エストニア旅行の時に英語は通じる? 物価、気候…知っておくべきポイント教えます!
投稿日:2019年1月6日 更新日:
エストニア。
皆さんはこの言葉を知っていますか?
何かの洋菓子の名前?
何かのイベントの名前?
はたまた新しいアプリケーションの名前?
きっとこの記事を見ている人は、もちろん何であるか知っていると、私のボケを笑っていることでしょう。
そう、エストニアはそのどれでもありません。
ロシアのすぐ左隣にある、北欧地域の素敵な小国なんです。
この記事ではぜひ皆さんにエストニア旅行に行っていただくために、エストニアの特徴と、旅行の際に知っておくべきポイントを簡単に紹介します!
エストニアってどんな国?
エストニアはバルト三国のひとつ、海を挟んでフィンランドの向かいにある小さな国です。
面積は約4万5千平方メートル。
日本の約9分の1の大きさと表せば、その小ささが想像しやすいでしょう。
エストニアの特徴は以下の3つの通りです。
① 歴史が深い国
エストニアは過去にデンマーク、ドイツ、ポーランド、スウェーデン、ロシアなどの国に支配された歴史があります。
当時の各国の影響は今でも建物などに残っており、特に首都のタリンはその美しい街並みのために世界遺産に指定されています。
② 自然が豊かな国
また非常に自然豊かな国でもあるエストニア。
国土の半分は森林に覆われており、実は残りの4分の1も湿原地帯。
そのためにエストニアは非常に空気が綺麗な国としても有名。
2007年から2010年に計測されたランキングではなんと世界で一番空気が綺麗な国としてランクインしていました。
③ 実はIT大国
またエストニアはIT先進国。なんとインターネット電話サービスの「Skype」を開発したのはエストニアの企業なんです。
また政府もITに積極的で、行政サービスの99%がすでに電子化されており「世界最先端の電子国家」とも呼ばれています。
少しでもエストニアのイメージが湧いてきましたか?
次はエストニア旅行をする際に誰もが知りたくなるポイントを纏めていきます。
エストニアの公用語は何?英語は通じる?
エストニアの公用語はエストニア語。
ウラル語族に属しているこの言語は文法や語彙の点でフィンランド語に似ており、またドイツ語の影響も受けている……と言ってもまったく想像はできませんよね。
でもエストニア語はわからなくても問題ありません。
実はエストニアは非英語圏の国のなかでもトップ10位内に入るくらい、英語を話せる人が多い国なんです。
中年以下の人であれば、ほぼ英語を話すことができると考えて良いでしょう。
もしあなたが少しでも英語を話すことができるのならば、是非わからないことは恐れずに英語で尋ねてみてください。
エストニアの物価について。チップは必要なの?
エストニアの通貨は他のヨーロッパの国々と同じようにユーロ。
でも一般的に物価が高いイメージがある北欧の一国であるにも関わらず、エストニアの物価は案外リーズナブルです。
そのため旅行費を節約しようと思えば、グッと安く済ませることができ、また反対に言えば贅沢をしようと思えば少しの出費で実現することができます。
またクレジットカードを使用できる場所が多く、現金を持ち歩く必要がないため身軽に観光できるのも嬉しいポイント。
ただVISA、Masterカード以外のAmerican ExpressやJCBカードは使える場所が限られるため注意しましょう。
最後に日本人の頭をいつも悩ませるチップについてお伝えを!
実は嬉しいことにエストニアにはチップの伝統はないんです。
そのため難しいことは考えずに提示された金額だけを支払っても大丈夫。安心して店員さんにお金を渡しましょう。
気候について。旅行のベストシーズンはいつ?
エストニアは四季がはっきりしている国。
ただ北国であるため、冬は11月から3月と比較的長く、厳しい寒さが続きます。
そんなエストニアの旅行のベストシーズンは春から秋。
特に夏の6月から8月は気候も落ち着き、旅行もしやすいでしょう。
また白夜が体験できるのも夏のみの特典です。夜なのに明るいという不思議な空間を楽しんでください。
もし北欧のクリスマスを楽しみたいならば冬に行くのも良いでしょう。
タリン旧市街「ラエコヤ広場」で開催されるクリスマスマーケットは見ているだけでも楽しいですし、冬の時期は空気が澄んで景色は非常に美しく見えます。
ただ前述した通り非常に寒い事、また白夜の反対で日暮れは非常に早く、そのため店は早くに閉まってしまうことには十分に気をつけましょう。
まとめ
1. エストニアとは日本の9分の1程の大きさで、フィンランドの向かいにある小さな北欧の国。
2. 歴史、自然、そしてITが有名!
3. エストニア旅行は英語が話せれば大丈夫!
4. 通貨はユーロ。チップは支払う必要はなし。
5. 旅行のベストシーズンは夏。白夜を楽しんで!
歴史、自然、そしてITと様々な分野で豊かな国、エストニアに是非行ってみてくださいね!
執筆者:woodbat
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