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フィギュアスケートの衣装の下着はつける? インナーは着用しないの?

投稿日:2019年2月6日 更新日:

フィギュアスケートの衣装といえば、華やかできれいですね。

 

昔は袖が長く、首もタートルの衣装を着る人もいました。

 

スケートは今のように短いものでしたが、その下はしっかりとタイツを履き、今よりも露出度が少ない衣装でした。

 

もちろん、今のような下着もありませんでしたので、あまり露出をすることが難しかったのかもしれません。

 

しかし、今では華やかで袖がない、肩が出ているという衣装もあります。

 

スケーターの人は、あれほどスピード感のある激しい演技をして、大丈夫なのでしょうか。

 

下着などが見えることはないのでしょうか。

 

今回は。そんなフィギュアスケート選手が衣装の下につける下着についてお話をしてみましょう。

 

ちなみに、当記事以外のフィギュアスケート記事をまとめた記事は以下になります。

フィギュアスケートをより楽しむために~当ブログの記事を解説付きでまとめました!

ぜひ他の記事も読んでみてください!

フィギュアスケートは薄手の衣装だけど下着(インナー)はつける?

フィギュアスケートの衣装は、元々過度な露出は禁止されていました。

 

以前は、袖がない衣装はNGとされていたこともあり、長袖は基本で肩を出すような衣装もありませんでした。

 

しかし、新しい繊維の開発によってより、様々なスポーツで薄手で温かくそして動きやすい、という素材を使うようになりました。

 

それは球技や体操・陸上だけでなくフィギュアスケートの衣装も同じで、よりスピードが出しやすく、演技をより引き立たせるような衣装になっていきます。

 

しかし、薄手の素材を使った衣装は、下着のラインが見えてしまうこともあり、海外の選手の中には下着をつけずに直接衣装を着る選手も現れるようになりました。

 

確かに鎖骨を出すようなドレスを身に纏う時は、上半身の下着を身につけないというのは珍しくありません。

 

日本では華やかな席というと、若い女性の場合は華やかなワンピースや振袖を着ますが、海外の場合は肩や鎖骨を出したドレスを着ることが多くありますね。

 

その時、胸は「ニップレス」「ヌーブラ」といったもので胸の先を隠すだけで、他にはドレスの内側につけたカップで隠します。

 

しかし、日本人の場合は、こういった衣装を着慣れていませんね。

 

しかも、10代の若い選手の中には、外国人選手のように、豊かなバストではない人もいて、ヌーブラなどではサイズが合わない人もいます。

 

下も下着のラインが出るから履かない、といった選手もいるようですが、日本人選手でも水着の中に履くようなインナーを履いている選手もいるようです。

 

しかし、どうしてもスパイラルや、Y字スピンやI字スピンなど足を高く上げる演技も多く、下着が見えてしまうことが気になる選手も多いようです。

 

よく、肩がない衣装で肌色の生地が見えますが、あれはパワーネットの素材で作られています。

 

衣装のデザイン上、動かなければ何もなくても良い場所でも、動きが激しいフィギュアスケートの場合は、衣装がずれないようにすることも大切です。

 

そんな時には、肌に近い薄くて丈夫な素材の生地で、衣装のデザインを表現しています。

 

しかし、せっかくの衣装も、下着の線が見えるのはがっかりですね。

 

そのために、衣装の下に身につける専用の下着があります。

フィギュアスケートの衣装の下には何を着る?


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体操選手やバレリーナが着る衣装は、身体の線がピッタリとした感じになります。

 

水着と変わらない、と思われる方も多いようですが、水着の下は何も着ない、といったイメージがありますね。

 

しかし、最近は水着の下に着る下着もあり、海で水着を着る人の中には、水着を身につけている人もいます。

 

バレエやダンス、フィギュアスケートの衣装などを多く扱うチャコットでは、専用の下着を多く製造販売しています。

 

肌の色に近い「ベージュ」「キャメル」「サンタン」「キャラメル」といった色のインナーで、衣装の下に着てもほとんど目立たないようになっています。

 

上半身から下までがつながった「ボディスーツ(ブラジャー・ガードルが一体化した下着)」と同じような形になっています。

 

スケート用は身体を補正することが目的ではありませんので、締め付けるようなものではありませんが、上から繋がっていることで、演技中に下着がずれる心配もなく、安心して演技をすることができます。

 

もちろん、専用の下だけ履く下着もあるため、衣装や用途に応じて身につけることができます。

 

しかし、専用の下着ということで、シンプルなデザインの割には、ブランド下着並の価格がします。

本当にフィギュアスケートはお金がかかるスポーツですね。

 

時代の流れで衣装に使用する生地の素材は、より良いもの煮なり、それに伴って衣装はより華やかになりました。

 

素材が良くなったため、薄くても丈夫で伸縮性に富む生地が増え、それによって衣装が身体にフィットするようになっています。

 

下着もそれに合わせて、素肌にピッタリとフィットするものが増えているようです。

 

今までは、衣装を気にして下着を身につけられなかった人も、どんどんと新しい素材のものが増えれば、安心して身に付けることができるかもしれません。

フィギュアスケートでは下半身のタイツも特殊なカバータイプ


フィギュアスケート Chacott(チャコット) スケートタイツ ブーツカバータイプ【ラッピング可】 -LP

 

下着は上半身だけでなく、下半身のタイツも普通のものとは違うものがあります。

 

普通のタイツのように、スケート靴の中に入るものもありますが、靴全体をカバーしてしまうものもあります。

 

また、フィギュアスケートの衣装用のタイツは、防寒対策と、下着をつけていない人でも安心できるように厚手で透けないようになっています。

 

そのため、外国人選手の中には、タイツのまま下着の代わりということで、全く下着をつけずに直接衣装を着る人もいるということです。

男子フィギュアスケート選手は下着(インナー)をつけている?

それでは、男性はどうなのでしょうか。男性の衣装は女性と違い、長袖シャツに長ズボンになります。

 

昔は白シャツ黒ズボンというのがスタンダードで、誰もが同じ衣装を着ていました。もちろんズボンですから、普通に目立たない程度の下着なら、外側に透けるようなこともありません。

 

しかし、近年男性の衣装も女性と同じように、伸縮性のあるピッタリとしたものになっていますね。

そのため、流石に上半身は何もつけなくても良いですが、下半身でもどちらかというと水着のようなピッタリとした下着をつけるようです。

フィギュアスケートでは下着やインナーを着るのか?まとめ

・フィギュアスケートの演技をより華やかに演出する衣装。衣装をきれいに見せるためにスケーターは色々と工夫をしています。

 

・フィギュアスケートの衣装をきれいに見せるための専用下着も作られています。

 

・下着だけでなく、タイツも専用のものになっています。

 

どんどんと繊維素材も発達しています。それは、よりスピードを出したり、薄手でも保温性を高くするだけではありません。

 

これからも、新しい繊維素材の開発で、より美しい衣装を楽しむことができるかもしれませんね。

 

ちなみに、当記事以外のフィギュアスケート記事をまとめた記事は以下になります。

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