モロッコ旅行のベストシーズンっていつ? 人気の観光スポットや言語・通貨・気候を解説します!
投稿日:2018年12月8日 更新日:

色彩豊かでエキゾチックな魅力満載のモロッコ。
日本からの飛行時間も長く、安全とは言えない治安状況でありながら、一人旅や女子旅にも人気で、トリップアドバイザーの『トラベラーズチョイス 世界の人気観光都市2015』では、モロッコ・マラケシュが第1位だったとか。
多くの人を魅了するモロッコ旅行。せっかくなら旅行に最適なシーズンに行きたいですよね。今回は、モロッコ旅行のベストシーズンや物価、人気の観光スポットなどをご紹介します。
モロッコの基本情報

皆さん、モロッコがどこにあるかご存知ですか?
地理にめっきり弱い私。3年前にモロッコを訪れるまで、中東の国だと思っていました…。
だってトルコやドバイと似たイメージありませんか?
…そうです、モロッコは、アフリカ大陸の北西、スペインの南に位置します。
【言語】
公用語はアラビア語とベルベル語。英語はホテルやスパのスタッフ以外はほとんど通じまんが、フランスの植民地だったことから、フランス語が話せる人は多いです。
ちょっと意外ですが、モロッコはフランス語の留学先としても人気なんですよ!
【通貨】
モロッコの通貨は「モロッコ・ディルハム(dh)」
2018年10月現在で、1dh=11.8円程。
ちなみに、だいたいの物価は↓こんな感じです↓
- ミネラルウォーター(500ml) 4dh(約50円)
- マラケシュ市内バス 4dh(約50円)
- タクシー初乗り 2dh(約25円)
- 食事代(観光客用レストランの場合) 60~100dh(約700~1,200円)
- 宿泊費(一般的なリヤドの個室) 100~200dh(約1,200~2,400円)
【宗教】
国教はイスラム教ですが、宗教に寛容な国として知られているモロッコでは、キリスト教、ユダヤ教を信仰する人々も共存しています。
とはいえ、大半の国民はイスラム教を信仰している為、観光客向けのホテルや大きめのレストラン以外、お酒を置いているお店は少ないです。
モロッコの気候と旅行のベストシーズン

アフリカと聞くと、一年中暑い気候をイメージしてしまいそうですが、モロッコは、日本のように四季があり、また、日中と朝晩の寒暖差が大きいのも特徴です。
(春) 3~5月 最高20~29℃ 最低9~15℃
(夏) 6~8月 最高24~37℃ 最低16~20℃
(秋) 9~11月 最高20~33℃ 最低11~18℃
(冬) 12~2月 最高17~22℃ 最低6~8℃
気温的にみると、やはり春・秋がベストシーズンと言えるでしょう。
11~3月頃までは雨季と言われていますが、降水量は雨季でも30~70mm/月程度ですので、さほど心配することはないと思います。
モロッコで人気の観光スポット
【シャフシャウエン】

モロッコの北に位置するシャウエンは、青い街として有名ですよね。
街全体が淡い水色から深い青色まで、多彩なブルーで染められていて、まるでおとぎの国に足を踏み入れたような、とても神秘的な気持ちになります。
【サハラ砂漠 アイト・ベン・ハッドゥ】

永遠に続くかのような雄大な砂漠ツアーはやっぱり外せませんね。
マラケシュからのツアーに参加するのが行きやすいと思います。
ツアー会社はたくさんありますが、どこもだいたい同じで以下のようなプランが主流です。アイト・ベン・ハッドゥ - ダデス渓谷 ― トドラ渓谷 ― サハラ砂漠
2泊3日のツアーでだいたい8,000~10,000円程。
【マラケシュ市街】

マラケシュには旧市街(メディナ)と新市街にわれていて、全く異なる雰囲気を楽しめます。
旧市街では、是非スーク(市場)を楽しんで欲しいです。日本の商店街のような場所に所狭しとお店が連なり、見て回るだけでもとても楽しいですよ。
ザ・モロッコ土産はたいていここで揃うので、上手に値切ったらとてもお得な買い物ができます。但し迷路のように入り組んでいるので、道に迷わないように気を付けましょう。
新市街はヨーロッパを思わせるような洗礼されたショップが連なります。
カフェや雑貨、アパレルなど、ハイセンスなお店でのショッピング、女子はやっぱりテンションがあがります。
【マジョレル庭園】

新市街に来たら是非ここにも足をのばして見てください。
イヴ・サンローランが愛したと言われるこの庭園は、マジョレルブルーと美しい多様な植物に囲まれ、とても心地のいい時間を過ごせます。
街歩きに疲れたら是非ここでのんびり、リセットしてくださいね。
モロッコ旅行のベストシーズンと観光スポット, 言語・通貨・気候まとめ
- モロッコはアフリカ大陸の北西に位置する王国。国語はアラビア語とベルベル語、通貨単位はモロッコ・ディルハム。国民の大半はイスラム教を信仰する。
- モロッコには四季があり、また日中と朝晩の寒暖差が大きいのが特徴。
- 多様な観光スポットがあり、砂漠や文化遺産、伝統品からモダンなお買い物まで楽しめる。
執筆者:woodbat
関連記事
-
エストニアの可愛いお土産! 職場用のばらまきにも使えるベスト5を紹介します!
皆さんはエストニアという国をご存知でしょうか。 ロシアの左隣、フィンランドの対岸側にある北欧の小さな国がエストニアです。 バルト3国の一つで、最近はIT大国としても知名度が上がってきてい …
-
音楽の街オーストリア・ウィーンの治安は悪い? 女性のひとり旅でも大丈夫?
ウィーン。 音楽と芸術の街。 街を流れるドナウ川。 毎晩舞台で演じられるきらびやかなオペラ。 街の中央に佇む厳かな寺院。 美しい絵画が多く飾られ …
-
バリ島にいる中国人のマナーが悪いって本当? 日本人が少ないツアーは要注意!
「爆買い」という言葉が日本の市場を騒がせたのは3年程前。 中国人観光客の増加で経済が潤う反面、彼らのマナーが問題視されたのも記憶に新しいですが、最近は、以前ほどの中国人観光客を目にしなく …
-
グラブカーとグラブタクシーの違いは? メリット, デメリットも解説します!
ベトナムでタクシーを使おう!というとき、 どちらがいいのかよく分からないのが、 グラブカーとグラブタクシーの違い。 アプリを使って予約しようとするとき、 グラブカーとグラブタクシーの選択 …
-
ベトナムの結婚式に参加するなら? マナーは? ご祝儀はどうする?
ベトナムで仕事をしている、大学に留学しているとき、 知り合いになったベトナム人の結婚式に参加する!という機会がある人も。 そんなとき、とても心配になるのが、ベトナムの結婚式のマナー。 何 …