声が小さい保育士さんや幼稚園の先生はどうしたらいい? 大きな声を出すコツはある?
投稿日:2018年10月7日 更新日:
幼稚園の先生だけど、または目指しているんだけど、声が小さくて悩んでいる。
そんな人はいませんか?
私は、物心ついた時から幼稚園の先生や保育士になるのが夢でした。
そして、保育の学校を出て最初に就職したのは幼稚園でした。
ただ、私はもともとおとなしい性格もあり、人前に出るのも苦手でしたし、声も小さく保育実習では、反省会のたびによく指摘され落ち込んでいました。
しかも、就職した幼稚園で最初に任されたのは5歳児の年長クラス!
勝手に、新人は複数担任クラスからだと思い込んでいたので、とても衝撃を受けたのを覚えています。
「いきなり1人担任で、やっていけるのだろうか?」
「それも、年長なんて1番声を出さなきゃいけない…」
今となっては、逆に年長でよかったのかななんて思えますが、その当時はとにかく不安で仕方なかったですね。
そんな私の経験や体験を、同じように悩んでいる人の自信に少しでもなれるよう、お伝えしていきたいと思います。
声が小さい保育士さんや幼稚園の先生はまず声を出す練習をしよう!
私は、人前でしゃべることに慣れるために友だちや家族の前で絵本を読んだり、大きな声を出すためにカラオケに何度も行ったりしていました。
やっぱり苦手なことは、何回も繰り返して慣れていくことが大事ですからね。
また、大きな声を出すには
・口や顔に力を入れない
・喉から声を出すのではなく、お腹に力を入れて空気を吐き出すイメージで声を出す。
ということも大切だそうです。
声が小さいと悩んでいるのであれば、これらのことも意識しながら、大きく出すための練習をしてみましょう。
声が小さい保育士さんや幼稚園の先生のメリットもある
幼稚園の先生は、1日中ずっと大きな声を出しているでしょうか?
そんなことはありませんよね。
先生が常に大きな声を出していると、なんとなく子どもたちの落ち着きがないような気がします。
それに、普段の保育ではそんなに声を張らなくても、意外と子どもたちに聞こえています。
また声が小さければ、子どもたちも
「静かにしないと先生の声が聞こえないんだ」
と思って静かになります。
ただ大きな声を出して子どもたちをまとめようとするよりも、状況によっては、声のトーンを変えたりあえて声を小さくしたりすることも大切だと思います。
保育士さんや幼稚園の先生は大きな声を出さないといけない場面もある
それでもやはり、朝礼や集会、参観日、歌の練習など、大きな声を出さないといけない場面はたくさんあります。
特に、参観日や運動会など、子どもたちにとって特別な行事では、騒がしくなりがちです。
私が最初に声の大きさで苦労したのは、運動会の学年練習の時でした。
普段は、教室で自分のクラスの子どもたちに聞こえるように話をすればいいので、無理に大きな声を出す必要はなかったのですが、それが学年となるとそうはいきません。
私は声が小さい分、とにかくゆっくり簡潔に、わかりやすい言葉で話すように心掛けました。
それでも、暑い中での練習に、子どもたちの集中力はすぐに切れ、上手くまとめることが出来ませんでした。
先輩の先生にも
「後ろまで声が届いてないよ」
「もうちょっと大きな声でしゃべらないと」
と何度も注意されていました。
そして、大きな声を出そうと無理をしすぎたのか、声が枯れて余計に出なくなり、本当に最悪でしたね。
それからは、騒がしくなったときには、先輩の先生たちにも助けてもらいながら、なんとか運動会を終えることが出来ました。
声が小さい保育士さんや幼稚園の先生は、小さな声でも仕事ができるように経験を積もう
その後、何度も子どもたちの前で話をするうちに、少しずつ大きな声を出せるようになっていきましたが、今でも他の先生たちに比べれば小さいほうだと思います。
しかし、幼稚園の先生として経験を積んでいくうちに
・うるさくなったらわざと話すのをやめて、静かになるまで待つ(空気の読める子は気付いて静かになる)
・ずっと前に立って喋っているだけではなく、時々、うるさくする子たちの近くまで行く
など、色々な方法で子どもたちをまとめられるようになりました。
これは、とにかく経験と、上手にまとめている先生の動きをよく見て、勉強していくしかないですね。
保育士さんや幼稚園の先生の喉は大事な仕事道具! 休ませることも大切です
私は、運動会練習で声を枯らしてしまいましたが、そうなると、余計声が出なくなってしまい大変ですよね。
なので、こまめにうがいや水分補給をしたり、保育終了後にはマスクをしたりと喉をしっかり休ませ、声を枯らさないようにしましょう。
また、はちみつには喉の粘膜を保護してくれたり、殺菌作用もあったりするので、積極的に摂ると良いそうですよ。
まとめ
・口や顔に力を入れず、お腹に力を入れて空気を吐くイメージで声を出すことを意識し、カラオケなどで練習をする。
・常に大きな声を出すのではなく、声のトーンを変えたり、あえて声を小さくすることも大切。
・参観日や運動会など子どもたちにとって特別な行事では騒がしくなりがち。
・経験を積んで、声を出す以外にも色々な方法で、子どもたちをまとめられるようになろう。
・こまめにうがいや水分補給、マスクなどをして喉を休ませ、声を枯らさないようにする。
声が小さいと大変なことも多いですが、常に大きな声を出さなければいけないわけではありません。
大きく出すための練習はしつつ、色んな方法で子どもたちをまとめられるようになると良いですね。
執筆者:woodbat
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