10ヵ月の赤ちゃんが歯磨きを嫌がる時の対策! 元歯科衛生士がコツや神アイテムを教えます!
投稿日:2019年1月28日 更新日:
赤ちゃんの歯磨き嫌いをなくすにはどうすればよいのか、元歯科衛生士であり2児の母が歯磨きを嫌がる理由や歯磨きコツと歯磨きの神アイテムについて説明します。
赤ちゃんが歯磨きを嫌がる理由
赤ちゃんが歯ブラシを嫌がる理由はさまざまで、泣いて嫌がる赤ちゃんもいれば手足をじたばたさせて暴れてしまう赤ちゃんもいます。
親も虫歯にさせたくなくて歯磨きに必死になってしまうため、気づいたら歯ブラシが強く歯に当たってしまっていたり歯茎を傷付けてしまっていたりということも少なくはありません。
そのため、歯ブラシが痛いもの怖いものとして赤ちゃんが認識してしまい、歯磨きが嫌いになってしまうこともあります。
歯磨きをきちんと行わなきゃと思う気持ちもわかりますが、焦らず赤ちゃんのペースで進めてみてはいかがでしょうか?
赤ちゃんが歯磨きが嫌いにならない一番のコツ
いろいろなコツがありますが、私が個人的に一番の近道だと思うのは歯磨きではなく歯ブラシに慣れさせることかと思います。
初めは、口の中に手や歯ブラシが入ることに赤ちゃんは抵抗があります。
そのためには、指や歯ブラシ自体の質感に慣れてもらう必要があります。
ですので
顔や口のまわりに触れることに慣れさせる
↓
清潔な指を口の中に入れて口の中を触れられることに慣れさせる
↓
歯の汚れを清潔なガーゼで拭きとることに慣れさせる
↓
歯ブラシに慣れさせる
と少しずつ移行していくのがおすすめです。
歯磨きとしてではなく、遊びながら、スキンシップを取るように行うことが一番のコツです。
また、歯磨きの回数にとらわれないことも大切です。
毎食後歯磨きをすることが好ましいですが、赤ちゃんが歯磨きに慣れていない状況で毎食後歯磨きを行うことは赤ちゃんも大変です。
そのような場合は1日の歯磨きの回数は寝る前の1度でも問題はありません。
それでも気になるようであれば、歯磨きに慣れるまでは日中は清潔なガーゼで拭き取り、寝る前は歯ブラシを使って歯磨きを行うようにしてください。
私は2児の母ですが、歯が生える前から歯ブラシに慣れさせるために、市販で販売されている赤ちゃん用のシリコン製の歯ブラシで一緒に遊び、歯が生えていなくても仰向けで歯磨きをする体勢になる練習をしていました。
歯がうっすら生えはじめたら、徐々に子供用の普通の歯ブラシに変えて歯ブラシの感触に慣れさせて仕上げ磨きにもっていきました。
今では、上の子は2歳、下の子は8ヵ月になりますが2人とも歯ブラシには大な抵抗なく、デンタルフロスも行えるようになりました。
赤ちゃんに歯磨きを行う時の注意点
歯磨きの圧
赤ちゃんは、歯ブラシの圧が強かったり、歯茎に当たって痛みや不快感を感じている場合が多いです。
歯磨きの圧は100g~200gが基本ですが、赤ちゃんはどうしても動いてしまうので力加減が難しいです。
歯磨きの圧は、一度お手持ちの計量器などで確認してみると良いかと思います。
歯ブラシの持ち方
歯ブラシの持ち方は、鉛筆持ち(ペングリップ)で歯ブラシの毛先を使って優しく磨くように意識して、唇や頬を清潔な指で排除しながら歯磨きを行うようしてください。
また、口に指を入れて排除する際に歯の噛み混む部分に指を置いてしまうと怪我の恐れがあるため入れないように気をつけてください。
赤ちゃんにも使える歯ブラシアイテム
ワンタフトブラシ
ワンタフトブラシのタフトとは歯ブラシの毛束のことを言い、一般的な歯ブラシと違い毛束が1つしかない赤ちゃんの仕上げ磨き用の歯ブラシより小さな歯ブラシです。
奥歯の溝や裏、歯と歯の間、歯と歯茎の際まで細かく磨くことができることが特徴で市販でも販売されているものです。
歯ブラシのヘッドがとても小さいので見て確認しながら歯に歯ブラシが当てることができるので、歯茎に当たって痛いということはほとんどなく歯磨きの不快感も軽減することができるため赤ちゃんの仕上げ磨きにも最適です。
赤ちゃんに使用する場合は、ワンタフトブラシの毛の固さは、やわらかタイプを使うようにしてください。
まとめ
赤ちゃんが歯磨きを嫌がる理由
l 歯ブラシが強く歯に当たって痛い。
l 歯ブラシが歯茎に当たって不快。
赤ちゃんが歯磨きが嫌いにならない一番のコツ
l 歯磨きではなく歯ブラシに慣れてもらう。
l 指や歯ブラシ自体の質感に慣れてもらう。
l 歯磨きとしてではなく、遊びながら、スキンシップを取るように練習する。
l 歯磨きの回数にとらわれない。
l 1日の歯磨きの回数は寝る前の1度でも問題ない。
赤ちゃんに歯磨きを行う注意点
歯磨きの圧
l 歯磨きの圧は100g~200gが基本。
歯ブラシの持ち方
l 歯ブラシの持ち方は鉛筆持ち(ペングリップ)。
l 歯ブラシの毛先を使って優しく磨くようにする。
l 唇や頬を清潔な指で排除しながら歯磨きを行うとよい。
l 口に指を入れて排除する際に歯の噛み混む部分に指を置かないように注意。
赤ちゃんにも使える歯ブラシアイテム
ワンタフトブラシ
l 一般的な歯ブラシもと違い毛束が1つしかない小さな歯ブラシです。
l 奥歯の溝や裏、歯と歯の間、歯と歯茎の際まで細かく磨くことができることが特徴。
l 市販で購入できる。
l 痛みや歯磨きの不快感も軽減することができる。
l 赤ちゃんに使用する場合は、毛の固さは、やわらかタイプを使用する。
赤ちゃんの歯磨きは慣れさせるまでが大変です。
無理に押さえて歯磨きをしてしまうと、歯磨きが嫌いになってしまうので、少しずつ遊びながら歯ブラシに慣れさせて歯磨きを取り入れるようにしてください。
また、ワンタフトブラシはとても万能で歯磨きに慣れてからも使うことができるので仕上げ磨きに是非取り入れてみてください。
執筆者:woodbat
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