナム。思わぬところにハチが潜んでいます。

 

ベトナムで大きなニュースになったのが、

風で木が揺れたことで、驚いたハチが子供を襲ったという出来事。

 

3歳の女の子が、弟をかばって亡くなったということがありました。

 

また、高速バスで移動中のとき、数人の男性が用を足したところ、

草むらにハチの巣があったことで、襲われたというニュースもあります。

 

ハチの巣は、木の上や家の軒下にあるイメージがありますが、

草むらなど足元にあることもあるので、よく見ないと危険です。

 

自然が豊かな場所に行ったら、足元も注意するようにし、

ハチの巣を見かけたとしても、絶対に刺激しないようにすることが大切です。

まとめ

・毒を持っているアリは、さされるとかなりはれるので危険。絶対にさわらないように!

 

・デング熱などの病原体を運ぶ蚊。蚊取りマットを購入し、つけっぱなしにすると安心です。

 

・凶暴なことで有名なベトナムオオムカデがいる川沿いでは半そで短パンは厳禁。

 

・ハエ自体は危険ではありませんが、病原体を運ぶ虫であり、衛生の良し悪しの基準に。

 

・ハチは、木の上はもちろん、草むらのなかにいることも。刺激すると危険なので要注意。

 

普段は虫で危険な目に合うことは少ないベトナム。

 

ですが、運悪く虫に刺されてしまった場合は、念のため病院に行くことをおすすめします。

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