ベトナムの食文化の特徴や歴史3選! 地域ごとに異なる興味深い文化があります!
投稿日:2018年11月16日 更新日:

ベトナム旅行に行くことになった!
そんなとき、楽しみになるのが、ベトナム料理。
どんな料理を食べるか、うきうきしながら調べる!
なんてこともあるのでは?
実は、「ベトナム料理」と
ひとくくりにすることはできません。
同じベトナムであっても、
どの地域へ旅行に行くかで、
食文化がまったく異なるからです。
そのため、ベトナム料理を楽しみたい!という人は、
どんな食文化に触れたいのかを考えてから、
旅行に行く地域を決めていくという方法も
おすすめです。
そこで、ベトナムの食文化について、
地域ごとの特徴や歴史とからめながら、
まとめてみたいと思います。
ベトナムの食文化の特徴や歴史1: こだわりの食文化!? 中国やフランスの影響を受けた歴史も
自分の国の食文化に誇りを持っているベトナム人。
ぜったいにおいしい!という自信があるので、
いろいろな食べ物を教えてくれる、なんてことも。
そんなベトナム人の自慢の食文化ですが、
それを特徴づけるのが、
中国とフランスの食文化。
ベトナムは、千年にわたって中国の支配下におかれ、
小規模な反乱をなんども起こすものの、
鎮圧されてきたという歴史があります。
長い期間の中国の強い影響によりお茶文化が定着。
また、炒める、蒸す、煮るという料理の手法も中国の食文化の影響。
とくに朝、道を歩くと、中華まんのお店がたくさん!
ベトナムの食堂に行けば、本格的なチャーハンが提供されています。
19世紀、今度はフランスの支配下におかれることに。
ベトナムの食文化の代名詞でもある、
フランスパンのサンドウィッチ(バインミー)や、
コンデンスミルクがたっぷりのベトナムコーヒーは、
フランスの支配の歴史の痕跡。
そのほか、インドの影響をうけたカレー文化や、
シンガポールの定番であるおかゆは、ベトナム料理を語るうえで欠かせません。
ベトナム風にアレンジされたお寿司が目立ち始めるなど、
まだまだ進化の途中!なのがベトナム料理なんです。
ベトナムの食文化の特徴や歴史2: 地域ごとに異なる? 海沿いと山岳地帯にも違いが!

地域ごとに食文化が異なるのもベトナムの特徴。
おおまかには、3つの地域に分けることができます。
ハノイを主要都市とする北部は、
塩と味の素、しょうゆをベースにした、
薄味の料理が中心です。
中国に隣接していることから、
中華料理の影響が強いことも特徴。
店先でおばさんが中華まんを売っている、
大きな中華鍋をふりあげチャーハンや野菜炒めを作っている、
こんな光景はハノイなど北部ならでは、です。
フエやダナン、ホイアンなどが有名な中部は、
中国支配の時期に皇帝が住んでいた場所。
古都としての歴史が、食文化を特徴づけています。
米粉とタピオカを使った生地を使った料理は中部ならでは。
また、北部は大皿料理が多いのですが、
中部は小さな皿に美しく料理をならべる、
懐石料理に近い食文化が根付いています。
南部になると、タイやカンボジアの影響をうけた食文化に。
味付けは濃い目で、砂糖がこれでもか!というくらいたっぷり。
麺類のスープも甘辛く、北部の薄味とは対照的です。
また、揚げ物をこよなく愛する食文化も南部ならでは。
その場で揚げてくれる串揚げの屋台が立ち並ぶのも、南部の光景です。
海沿いの町か、山岳地帯かでも、食文化の違いが。
北部ハノイの隣にあるハイフォンに行くと、
麺料理は、かに味噌をねりこんだ、バインダーがメインに。
また、山岳地帯にいくと、川魚や水牛などの料理が増えます。
ベトナム全体では少なくなりましたが、
一部の田舎では、犬や猫の肉を食べる習慣も残っています。
ベトナムの食文化の特徴や歴史3: 旅行者必見! 地域のごとの名物料理は?

ハノイなど北部を中心に旅行を計画している人は、
やっぱりベトナムの食文化の定番!フォーは外せません。
牛肉か豚肉を選ぶパターンが多いのですが、
小さな貝をトッピングする場合もあります。
ブンチャーは、甘辛い豚肉が入ったコクのあるスープに、
麺や野菜をひたして食べるハノイ名物のつけ麺料理。
やみつきになる日本人がとても多い!料理です。
豚肉の代わりに揚げ春巻きをひたすブンネムと、
一緒に提供しているお店が多いので、要チェック。
中部に行ったら、まず食べたいのが海鮮料理。
近海で魚介類が豊富にとれるので、
魚貝類をふんだんに使った食文化が根付いています。
また、フエに行ったら、ブンボーフエ。
大きな豚足やレバーなどの具材がたっぷり!
麺は、丸みがあるうどんのようです。
中部の食文化に触れたいけど行けない!という場合は、
モンフエというファミレスのチェーン店が便利。
食べやすくアレンジされた中部の食文化を、
気軽に楽しむことができるので、おすすめです。
南部で食べたいのが、バインセオという、ベトナムのオムレツ。
ターメリックで着色した米粉とココナッツミルクで作った生地で、
もやし、エビ、ひき肉などをつつんだものです。
ライスペーパーでまるめて、手づかみでガブっと食べましょう。
また、ホーチミンは、海が近いこともあり、
貝料理のお店がたくさんあり、調理法も豊富!
ただ、日本人が食べなれない貝もあり、
油もたっぷり使う料理が多いので、
お腹が弱い…と言う人は控えめにした方がいいかも。
ベトナムの食文化の特徴や歴史まとめ
・ベトナムの食文化は、支配の歴史から、中国とフランスの影響が強い。
・北部、中部、南部で食文化は異なり、海沿いか山岳地帯でも特徴が変わってくる。
・ベトナム全土で食べられる料理も多いが、地域ごとの名物料理はチェックしたい。
執筆者:woodbat
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