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ニュージーランド, アメリカ, 日本のスクールカーストの違いとは? そもそも存在するの!?

投稿日:2019年3月2日 更新日:

最近「スクールカースト」という言葉を耳にすることが多くなってきました。

 

ニュージーランド、アメリカ、日本では本当にスクールカーストがあるのでしょうか?

 

また、それぞれの国の違いとはどのようなものなのでしょうか。

スクールカーストとは?

インドのヒンドゥー教にある厳しい身分制度であるカースト制度になぞられて、学校内の生徒間で自然に発生した人気序列のことをスクールカーストと呼びます。

 

もともとはアメリカでこのような現象が起きていたようですが、似たような現象が日本でも起きていると言われるようになり、次第と定着してきました。

 

日本やアメリカだけでなく、世界中の学校において、このようなグループ分けの概念が存在すると言われています。

 

運動神経、学力、ファッション、コミュニケーション能力、容姿などによって格差が決められ、小学校の段階よりも思春期を迎える中学、高校の段階で顕著に格差が表れてくるようです。

 

大学生や社会人となるとこれまでとは違う自由さが生活空間に生まれるため、このような格差は薄れていくと考えられていますが、スクールカーストがいじめの原因につながると懸念もされています。

アメリカのスクールカースト

スクールカーストの起源とも言われるアメリカはドラマや映画にも描かれているような生徒間の身分の差やヒエラルキーを感じることが少なからずあるようです。

 

ドラマや映画ほどではないようですが、実際にQueen Bee(クイーンビー)と呼ばれる存在が多くの学校で実在するそうです。

 

その呼び名の意味するように、女王バチのように学校のトップに君臨するのですが、ファッショナブルで容姿もよくないと務まらないとされているチアリーダーのセンターポジションの女の子がなるケースが多いようです。

 

その他にも”School Diva”(スクール・ディーヴァ)や”School Princess”(スクール・プリンセス)という言葉でも表現されますが、あまりにも華々しい呼び方に驚きを隠せません。

 

アメリカのスクールカーストは、公立高校を中心に数多くの学校で存在しています。

 

中でも中学・高校にしっかりと根付いており、大学ではそこまで目立った風潮はないそうです。

 

トップのクイーンビーを頂点に男女それぞれ細かい分類と格差があるようですが、各階級グループ間の接点はほとんどありません。

日本のスクールカースト

アメリカほど分かりやすいものではありませんが、日本の学校でも目に見えない明確なグループ分けがされています。

 

日本でも中学、高校の時期からこのようなスクールカーストが明確に表れてくるようです。

 

私立公立を問わず、学力、容姿、部活動、不良っぽさや目立ち具合などによって自然と学校内やクラス内でグループ分けされていくようです。

 

日本ではそれぞれ分けられたグループ同士でもコミュニケーションをとらなければ学校生活を送っていけないということもあり、コミュニケーション能力が重要視されています。

 

一度決められたスクールカーストの位置づけが変わることはあまりなく、一度決められるとそのまま学校生活を過ごすことになります。

 

一度出来上がったスクールカーストに属したまま、上位のグループと下位のグループであってもコミュニケーションをとりつつ過ごすという団体行動重視の日本の学校生活はまさに戦場のようなところです。

 

このように出来上がったグループ分けと学校生活がいじめにつながっていくという意見もうなずけます。

ニュージーランドのスクールカースト

日本からもアメリカからも離れたニュージーランドでは、基本的にイギリス型の教育システムをとっています。

 

5歳の誕生日を迎えるあたりから小学校にあたるプライマリースクール、11歳から中学のようなインテ―ミディエイトスクール、13歳から高校のようなセカンダリースクールへと進みます。

 

年齢によって分かれてはいますが。中学と高校の区別がなく、一貫教育で16歳の誕生日を持って義務教育は終了になります。

 

日本とは違い、ほとんどの学校が公立の男女共学で、飛び級の制度もあります。

 

このような教育システムのニュージーランドですが、スクールカーストのような学校内での格差やグループ分けはほとんどありません。

 

どこの国、学校でもあるように一目を惹き、注目を集めるような子は存在しますが、アメリカのスクールビーになるようなこともなく、必要に応じてコミュニケーションをとりつつ学校生活を送っているようです。

 

多民族社会であるため、同じような文化背景の持ち物同士のグループもできやすく、家庭環境や方針によって所作に差がでてきますが、基本的にはおおらかな学校生活であると言えます。

 

その反面、同じ市内であっても住むエリアや学区のエリアによってできる格差があります。

 

ニュージーランド国内の学校をdecile(デシル)という段階分けでランク分けしているのですが、そのランクが高いほど国からの補助を受けていない、設備やシステムがしっかりしている学校という認識になります。

 

その結果、デシルのランクの高いエリアは住居の価値も上がり、賃貸であっても家賃は高めになるためにそこのエリアに住み、学校に通わせるにはそれなりの経済力が必要となります。

 

この居住エリアによる経済格差のようなものは人口の多いオークランドでは特にはっきりとしており、目に見えて違いが分かるのでスクールカーストよりもあからさまなものではないかと感じています。

まとめ

・インドのヒンドゥー教の厳しい身分制度になぞられてできたスクールカーストは世界中の学校で自然と生徒間で発生すると言われている

 

・アメリカはドラマや映画で描写されることが多いように、スクールビーと呼ばれる一番ファッショナブルな女の子をトップとしたスクールカーストが存在し、細かくグループ分けされている

 

・日本でも学力、容姿、部活動などによってグループ化、差別化されたスクールカーストが存在する。団体行動を重視する学校生活でこの格差がいじめを引き起こすこともある

 

・ニュージーランドではスクールカーストと言われるような格差はないが、居住エリアによって通う学校の質も変わってくるとされるエリアカーストのようなものがある

 

今後、子供が成長して学校に通う時にスクールカーストが厳しかったら…と不安に感じてしまいます。

 

時代とともに変化していくとは思いますが、これを経験することが人生の試練の1つなのでしょうか。

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