困った!! 野球盤のバットが折れた…交換できる?
投稿日:2019年6月10日 更新日:
野球盤と聞くと懐かし思い出を思い起こす方も多いのではないでしょうか。
現在に至るまで人気のつきないボードゲームです。
野球盤の重要なパーツであるバット、この野球盤のバットが折れてしまったらどうしたらいいのでしょうか?
野球盤とバットの仕組み
ある一定の年代以上になると「野球盤、懐かしい」と感じるかと思います。
テレビゲームが普及し身近になっている現代では野球盤を知らない方も多いかもしれません。
野球盤とは1958年に発売された野球を題材としたボードゲームです。
発売以降、モデルチェンジや新機能を追加しながら現在に至るまで多くの子供たちに親しまれています。
とくにテレビゲームのない時代には野球好きの少年たちにとっては大人気商品でした。
野球熱をさらにヒートアップさせたといっても過言ではないほどです。
野球盤の球はパチンコ玉にとても似ています。
ピッチャーの位置にある装置にこの球を装填し、バックスクリーンの裏にあるレバーで投球します。
ホームベース手前には磁石が仕込まれていて玉を投げ分けることができます。
打席側には左右に穴がありバットをはめ込んだ後、バネを利用したしかけのスイッチでバットを離すタイミングを見計らって玉を打ちます。
投げるときは球を入れた装置のレバー引き、打つときはボタン押すとバットのストッパーが取れるという仕組みです。
主なメーカーから発売されている野球盤の玉は鉄球でできています。
また、バットも衝撃に強い鋳造製です。
野球盤のバットが折れる…どうする?
野球盤のバットは衝撃に強い作りになっています。
しかし、鉄製の玉を打つ役目をしている消耗品でもあります。
材質は衝撃には強いのですが、圧力がかかると折れやすいという弱点も持っています。
このため、踏まれる、無理に曲げるといったことや小さな亀裂が原因で折れてしまうことがあります。
野球盤の要でもあるバットが折れてしまったら元も子もありません。
万が一、バットが折れてしまうことがあれば野球盤のメーカーに問い合わせをしてみましょう。
バットのパーツだけ販売しているはずです。
野球盤の商品名とパーツの在庫にあわせて配送手配をしてくれます。
新しいタイプの野球盤だとバットのみで打つのではなく、バッター人形で打つようになっている商品もあるようです。
このタイプの商品であってもバットが折れたらパーツだけの購入が可能です。
商品によってサイズが微妙に違うようなので、商品名とサイズをきちんと確認し、メーカーに問い合わせしてみましょう。
やりだすと白熱してしまうのが野球盤の魅力でもあります。
部品交換で長く愛用できるというのはうれしいポイントなのではないでしょうか。
遊ぶだけじゃない!手作り野球盤
1958年の販売以来、長年親しまれている野球盤ですが、実は手作りすることもできます。
メーカーから販売されている野球盤のおもしろさはもちろんあります。
自分で作った満足感というものは手作りならではのものです。
あまり難しい作り方ではないので親子で挑戦してみても楽しいのではないでしょうか。
<材料>
・大きめのダンボール箱
・厚紙
・木片
・輪ゴム
・木玉またはビー玉
・カッター
・セロテープ
・修正テープまたはビニールテープまたは白い紙
<作り方>
1.ダンボール箱の側面を利用し、深さ10cm程度、一辺40cm程度の正方形の枠箱を作る。
もう一方の側面を利用して、枠箱にちょうど納まるような中敷きを作る。
中敷きはホームランやヒット、アウトなどとなる場所を決めて切り抜いておく。
白い紙、ビニールテープ、修正テープを利用してベースやラインを描く。
2.厚紙を利用して15度くらいの角度の三角形のボールの発射台を作る。
ボールは木玉でもビー玉でもよい。
3.バットを固定する穴を中敷きにあける。
バットとなる木片を輪ゴムで巻き、輪ゴムの一部を中敷きにあけた穴に通す。
4.中敷の穴に通したゴムの先を裏でゼムクリップにつなぎ、中敷きにバットを固定する。
バットがスムーズに動くよう、少しゆとりを持たせる。
バットの素材は割りばし、短くなった鉛筆でもよい。
- 中敷きを枠箱にはめ込み、両面テープで発射台を取り付ければ完成。
一から自分で用意して作るのはちょっと大変という時には手作り野球盤キットが販売されています。
このキットを使えばもう少し手軽にオリジナルの野球盤を作ることができます。
試してみるのもおもしろいかもしれません。
まとめ
・市販されている野球盤は鉄の玉と鋳造のバットでできている。
・野球盤のバットは衝撃に強い素材でできているが、圧力に弱いという弱点もある。
折れてしまったバットはメーカーに問い合わせをすれば部品の販売をしてもらえる。
・昔ながら楽しまれている野球盤は手作りすることもできる。
販売から60年間にわたって楽しまれ、親しまれてきている野球盤はシンプルながらも白熱するゲームです。
折れてしまってもバットのパーツを購入、交換できるのでより一層長く愛着をもって遊ぶことができるのではないでしょうか。
執筆者:woodbat
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