歯科衛生士

歯科衛生士が爪にネイルアートするのはあり? おしゃれを楽しむには? 元歯科衛生士が解説します!

投稿日:2018年11月23日 更新日:

歯科衛生士とは、医療系の国家資格の専門職です。

 

主に、患者の口の中に触れることが多い職業ですが、ネイルアートを施してある歯科衛生士はわずかながら見かけることがあります。

 

勤め先によっても、考え方や価値観はさまざまですが、例えネイルアートがNGでもおしゃれを楽しむコツを元歯科衛生士がお答えします。

歯科衛生士がネイルアートをすることへのイメージ

医療業界では、派手な髪色や化粧、ネイルアートなどは禁止というイメージが強いかと思います。

 

私が通っていた歯科衛生士の専門学校でも、

自然な黒髪、ナチュラルメイク、ネイルは短く整え、ネイルアートは禁止、まつ毛エクステもカラーコンタクトも禁止でした。

 

しかし、最近では、わずかながらネイルアートなどを施してある歯科衛生士や、そのほかの医療従事者も見かけることがしばしばあります。

歯科衛生士に求められる身だしなみとオシャレ

身だしなみとは、自分の身なりをその場にふさわしい姿に整えることであり、清潔感とTPOがとても大切です。

 

人は見た目で約9割、第一印象が決まります。そして、一度ついた第一印象は簡単には変わらないと言われています。

 

第一印象で好感を持ってもらえなくては、信頼関係を築くことは難しいです。

 

どんな仕事でも、信頼関係を築くことは大切ですが、医療の現場では、患者との信頼関係を築くことが最も大切なこととされています。

歯科衛生士が爪にネイルアートをするにはOK? それともNG?

歯科などの医療の業界に限らず、ネイルアートに関して意見はわかれます。

 

私の個人的な意見では、歯科衛生士を含め医療現場で働く医療従事者のネイルアートは好ましくないと思っています。

 

爪が長いのは不衛生ですし、グローブを着けているからとはいえ、万が一グローブが爪で裂けてしまった時、小さな傷が指先にあった場合感染は免れることができません。

 

また、裂けてしまったグローブからのぞく爪で口の中を傷付けてしまう恐れも考えられますし、グローブが裂けていなくても爪が口の中の粘膜に当たり傷つけてしまう恐れもあります。

 

歯科医院によっては、派手ではないネイルアートならOKという歯科医院もあります。

 

実際に、私が勤めていた歯科医院では、派手ではないネイルアートならOKでしたので、ほとんどの歯科衛生士がネイルアートを施してありました。

 

ただ、いくら爪は短くしていても、ネイルアートに使われるストーンの飾りなども施されていて、決して地味な肌なじみの良いネイルカラーでもありませんでした。

 

いくら派手ではないネイルアートならOKでも、派手か派手ではないのかは個人の感覚ですので、境界線は不鮮明で線引きが難しいです。

 

それは例え医療業界のほかでも言えることだと思います。

 

どうしても、ハンドのネイルアートがしたいのであれば、長期休暇の時を利用する方が気兼ねなく楽しめます。

 

フットのネイルアートであれば、仕事をしていても楽しむことができるかと思います。

 

私はハンドのネイルアートはしていませんでしたが、甘皮処理などのネイルケアとフットのネイルアートは施していました。

 

スカートタイプの制服か、パンツタイプの制服かにもよりますが、パンツタイプの制服では靴下を着用しているので、仕事に支障をきたすことなく楽しむことができます。

歯科衛生士でもできるネイルアート以外のオシャレ

上記のように、歯科衛生士は口の中をあつかう仕事なのでネイルアートはさすがに難しいですが、その他にはできることもあります。

 

まつ毛エクステ

まつ毛エクステをしている歯科衛生士や医療従事者は見かけることはあります。

 

ただ、まつ毛エクステにも限度はあるかと思います。

 

まつ毛エクステを施すなら、あからさまに長過ぎるまつ毛エクステは不自然な目元になってしまうので、自まつ毛よりも少し長いくらいの長さで、自然なまつ毛エクステをおすすめします。

 

メイクの時間や手間も省くことができるので、忙しい朝でも、楽に準備することが可能です。

ただ、マスカラはウォータープルーフではない落としやすいもの、クレンジングはオイルが含まれていないものを使用しなくてはいけません。

 

まつ毛パーマ

まつ毛パーマはまつ毛エクステより、自然に仕上がります。

 

まつ毛エクステと同様に、メイクの時間や手間を省くことができるので、忙しい朝でも、楽に準備がすることが可能です。

 

ただ、マスカラはまつ毛エクステと同様に落としやすいものを使用しなくていけません。

 

私は、まつ毛エクステの時もありましたが、手入れが大変だったので、まつ毛パーマの方が合っていました。

 

まとめ髪のヘアアレンジ

ヘアアレンジは、顔まわりがまとまっていて患者に当たることがなければオシャレを楽しむことができます。

 

私は髪が長かった時は編み込みが多かったですが、ショートヘアにしていた時は前髪を上げてポンパドールにするか、前髪を横に編み込んだりしていました。

 

そのほかにも、お団子、くるりんぱなどが多かったです。

 

髪を留めるヘアゴムを飾り付きのヘアゴムに変えたり、シュシュに変えたりなど、毎日の気分で変えることが出来るのでおすすめです。

歯科衛生士が爪にネイルアートをするのはありか? まとめ

身だしなみとオシャレ

  • 身だしなみとは、自分の身なりをその場にふさわしい姿に整えること。
  • 人は見た目で約9割、第一印象が決まる。
  • 第一印象は信頼につながる。
  • オシャレとは、自己満足。
  • オシャレをすることは、自身の個性の開放感、優越感、ストレス発散に繋がると言われている。

ハンドのネイルアートはOK?NG?

  • 歯科医院によっては、派手ではないネイルアートならOKという歯科医院もある。
  • 派手か派手ではないのかは個人の感覚のため、境界線は不鮮明。
  • ハンドのネイルアートは長期休暇を利用した方が良い。
  • フットのネイルアートは仕事に支障をきたすことなく楽しむことができる。

歯科衛生士でもできるオシャレ

  • まつ毛エクステ
  • まつ毛パーマ
  • まとめ髪のヘアアレンジ

 

歯科衛生士の仕事中にオシャレをすることは限られてしまうことが多いですが、その中でも許容範囲内で十分オシャレを楽しむことはできるので、ぜひ試してみてください。

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