ポスターの上手な剥がし方とは? 壁にダメージを残さない方法とは!
投稿日:2019年7月15日 更新日:
お部屋のインテリアやちょっとしたアクセントとして貼ることがあるポスター。
お気に入りの絵や写真などを飾ると気分も明るくなります。
しかし、引っ越しや模様替えなどで剥がさないといけない状況を経験する人は多いのではないでしょうか。
大事なポスターを傷めずに剥がすにはどうしたらいいのでしょうか?
また、壁、壁紙にもダメージなく剥がすことはできるのでしょうか?
ポスターの剥がし方:ポスターを傷めたくないとき
さまざまな事情でお気に入りのポスターを剥がさないといけないというときがあると思います。
大事なポスター、貼っていた部分だけめくれてしまう、破けてしまうということは避けたいところです。
ポスターを張るときにはセロハンテープや両面テープを使うことがほとんどだと思います。
これらのテープの粘着力に対して紙素材のポスターのほうが弱いので、無理をすると傷めてしまいます。
ポスターを上手に剥がす方法1:接着部分を温める
ポスターを傷めずに剥がすには貼っている部分を温めることが一番効果的です。
テープの粘着剤は温めることでやわらかくなり柔軟性がでてきます。
そこをやさしく丁寧に剥がしていく方法がポスターにダメージを与えずに剥がしていくコツです。
テープの粘着部分を温める方法はドライヤーと低温設定のアイロンがあります。
どちらもまずはポスターが「ちょっと熱くなってきたかな?」と感じるほどまで熱をあてます。
温かいうちに端から少しずつ、やさしく丁寧に剥がしていくとポスターを傷めずに剥がせます。
ポスターを上手に剥がす方法2:細い糸を通す
ポスターを貼って間もない場合や接着面に隙間ができている場合に使える方法です。
ポスターとテープの接着面に細い糸を通してゆっくりと剥がしていきます。
糸を通していくのにコツがいりますが、ポスターをテープの間に空間を作ることができればこっちのものです。
ポスターはコーティングされているものもありますが、基本的には紙素材です。
液体物での対処はポスターを濡らしてしまい、濡れた部分だけ変形してしまう可能性があります。
ポスターを傷めずに剥がすときには液体物を使わないで剥がすことが重要です。
ポスターの剥がし方:壁、壁紙を絶対に傷めたくない時
ポスターは仕方ないが壁や壁紙はダメージなくきれいにしたいときもあるかもしれません。
ポスターは剥がれたが、テープが壁に残っているときにも応用できます。
紙素材のポスターに比べ、壁や壁紙は多少丈夫で液体物にも耐性があります。
といっても素材によってはダメージを与えてしまうこともあります。
目立たない部分で少しずつ試してから対応していきましょう。
壁紙を傷めずにポスターを剥がす方法1:接着部分を温める
ポスターを傷めずに剥がす方法と同様です。
ドライヤーや低温アイロンで数十秒から1分間温めます。
やわらかくなった粘着剤を少しずつ剥がしていくことができ、壁にもダメージが出ません。
長年貼ってあって固くなったテープ跡や乾ききったテープの跡にも効果があります。
指で取るのが難しいような細かな粘着剤は温めた後に布粘着テープでぺたぺたとするときれいにはがれていきます。
根気よくゆっくりと対応していきましょう。
壁紙を傷めずにポスターを剥がす方法2:お湯
お湯でも粘着剤を温めることができるので、テープが剥がしやすくなります。
お湯で濡らした布やキッチンペーパーをテープの接着部分に押し当てます。
次第に接着部分がやわらかくなってくるので、少しずつ剥がせるようになります。
壁紙を傷めずにポスターを剥がす方法3:お酢、中性洗剤
お酢や中性洗剤にはテープの接着剤を弱くする作用があります。
コットン、キッチンペーパーにお酢を染み込ませてテープの部分に重ねておきます。
上からラップをしておくと浸透がより早くなります。
全体が湿ってきたら端からゆっくりと剥がしていくときれいに剥がせます。
中性洗剤でも同様の手順です。
壁紙を傷めずにポスターを剥がす方法4:除光液
お酢や中性洗剤とやり方は同じです。
除光液は揮発性があるので、たっぷりと使うことが大切です。
また、必ずテープ部分に重ねた後はラップで覆うことも大事なコツです。
きっちりと密閉させ、浸透させてから剥がしていきましょう。
壁紙を傷めずにポスターを剥がす方法5:シール剥がし
ポスターとはちょっと違いますが、市販されているシール剥がし剤でもポスターを剥がすのに効果を発揮します。
年季の入ったテープ跡やテープを剥がすときにもとても有効な手段です。
手軽にスッキリときれいにできるのはうれしいポイントではないでしょうか。
壁紙を傷めずにポスターを剥がす方法6:ハンドクリーム
ハンドクリームの油分がポスターのテープ剥がしに役立ちます。
テープの上から塗るのではなく、貼ってある接着部分のまわりから染み込ませるように塗り込んでいきます。
端から少しずつ浸透させることでゆっくりと剥がれていきます。
また、ハンドクリームはポスターが剥がせても跡が残っているときにも効果的です。
貼ってあったテープの跡をハンドクリームでなぞっていけばあっさりと取れていきます。
剥がれたあとは拭き取れば完了です。
テープ跡を取るのには消しゴムも便利です。
ハンドクリームの油分が気になる場所には消しゴムで対応してみましょう。
まとめ
・ポスターを傷めずに剥がしていくにはテープでの粘着剤をドライヤーや低温設定のアイロンで温めると効果的である。
・壁や壁紙を傷めないことを最優先で考える場合にはドライヤーを使ったポスターの剥がし方はもちろんだが、お湯やお酢、除光液、ハンドクリームなどを使うことでポスターを剥がすことができる。
シール剥がし剤は古くなったテープ跡も剥がすことができる。
ポスターも壁もどちらも大事にしながらポスターは剥がしていきたいものです。
お気に入りのポスターと長く付き合っていくためにも方法を組み合わせて、丁寧に扱ってみてはいかがでしょうか。
執筆者:woodbat
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