地味に痛い…結婚指輪でできるマメ・タコの対策とは?
投稿日:2019年4月11日 更新日:
一生物として使う結婚指輪。
長い間付けていると指の付け根や指輪のあたる隣の指の部分などが固くなってしまうことがあります。
このような、結婚指輪をつけることでできるマメやタコへの対策や予防にはどのようなものがあるのでしょうか?
結婚指輪のマメ・タコ、対策は?
職業柄、仕事の都合、生活環境などによって人それぞれだとは思いますが、結婚指輪をつけたまま生活している方は多いのではないでしょうか?
ずっとつけたまま数年、数十年と生活をしていると指輪のあたっている部分の皮膚が固くなり、マメやタコができてしまうことがあります。
指輪を購入したときにしっかりとサイズを合わせたつもりでも、季節によって指のサイズは微妙に変化するといわれていいます。
夏は膨張しやすく、冬は乾燥で細くなるそうです。いうまでもないかもしれませんが、体調の変化によるむくみや体重の増減にも左右されてしまいます。
このような微妙なサイズのズレや日常生活での皮膚の摩擦や圧迫によって結婚指輪があたる部分、指の付け根にマメやタコができてしまいます。
一度できてしまったマメやタコは痛みも伴いますし、気になってしまうものです。
また、マメやタコができた後は結婚指輪を外すことが難しくなる場合もあります。
結婚指輪でできるマメやタコを防ぐ対策
四六時中つけっぱなしにせず、入浴中や就寝中は外すようにすることです。
マメもタコも皮膚の一か所に刺激や力が加わることでできてしまいます。
毎日一定の時間は外し、皮膚への圧迫や摩擦から休ませることが大事です。
さらに、結婚指輪を外した後は、ハンドクリームや保湿クリームを左手の薬指を中心に塗り、皮膚が固くなるのを防ぐことでマメやタコをできにくくしてくれます。
顔の肌よりは頑丈だといわれていますが、「手は働き者」ともいわれるほど毎日の生活でよく使うパーツでもあります。
念入りに疲れを取り、皮膚の老化と硬化を避けるためにも必要なことです。
すでに結婚指輪のまわりが固くなってしまっている、マメやタコができている場合の対策
このような場合であっても基本的なスキンケアで症状を和らげることができます。
できてしまったマメやタコには「マメは水ぶくれ」、「タコは厚い角質」という違いがあるので、それぞれに合わせた処置が必要です。
短期間の刺激で体内の水分が集って水ぶくれになったものがマメで、刺激が繰り返かえされて、角質層が厚く硬くなって盛りあがったものがタコという区別です。
例えば、新しい靴やサイズの合わない靴を履いたときにできる靴擦れはマメで、皮膚を守ろうとする防御反応や生活習慣やクセでできるものがタコです。
どちらの場合でも、常に皮膚の表面の同じような部分に摩擦や圧迫を受け続けるとその部分の皮膚が厚くなり、角質化します。
この角質は皮膚の死んだ細胞で、生きた細胞を守るために、この角質の層を厚く、固くしていくという構造でマメやタコができていきます。
<マメができた場合>
水ぶくれの部分をつぶさないように、また炎症がひどくならないように消毒をし、しっかりとした保護をすることで治ります。
<タコができた場合>
・入浴やシャワーで柔らかくし、ウォッシュクロスや軽石でこすって取り除いていきます。
・爪のお手入れに使われるエメリーボードや、足専用のフットファイルでこすりおとします。
結婚指輪でのできるマメやタコのそのほかの対策
皮膚科に行ってマメやタコを取り除いてもらう方法、結婚指輪を購入したメーカーやブランド店に相談し、現状の指に合わせたサイズに直してもらう方法があります。
結婚指輪によるマメやタコを防ぐためにも、また悪化させないためにも日々のお手入れを心がけましょう。
結婚指輪とスキンケア
マメやタコを防ぐためにも日々のスキンケアは大切です。
実はそれだけではなく、年齢を重ねるごとに手の皮膚も老化しますし、刺激が続けばしわや皮膚の効果などの老化が進みも早くなります。
また、手は顔より10年早く老化するともいわれています。顔と違い、メイクで隠すこともできませんので、毎日のスキンケアはマメやタコの防止のためだけでもなく必要です。
日々の保湿とハンドクリームを使ったケアは手の血行を良くして、角質をできにくくします。
一生物の結婚指輪といつまでも若々しく付き合っていくためにも手や指をいたわり、ケアしていくべきではないでしょうか。
さらに、結婚指輪そのもののお手入れも大事です。
日々の生活でついた細かいキズや汚れはもちろんのこと、気がつかないうちに与えてしまったダメージもあるかもしれません。
年齢や体調の変化からくるサイズの変更もあるかもしれません。
数年に一度はメーカーやブランド店に足を運んでメンテナンスをしてみてはいかかがでしょうか。
長く大事にしたいものだからこそ、丁寧に長い目でみた付き合い方が大切です。
まとめ
・入浴中や就寝中は外すようにしてハンドクリームや保湿クリームで、皮膚が固くなるのを防ぐことが結婚指輪でできるマメやタコを防ぐ第一歩である。
・「マメは水ぶくれ」「タコは厚い角質」という違いがあるので、それぞれの症状に応じた対策と処置が必要である。
・手の老化は顔より10年早いといわれるので、日々のスキンケアで血行をよくし角質のできにくい肌作りが大事である。結婚指輪も定期的なメンテナンスをしてサイズ直しや手入れをすることが必要である。
毎日のちょっとしたお手入れが結婚指輪によるマメやタコを防ぐことにつながります。
いつまでも人生の思い出として付き合っていくためにもご自身のケアと結婚指輪のメンテナンスを心がけてみてはいかがでしょうか。
執筆者:woodbat
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