フィギュアスケート選手に英語は必要? 実は日本にいたとしても…
投稿日:2019年1月6日 更新日:
結論からお話してしまうと、フィギュアスケート選手に限らず、英語は必要です。
世の中も公用語が英語になっている以上、英語ができたほうが良いに決まっています。
最近は、小学校で英語が必修になってきましたね。大学によっては入試以外でも、進級の時にTOEICの点を求めるところも多くなっています。
英文科や英米文学でなくても、理学部でも工学部でも、英語を話せないと困るというのが、今の社会です。会社の昇進試験にTOEICの点を提出させるところもあります。
まして、一流のアスリートとなると英語が話せて当たり前、というのが諸外国事情で、韓国や中国ではナショナルチームや強化選手の候補生になると、小学生のうちから英語をバンバン習わされるそうです。
ちなみに、当記事以外のフィギュアスケート記事をまとめた記事は以下になります。
フィギュアスケートをより楽しむために~当ブログの記事を解説付きでまとめました!
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フィギュアスケートに限らずスポーツで留学するなら英語を学ぼう!
野球でもサッカーでも、バスケでもダンスでも、英語を話せればイギリスに留学する、アメリカに留学する、カナダに留学するというチャンスがありますが、話せないと会話をするだけで、神経を使ってしまいます。
ロシアやドイツに行くから関係ない、と思っていてもロシアでいきなり日本語を話してくれるコーチや留学生はいません。
まずは、英語での会話になってしまいます。
その国の言葉を話す前に、生活に必要なものを教えてもらうためにも、英語を話すことになってしまいます。
カナダはフィギュアスケートが国民的なスポーツになっていますので、優秀な選手もコーチもたくさんいます。
練習環境も整っているため、昔から日本の選手がたくさんカナダに留学をしています。
大勢の有名選手を輩出しているカナダは、留学生に対する受け入れもしっかりとしており、英語学習のプログラムもきちんと用意されています。
もちろんリンクも充実し、コーチや振付の先生にも恵まれた環境です。
渡部絵美もカナダを拠点に練習をしていました。
彼女は、元々外交官の娘で母親が外国の方ということもあり、英会話には苦労はなかったようです。
羽生結弦がカナダを拠点に練習をしているのは有名ですね。
本郷理華もカナダに拠点を置いて練習をしています。
本田真凛はアメリカを拠点を移しています。このように、英語は絶対といっていいほど必要なのです。
リンク設備が整った海外に拠点を置くフィギュアスケート選手は多くいます。現地での生活が困らないためにも、英語をしっかり学びましょう。
フィギュアスケートのコーチと会話をするためにも英語を学ぼう!
フィギュアスケートのコーチも皆さん日本人とは限りません。
ロシア人コーチやカナダ人コーチもたくさんいます。
振付をカナダやイギリスのコーチにお願いすることもあります。
英語が話せれば自分の気持ちをスムーズに伝えられますが、話せないと通訳の人にお願いしたり、片言になってしまい誤解を招くこともあります。
意思疎通のためには、英語が話せないと困ります。
日本を拠点にしている選手でも、三原舞衣、白石優奈、坂本花織、田中刑事など振付を外国の人にお願いしている選手はたくさんいます。
スムーズに英会話ができれば、自分の気持ちやどういったことで困っているのかを、自分自身の言葉でコーチや友人、振付の先生に伝えられます。
同じステップでも、どう滑りたいのかを自分自身の言葉で伝える、振付の先生の言葉を直接理解する、というのは時間だけでなく、意思疎通の点でもとても重要です。
中には、外国の人に衣装や音楽をお願いする人もいます。
こういった時にも、英語で話ができれば、スムーズに物事が進みます。
コーチや振付の先生と意思疎通をスムーズに測るためにも、英語の高い能力は必要ということです。
海外に拠点を置かないから大丈夫ではなく、英語をしっかりと話して、色々な国のコーチや選手と上手にコミュニケーションを取りましょう。
フィギュアスケート選手として大会に出るなら語学は10代のうちに!
人間の脳は、成長によって適した学習をする時期があります。
例えば、絶対音感は3歳までと言いますね。
他にも、サッカー選手は12歳までとも言います。
語学は20歳前後がピークになるそうです。そのため、早いうちに色々な言葉を学んでおくことが大切です。
子どものころに自然な形で覚えた言葉は、一生忘れません。地方出身の人が、夢中になったり興奮したりすると、方言や訛りが出ます。
これは、小さいころから自然に身についてるからで、学校で勉強したからではありません。
同じように、英語もできるだけ早いうちにネイティブの英会話を学ぶことが大切です。
そのため、アジア諸国では、小学校での英語教育は当たり前になっています。
まして、世界で活躍するであろう子どもたちには、英語も早期教育をしています。
日本では小学校での英語教育が始まりましたが、元々が英語圏の先生は少ないのが現状です。
日本人でも留学経験があるなど優秀な先生ほど、小学校ではなく私立の中高一貫や高校で教えています。
そのため、小学校の英語教育にはばらつきがあります。
フィギュアスケート選手として、いつか国際大会に出てほしい、世界大会で活躍してほしいと、グローバルな活躍を願うなら、早めに英語の学習も始めましょう。
樋口新葉は開智日本橋学園という中高一貫の進学校に席を置いています。
開智学園は常にカナダやニュージーランド、イギリスなどネイティブの先生や留学経験豊富な先生が複数名で英会話の授業を行っています。
名古屋を拠点としているフィギュアスケート選手には、中京大中京高校の選手も多くいますね。
私学は、こういった体制もできていますので、英会話の勉強を学校でしっかり受けることができます。
水泳選手や体操選手も私立の一貫校在籍の人が多いですね。
フィギュアスケートに限らず、アスリートの多くが中高一貫の進学校に席を置くのは、こういった理由があるかもしれません。
英語が話せれば、いつかアメリカやカナダのショービジネスのプロスケーターへの道も開けます。
今準備しておくことが、いつか役に立つのが英語です。
フィギュアスケート選手に英語は必要か?まとめ
・ フィギュアスケート選手に限らず、英語の学習は必要です。
・カナダなど海外に拠点を置くことを考えて、しっかりと英語を学習しましょう。
・コーチや振付の先生と意思疎通をスムーズに測るためにも、英語の高い能力を身につけましょう。
・日本はようやく小学校での英語教育が始まりました。まだまだばらつきがありますので、不充分な部分は、自分で英語を習いましょう。
フィギュアスケート選手やアスリートだけでなく、英語が話せることは色々な人との会話ができることに繋がります。
英語は早めに習う方が、身につくのも早いです。
フィギュアスケートを習い始めたら、できる限り同じくらいに英語も始めておきましょう。
ちなみに、当記事以外のフィギュアスケート記事をまとめた記事は以下になります。
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執筆者:woodbat
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