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フィギュアスケートのプロ・アマの違いは? どちらが稼げるの?

投稿日:2019年1月1日 更新日:

フィギュアスケートの世界にもプロとアマがあります。

 

サッカー選手や野球選手は、プロとアマの区別が明確ですね。Jリーガーやプロ野球チームに入っている人は、みなさんプロです。

 

しかし、フィギュアスケート選手は一体どこが違うのでしょうか?

 

最近ではその境目があいまいになっていますが、簡単に言えば、スケートやスケート以外のことでもお金をもらっている人と考えればいいのでしょうか?

プロのフィギュアスケート選手は誰?

普通は現役を引退するというと、野球やサッカーのようなスポーツでは、選手としての活動を引退することになりますね。

 

しかし、フィギュアスケート選手の場合は、現役を引退してプロのフィギュアスケート選手になる人がほとんどです。例えば、安藤美姫や荒川静香、浅田真央がそのいい例です。

 

プロになると、ただスケートを滑るだけでなく、八木沼純子や五十嵐文男のように、フィギュアスケートの大会で、コメンテーターや解説の仕事をすることもあります。

 

浅田舞や安藤美姫のようにバラエティ番組に出ることもあります。話が上手ということで、村上佳菜子や織田信成は大人気ですね。織田信成のように自らが司会をする番組を持つと、完全にタレントと同じです。

 

そして、彼らの肩書はプロスケーターになります。コーチや振付師としてのプロ活動をする人もいます。

 

荒川静香は、2006年のプロ転向後はアイスショーに出演したり、スケート教室を開いたり、後輩の振付もしています。他にも、大会の解説や自らがプロデュースしたアイスショーを開くなど精力的な活動をしています。他にも趣味のバイクから、ヤマハのバイクのPR大使、スケート連盟の理事も行っています。

 

その傍ら2人の子どもの母親ですから、すごいですね。

 

織田信成はニュース番組のコメンテーターやテレビ東京の番組の司会を務めるなどのタレント活動の傍ら、プロアマ混合の大会に出るなどスケート選手としても大活躍です。

 

このように、アマチュアとの明らかな違いは、自分でフリーランスのフィギュアスケーターとして、幅広い活動ができるのがプロではないでしょうか。

オリンピックはアマチュアスケーターの祭典

アマチュアのスケーターは、現役スケーターといえばわかりやすいですね。例えば、世界選手権やオリンピックはアマチュアスケーターになります。

 

ここはサッカーやバスケ、野球との違いです。

 

元々、オリンピックに出場する資格はアマチュアであることが前提でした。1980年のオリンピックまでは、プロの選手は出られないという規定があり、その規定はとても厳しいものでした。元々、オリンピックはアマチュアスポーツの祭典ですから。

 

選手がCMに出演するのはもちろん、アイスショーなどに出演しただけでもアマチュアとは認められませんでした。

 

しかし、1984年のロス五輪からプロの選手の出場が認められるようになり、バスケやサッカーなど、多くの種目でプロ選手がオリンピックに出場しています。

 

こういった変化が始まった背景には、国が選手を育てる社会主義国と、自助努力でスポーツをしなければならない資本主義国との違いがあったと思われます。

 

実際に、国が経済的に選手の生活を支える社会主義国の方が、安心して練習に専念できます。資本主義国は、経済的に裕福でないとお金がかかる競技をすることもできなかったのです。

 

特にフィギュアスケートはお金がかかります。資本主義国では親が裕福か、スポンサーがつかないと、練習すらままならないのが現状です。

 

そのため、1980年代までのオリンピックでは、旧ソビエト連邦や東ドイツ、ルーマニアの選手がとても高い成績を上げていました。

 

その後、才能があれば誰にでもチャンスがあるように、スポンサー企業のCMなどに出ることができるようになりました。これはフィギュアスケートだけでなく、スキーや卓球などもそうですね。

 

今では、プロのモデルなどの仕事をしながらフィギュアスケートのアマチュアの現役選手も大勢います。と考えると、やはりプロとアマチュアの違いは不明確のような気がします。

アマでもプロ並みの収入があるフィギュアスケーター

既に、オリンピックのテニスやバスケ、サッカーはプロ選手の祭典のようになっています。どこの国もプロ化し、威信をかけて戦っていますね。

 

しかし、これでは区別がつきにくいため、サッカーのU-23などではアマチュア以外は出場してはいけない、などの規制をしているようです。アマチュアということですから、大学生または実業団選手までということになります。

