かいわれ大根, ブロッコリースプラウト, 豆苗の違いをご紹介! 見た目がそっくりなのに大きな違いが⁉︎
投稿日:2019年3月28日 更新日:
見た目のそっくりな、かいわれ大根、ブロッコリースプラウト、豆苗。
でも実は、どれも違うものなんです!
あんなに見た目が似ているのに、実は味や栄養が全然違うんです!
今回は、それぞれの違いはもちろん、栄養成分、オススメの調理方法もお伝えしたいと思います。
かいわれ大根とは
引用: https://www.yasainavi.com/gallery/view/id=4076
かいわれ大根とは、ダイコンの発芽直後の胚軸と子葉を食用とするスプラウト食材です。
つまり大根の赤ちゃんみたいなものですね。
しかし食用としている、かいわれ大根ですが…普段食べている大根の種を育てた新芽とはまた違うんです。つまり、かいわれ大根を育てても、白い立派な大根を収穫するのも難しいんです。
なんだか複雑な話ですが、野菜の分類は一緒の大根!
しかし、それぞれ役割の為に品種改良されているのが事実なんです。
だから、かいわれ大根を育てたかったら、新芽として食べる専用の物を使うことですね。
かいわれ大根の味
味は少し大根に似た辛味がありますね。
日本では、かいわれ大根がよく使われている気がします。
私も家で巻き寿司をする時に、入れるとサッパリ食べられるので好きです。
でもあの辛味が苦手だと食べにくくて、嫌いな人も多いのかもしれませんね。
かいわれ大根の栄養成分、調理方法
一般的にスプラウトは、とっても栄養価が高いのは有名ですよね。
ビタミン類、葉酸、ミネラル類、食物繊維もスプラウトには多く含まれています。
その中でも、かいわれ大根はどんな栄養成分が入っていて、何に効果が期待できるのでしょうか。
かいわれ大根に多く含まれているビタミンCは、熱で壊れやすいのでサラダなど、火を通さずに食べるのがオススメです。
ビタミンCには美肌効果、骨の形成にも効果的です。
でもビタミンAやビタミンKは油で炒めると、吸収力がアップするので、辛味が見がてな人は炒め物などに入れるといいですね。
そして特長でもある辛味(イソチオシアネート)には、がん予防、肝臓の解毒効果が期待できます。
あとはメラトニンという別名睡眠ホルモンも多くあり、細胞レベルで体の修復をしてくれます。
このメラトニンはアルツハイマー病の予防にもなるそうです。
ほかには、ジアスターゼという成分には、食べ過ぎ、胃もたれに効果があるとされています。
なにより酵素が多いので代謝アップに繋がり、ダイエット効果が期待できますね。
ブロッコリースプラウトとは
引用: https://www.yasainavi.com/gallery/view/id=5769
続いてはブロッコリースプラウト!
かいわれ大根から推測すると、ブロッコリーの赤ちゃん!
ちなみに、かいわれ大根と見た目はそっくりですよね。
でもよく見るとブロッコリースプラウトは似てはいますが、茎も葉の部分も細くて短いつくりになっているんです。
そして何より、味は辛味が少ないので苦手な方も美味しく食べられるんです。
ブロッコリースプラウトの栄養成分
ブロッコリースプラウトの原型でもあるブロッコリーは、野菜の王様と言われる程に高栄養ですよね。
特にスルフォラファンという成分は、アブラナ科の野菜に多く含まれています。
ブロッコリーにも含まれているんですが、ブロッコリースプラウトには7~10倍の量もが含まれているんです。
肝臓のケアをしてくれるだけでなく、改善もしてくれるので二日酔いにも効果が期待できます。
またアレルギーを抑える効果もあり花粉症対策としても有効
次にケルセチンという成分には、抗酸化作用があり、血行促進、脂肪燃焼効果が期待できます。
グルタチオンという成分にも抗酸化作用があり、アンチエイジング効果、育毛にも効果があるんです。
ブロッコリースプラウトのオススメ調理方法
やっぱり加熱せずにサラダや和え物、パスタの上に乗せることがオススメです。
水につけると栄養素も流れちゃうので、そのままで!
そして先程お話したスルフォラファンは効果が3日続くので3日おきに食べるのがいいみたいです。
豆苗とは
引用: https://www.yasainavi.com/zukan/sprout/toumyou
続いては豆苗!
これは文字の通り豆ですね。なんの豆かと言うとエンドウ豆です。
これも見た目は上記の2つとそっくり。
私も良く栽培してました!
何が凄いかって成長スピードですよね。
味はほのかなエンドウ豆の香りと甘みがあります。
豆苗の栄養成分
豆苗は特にβ-カロチンを多く含みます。
このβ-カロチンは抗酸化作用があり、免疫力アップ、ガンや生活習慣病予防効果が期待できます。
あとはビタミンC、ビタミンK・・・などビタミン類も多く含みます。
豆苗のオススメ調理方法
豆苗にふくまれるβ-カロチンは、油で炒めると吸収を固めるので、炒め物がオススメです!
ビタミン類は熱に弱いですが、サラダで食べる際はドレッシングなど油を含んだものを選びましょう。
茹でてしまうとビタミンは流れてしまうので、気をつけましょう。
まとめ
- かいわれ大根は大根、味は辛みあり、ビタミンCが豊富
- ブロッコリースプラウトはブロッコリー、苦味や辛味なし、スルフォラファンが豊富
- 豆苗はえんどう豆、味はほのかな豆、β-カロチンが豊富
見た目は見ていますが、味や栄養成分、調理方法も違いがあります。
自分に必要だと思う栄養素のもの、味で選ぶのもいいかもしれません。
なんだか食べ比べしてみたくなりますね。
様々な効果だけでなく、なによりスプラウトは高栄養だと言うことが分かりました。
料理にプラスして美しい体になりましょう!
執筆者:woodbat
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