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キムチの賞味期限が2週間過ぎてた! 食べても大丈夫?

投稿日:2019年8月21日 更新日:

ごはんをおいしく食べるために欠かせないのがキムチ。

 

キムチは夏バテにいいと言われており、これからの暑い季節にぜひ取り入れたい食品です。

 

ただ、少し気になるのがキムチの賞味期限。

 

一気に食べるものではないので、いつの間にか賞味期限が2週間過ぎていた!なんてことも。

 

キムチは賞味期限から2週間過ぎても、基本的にしばらく食べ続けることができます。

 

そこで、賞味期限が切れたキムチはどうして食べても大丈夫なのか、おすすめの食べ方や保存方法など詳しくご紹介したいと思います。

【キムチの賞味期限①】食べること自体は問題なし!

キムチは、韓国発祥の発酵食品。

 

発酵の度合いによって味が変わることが特徴です。

 

キムチの賞味期限は「おいしく食べるための期限」という意味。

 

発酵の度合いがちょうどいい時期にあわせて設定されています。

 

つまり、キムチは賞味期限が切れると、発酵がさらに進んで酸味が増します。

 

2週間過ぎたら、酸っぱいと感じることはありますが、おなかを壊す直接の原因にはなりません。

【キムチの賞味期限②】日本のキムチは保存期間が短い

とはいえ、キムチは永久に食べられるわけではありません。

 

とくに開封した状態の場合、保存できる期間は生じます。

 

ただ、その期間は、韓国のキムチか日本のキムチかで違いが出てきます。

 

韓国のキムチは、長いあいだ保存ができるように、乳酸菌を多めにして作っています。

 

強力に発酵している分、腐るまでの期間は長くなります。

 

しかしながら、日本人にとっては、強力に発酵させたキムチはパンチがありすぎ。

 

そこで日本人向けに発酵を抑えてキムチが作られています。

 

開封しているのであれば2週間程度を目安に食べることで、本来の味を楽しめます。

【キムチの賞味期限③】酸っぱくなったら料理に使う

キムチの賞味期限が切れて、発酵により味が変化すると、酸っぱくて食べにくく感じることがあります。

 

とはいえ、キムチ自体が腐っているわけではないので、捨てるのはもったいないです。

 

そこでぜひ、キムチを料理に使うようにしてみましょう。

 

簡単に作れるのがキムチ鍋。

 

酸味が気になるのであれば、砂糖や豆乳とあわせることで、マイルドな味わいになります。

 

野菜炒めの味付けに使うと、他に味付けする必要がなくなるので時短が可能に。

 

チャーハンにするなら、卵をあわせて使うのがおすすめです。

 

卵そのものの甘みにより、キムチの酸味が中和されるので、食べやすくなります。

 

また、残ったキムチのタレを活用してドレッシングにすることも一案です。

 

マヨネーズと一緒に混ぜることで、色合いもきれいなキムチドレッシングのできあがり。

 

きゅうりやダイコンなど野菜スティックとの相性が抜群ですよ。

【キムチの賞味期限④】長持ちさせるように配慮

キムチをできるだけ長くおいしく食べるためには保存状態が大切です。

 

絶対に忘れてはならないのは、開封後のキムチは冷蔵庫に入れること。

 

冷蔵庫に入れておくだけでも、キムチが傷むのを遅くしてくれます

 

くわけて、キムチが入っている容器に、余分なものが入らないように注意しましょう。

 

とくに気をつけたいのが水気。

 

冷蔵庫に保管しているあいだ、他の食品や冷蔵庫内の結露などにより、水滴が入ることが。

 

キムチに水滴が入ってしまうと、傷みが早まってしまうので要注意です。

 

また、食事の箸を使ってキムチをとると、唾液が入ったり、料理のカスが入ったりすることがあります。

 

そうすると、キムチを保存しているあいだに雑菌が繁殖してしまう可能性が。

 

キムチをとるためのお箸を別に用意し、保存するキムチをきれいな状態に保つように心がけましょう。

【キムチの賞味期限⑤】冷凍は可能だが調理用とする

キムチがたくさん残ってしまったときは、まとめて冷凍保存することも一案です。

 

このとき、ジップロックのような密封できる袋にキムチをしっかり詰めて保存するようにしましょう。

 

キムチはもともと水気が多く含まれている食品です。

 

冷凍保存することで、白菜のシャキシャキ感はなくなってしまいます。

 

解凍しても、以前のように白米のうえにのせて食べることは難しくなります。

 

そのため、キムチ本来の味を楽しむためには冷凍保存はおすすめできません。

 

どうしても保存期間を延ばしたい場合、鍋や炒め物などの料理に使うことを想定して冷凍するようにしましょう。

まとめ

・キムチの賞味期限が2週間過ぎても食べることは可能。ただ、発酵が進むので酸味が増します。

 

・日本のキムチは味をマイルドにするために発酵が控えめなので、保存期間は短め。

 

・賞味期限が切れても食べることはできるが、酸っぱくなるので料理に使った方がいい。

 

・水気や唾液などで雑菌を繁殖させないように注意すると保存期間を延ばすことができる。

 

・残ったキムチを冷凍保存することは可能。しゃきしゃき感はなくなるので調理用とする。

 

キムチが残りやすい人は、小容量タイプのものを買うと、発酵が進み過ぎるまえに食べきれるのでおすすめです。

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