 

サッカーや野球はプロリーグがあるため、プロ選手がオリンピックに出場してしまいるというのが明確です。しかし、プロ選手以外の人が出場できる競技もたくさんあります。その一つがフィギュアスケートです。

 

それでは、プロではない大学生以上のフィギュアスケート選手はどうなのか、というとほとんどの人が実業団やチーム・クラブという企業や専門のチームに籍を置いています。しかし、プロになるとほとんどがフリーランスに仕事をしますので、スケートとは無関係な仕事をしたり、アイスショーに出たりという活動をしています。スケートをショートして滑って、そこで観客からお金をもらう。フィギュアスケートのプロとアマの違いは、この点が一番かもしれません。

 

1980年以前のアマチュアスポーツ選手は、実業団に所属すると、午前中はその企業で普通のサラリーマンとしての仕事をしていました。人事や経理、営業などをしていたそうです。そして、午後から練習をするというものでした。

 

1984年のロス五輪問題以降は、企業に籍を置いても、その会社のCMに出たり、ユニフォームやジャージに企業名を入れたりすることで、給与をもらえるという形に変わっています。しかし、優勝など優秀な成績を残すと所属企業や大会スポンサーから金一封が出ます。同じ企業選手でも優秀な選手は、年収が1000万円以上という人もいるようです。

 

安藤美姫はトヨタと契約していましたし、中野友加里はプリンスホテルに所属していました。中野友加里は現在、普通にフジテレビの社員になっていますが、プロとしてアイスショーにも出演しています。

 

勝てる選手はアマチュアでもプロ以上に稼ぐことができますので、浅田真央、荒川静香は現役時代から、それなりに収入があったのではと推測されています。

 

他にも、羽生結弦のように人気の選手はグッズやフィギュアスケート雑誌などの表紙を飾っています。モデル並みの収入があってもおかしくありません。アマチュアでも、人気の選手はプロスケーター以上に稼いでいる、というのが現状のようです。

 

こういったことからも、プロのフィギュアスケート選手とアマチュアのフィギュアスケート選手の違いは、不明確な感じはしますね。本人が現役を引退、といったらプロなのでしょうか。

引退を早める理由

プロになれば、アマチュア以上に稼ぐことができるか、というとそれは必ずしもではありません。

 

実際に、フィギュアスケート選手の年収は20代がピークで30代を過ぎると一気に下降します。そのため、一番良い時に現役を引退し、名前や顔が売れている段階で、解説者やタレントの仕事をゲットしないと、残りは収入がなくなってしまうこともあります。

 

これは、サッカーやテニスの選手も同じで、スポーツ選手はピークが早いために残りの人生のことも考えなければならないのです。

 

コーチになっても振付師になっても、現役のころほど稼ぐことができない選手もたくさんいます。そのため、どこで引退してプロになるかという見極めも重要になります。

 

ほとんどの選手は20代後半で引退していますね。そして、プロに転向しています。特に、20歳の宮原知子がベテランになってしまう、今の女子シングルスの世界では、25歳を過ぎた選手が現役でいるのは難しいのかもしれません。

 

引き際が難しく、タイミングを逸してしまうと、かなり厳しいその後の生活が待っています。いったい何歳まで現役でこだわるか、というのもフィギュアスケート選手としての重要な判断になるようです。

 

一見華やかに見えるフィギュアスケートの世界ですが、色々な問題を皆さんは抱えながら、競技をしているようです。

まとめ

・プロのフィギュアスケート選手は、織田信成、荒川静香、村上佳菜子などアイスショーに出たり、フリーランスの立場で色々な仕事をしています。

 

・オリンピックはかつてはアマチュア選手の祭典でした。いまでも、フィギュアスケートはアマチュア選手が出場しています。

 

・アマチュア選手でも、優秀な成績を残すと、お金を受け取ることができます。グッズ販売や雑誌の仕事でも収入があります。そのため、アマチュアとプロの違いというのは、不明確なのかもしれません。

 

・フィギュアスケート選手の収入のピークは20代です。そのため、早く引退を見極める必要があります。

 

一見華やかな世界のフィギュアスケート界ですが、頂点に立てるのはほんの一握りです。その頂点に立っても、その後の保証がありません。

 

アスリートの世界は、どんな競技も厳しいですね。

-スポーツ, フィギュアスケート, 雑学

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