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飲食業

元飲食店従業員が語る! 飲食業がきついと言われる5つの理由とは?

投稿日:2018年11月17日 更新日:

日曜日に家族で外食に行ったり、週末に会社の同僚と飲み会に行ったりした時などに、

 

「なんか店員さん忙しそうだし、注文するのが気まずい」

 

なんて感じたことはありませんか?

 

”ブラック”な業界のイメージが強い飲食業ですが、実際に従業員として働くとどのようなところがつらいのか?離職者が後をたたない原因とは何なのか?

 

今回の記事では、業界経験者である筆者が、その実態を5つの理由としてまとめ、徹底的にご説明していきます!

1. 拘束時間が長い

あのワタミグループの元会長の問題発言からも分かるように、飲食業では長時間残業が当たり前となっています。

 

1日の勤務時間は12~14時間程度との声が多いですが、中にはもっと働いている猛者もざらにいます。定時?もちろんそんな概念はありません。

 

なぜそんなに働かなければならないのか?

という理由の前に、まず飲食業の一日の流れをご説明します。

 

仕込み・開店準備

まずは、料理に使う食材の下ごしらえやお客様のテーブルや椅子をキレイにするなど、

営業を始める為の準備をします。

 

【営業】

皆さんが外食に行った時がまさにこの時間です。

お客様のご案内から料理・ドリンクの提供、空いた席の食器を下げたり、注文をうけたりします。

 

【片付け・翌日の準備】

一般的に閉め作業と呼ばれているもので、営業で使用したものの片付けや翌日の営業に使用する食材の準備・発注などをします。加えて、店長などであればその日の営業日報をつけたりもします。

 

という様に、おおまかに3つに分けることができ、それぞれにかなりの時間を要してしまいます。

 

人手不足や後述の給料が安いにも絡んでくる人件費の問題などで、

これらの作業を一貫して、もしくは半分程度を行う”通し”と呼ばれる勤務によって

拘束時間が長くなってしまっているのが現状です。

 

また、休日も週1日、大型連休などの繁忙期は連勤などの会社が多いようですね。

2. 給料が安い

20代の平均月収は18万円以下が75%だそうです。

経験を積み、技術を身に付ければ昇給も見込まれますが、前述したように労働時間が長いので割に合わないので辞めていく人が後を絶ちません。

 

「でも、そんなに働いているなら残業代多いでしょ?」

 

と思われるでしょうが、残念ながら貰えません。

 

というのも、飲食業を営むにあたって一番かかる経費が人件費だと言われています。

なので、個人店などではほぼ貰えない、大手のチェーンでも雀の涙程度しか貰えません。

 

法律的にはどうなのかといえば、確実に問題はあるものの、そんな主張するより辞めた方が早いので、問題提起する人もほぼいません。

3. 厳しい修行時代

料亭などの板前修行中の人を”追い回し”などと呼びますが、そのほかの飲食店でも最初はかなりシゴかれる場合が多いです。

 

前時代的なやり方に感じるかもしれませんが、みな通った道だからと、助け船を出してくれる先輩もいません。

 

いくら効率が悪いと感じる作業でも、人の倍以上は動かなければならないので、

明確な目標などがなければ、心が折れてしまいます。 

4. どんなに理不尽でも”お客様は神様”

接客サービスも行うので、時にはクレームをいただくこともあります。

 

「注文したドリンクがこない」

「隣の席がうるさいから移動したい」

「料理に髪の毛が入っていた」

 

などなど、挙げればキリがないですが、中にはどう考えても無理な要望を言ってきたり、こちらに非がない場合でも、丁寧に対応しなければなりません。

 

大抵の場合、ホールマネージャーや店長などがでてきて対応すれば治まるのですが、

忙しくて誰も来れない時などは自分で対応しなければならないので、慣れるまでは気が重いでしょう。

5. 未経験でも、即戦力並のことを求められる

 

調理師などの資格はあるに越したことはありませんが、基本的には経験・学歴不問の誰でも歓迎の求人が多いです。

 

誰でも働けるのは飲食業のメリットではあるのですが、慢性的な人手不足などの理由から、まったくの未経験でも前述してきたような業務内容をこなしていかなければなりませんので、要領が悪かったり、コミュニケーション能力に自信がない人にはオススメできません。

まとめ

 

今回の記事のポイントをまとめると、

  • とにかく拘束時間が長い
  • 給料が労働時間に見合わない
  • 最初は人の倍以上動くことを覚悟して
  • 理不尽な神様もたくさんいる
  • 何でも卒なくこなせるタイプでなければ、未経験入社はきつい

 

です。

 

キツイことばかりですよね。(笑)

 

もちろん、お客様に感謝されたり、一緒に働く仲間と切磋琢磨したりと、やりがいや楽しさもあります。

 

しかしながら、

「将来、自分のお店を持ちたい」、「有名ホテルでシェフとして働きたい」

などの夢や目標を持って仕事に望まなければ、続けていくのは難しいかもしれません。

 

是非、これから飲食業にチャレンジしようと思っている人は参考にしてみて下さい。

 

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