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フィギュアスケートのバッジテストとは? 級って何? あの有名選手は何級? 何歳でどれくらいできればいい?

投稿日:2018年12月18日 更新日:

習い事をすると、必ず級や段、クラスといったもので実力を測ることがあります。

 

英語や数学、漢字は検定試験で級がもらえます。武道であれば段というものがあり、年に数回昇段審査というものがあります。

 

華道や茶道は色々な流派があり免状や免許などがありますね。

 

スポーツで級や段、資格があるものでは武道をよく聞きます。特に、柔道の初段以上は唯一の「国家資格」となるそうです。

 

スキーやサーフィン、水泳にも級や検定があり、指導者になるためには公認の資格が必要です。

 

しかし、サッカーや野球では、指導者や審判には資格が必要ですが、選手ではあまり資格というのを聞いたことがありませんね。

 

それではフィギュアスケートにはどんな資格があるのでしょうか。フィギュアスケートの級やレベルは、出場する大会に、どう影響するのでしょうか。

フィギュアスケートのバッジテストと級

フィギュアスケートを本格的に習うと、他の習い事のようにバッジテストというテストを受けて「級」を取る、というのがあります。

 

バッジテストは、他の英語検定や漢字検定とは逆に、初級が一番下で一番上が8級と、数字が大きくなるほど、上の級になります。

 

わかりにくいという人もいますが、ちょっと面白いですね。

 

大きな公式の大会は、このバッジテストに合格していないと、出場できないものもあるため、習い始めると、テストを受けることになります。

 

バッジテストは、その名の通りバッジ代と、受験費用を合わせて5,500円くらいからになります。

 

英検などと違うのは、リンク代によって違いますので、場所によっては受験費用が6,000円以上になります。

 

この受験費用というのも、演技する内容一つ一つにお金がかかります。

 

初級は「エレメンツ」といってリンクの上で円を描くようなスケーティングで、エッジが描いた円が美しいいこと、はじめに描いた円と次に描いた円がきれいに重なること、ターンやループなどのステップがきれいにできることなどで評価されます。

 

習い始めると、早い人では1カ月くらいで取ることができるようです。

フィギュアスケートのバッジテスト, 級と大会の関係

1級はエレメンツではスリージャンプやサルコウジャンプ、5回転以上のスピンが入ります。

 

2級からはシットスピンやループジャンプの他、2分間のフリースケーティングも評価の対象になります。

 

級によって受験料が高くなるのは、英検などと同じです。

 

3級からはジャンプのコンビネーションや難易度の高いスピンなどもフリーで演じることになります。

 

8級は最高位ですが、世界選手権やオリンピックに出る選手でも8級を持っていない選手は大勢います。

 

4級までは、エレメンツの他、フリーだけで、フリーの長さは男女とも3分になります。

 

ダブルジャンプが飛べることも合格の条件になります。

 

佐野稔や渡部絵美が活躍をしていたころは、ダブルジャンプを跳んだだけで、ものすごいと評価されましたが、今では、ほとんどの子どもが小学生のうちで跳んでいるようです。

 

5級からはフリーの時間が男子は4分、女子は3分30秒になります。

 

その他にショートプログラムも入り、本格的な大会に近い形式となります。

 

6級で二回転半(ダブルアクセル)、7級で二種類のトリプルジャンプを飛ぶことが条件になります。

 

シニアの大会は、バッジテスト7級以上、15歳以上が出場できますが、年齢が達していなくても伊藤みどり(13歳)浅田真央(14歳)のように参加を認められる選手もいます。

フィギュアスケートの有名選手の級は?

バッジテスト8級が最高難度ですが、英検などと違い、8級を持っている選手はほとんどいません。

 

ノービス(小学生)の大会で名前を上げる選手のほとんどは6級で、7級を取るのはなかなか難しい湯です。

 

本田真凛、本田望結の妹本田紗来が小学四年生で、7級合格をしたという話がありましたが、歴代の選手と比較しても、これはかなり早いようです。

 

姉の望結は小学六年生、浅田真央は中一の時特例でシニアの大会に出ていましたので、おそらく小学六年より前には7級合格をしていたのではないかと言われます。

 

数少ない8級保持者では、2000年代に活躍しNHK杯優勝、Gファイナルで2位という実績のある中野友加里が有名です。

 

浅田真央、羽生結弦など多くの有名選手は皆さん、7級保持者になります。

フィギュアスケートの大きな大会に出るのは何歳から?

2級までの小さい子どもは大きな大会はありませんが、地方大会などで活躍することができます。

 

男子は3級以上、9歳以上でノービスB大会に出られます。女子は、同じ9歳ですが5級以上になります。

 

9~10歳くらいになると、長野で行われる「野辺山」合宿で連盟のコーチなどに見いだされると、強化選手への道が開けるようです。

 

11歳になるとノービスA大会に出ることができますし、ノービスの大会で3位以内に入賞すると、ジュニアの大会に出ることもできます。

 

ここまでは、普通の習い事よりも少しお金がかかる程度になります。

 

本格的になると、遠征費や衣装代、振付代とお金がかかりますので、ここまでに貯金もしておきましょう。

 

全日本ジュニアは、ノービスAで3位以内に入った小学生と、13歳以上19歳までで6級以上の、各地の予選の上位入賞者と強化選手などの予選免除選手が出場できます。

 

年齢が達していなくても伊藤みどり(13歳)浅田真央(14歳)のように参加を認められる選手もいます。

フィギュアスケートのバッジテストまとめ

・フィギュアスケートを習い始めたら、バッジテストにチャレンジしましょう。4級までは頑張れば取ることができるようですが、7級に合格するのは、とても大変なことだということです。

 

・バッジテストの上の級に合格することで、より大きな大会に出ることができます。6級、7級になると世代別の大きな大会への出場が可能になるので、とても楽しみです。

 

・小学生で7級合格は数少ないですが、最近はジュニアの層が厚くなり小学生でも7級保持者が増えています。

 

・有名選手でも持っている級は7級まで、8級を持っている中野友加里はすごいですね。

 

今回は、フィギュアスケートの級「バッジテスト」のお話でした。

 

言葉では簡単なように書いていますが、実際に7級を取るのは司法試験並みに難しいとか、世界で活躍する選手は本当にすごいですね。

 

ちなみに、当記事以外のフィギュアスケート記事をまとめた記事は以下になります。

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