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高速道路の街灯はある(多い)ところとない(少ない)ところがあるのはなぜ? その理由は? 雑学もまとめて解説します!

投稿日:2019年1月26日 更新日:

車を持っている方の中で、ある程度の経験があれば、高速道路に乗ったことがあると思います。高速道路を通っている最中、「暗いな」と感じたことはありませんか?

 

もちろん、車のライトはついていますが、暗いと感じるのは、街灯がないからでもあるのです。

 

今回は、高速道路の街灯があるところとないところがある理由をご紹介します。

高速道路の街灯はある(多い)ところとない(少ない)ところがあるのはなぜ?

高速道路の街灯を見たことがあるとは思いますが、全国的に見ると高速道路には街灯がついていないところのほうが多いのです。

 

街灯があるところは、主にインターチェンジ、パーキングエリア、サービスエリアなどです。大都市など、もともと交通量の多いところにも設置されています。

 

インターチェンジやサービスエリア、パーキングエリアに街灯が設置されているのは、高速道路の本線に合流してくる車があるため、安全に運転するためなのです。

 

大都市部は、広告灯や、周辺のビルの明かりのせいで、周囲が明るいところはかえって目がくらんでしまいます。なので、街灯が必要になるのです。

 

大都市でなくても、山間部などでカーブの多い運転が少し危険なところや、濃い霧が発生しやすいところなどにも街灯は設置されています。

 

外国では、日本と少し違うようです。外国は、日本よりも高速道路の街灯の数は少ないのです。それは、高速道路での交通事故を減らすためだとか。

 

高速道路が街灯によって明るくなってしまうと、その安心感からスピードを出しすぎて事故が発生してしまうから、街灯を設置しないそうです。

 

高速道路が暗く、自分の車のヘッドライトだけだと遠くにある道は見えにくいので、スピードを落としますよね。その考えも利用したのではないでしょうか。

高速道路の街灯の歴史

高速道路の街灯は、今は何色でしょうか。ほとんどの街灯は、白っぽい色をしていると思いますが、昭和30年ごろは蛍光水銀灯を使っていたため、今より少し暗い白色をしていました。水銀灯なので、消費電力も今より多く、寿命も今より短くなっていました。

 

しかし最近では、LEDの街灯が増えていますし、ほとんどがLEDの街灯となっています。これは、消費電力は蛍光水銀灯の約5分の一、寿命は約5倍になっています。

 

色は昔と変わらず白色ですが、雪国ではオレンジ色の街灯が多くなっています。それは、雪が降っているときは白よりもオレンジのほうが見えやすいからなのです。

 

雪国だけがオレンジ色の光をしているわけではありません。周りの環境の配慮でもオレンジ色にしている場合があります。

 

それは、近くに農作物がある場合です。農作物は、虫と関係しています

 

街灯などの明かりには、虫が集まってきますが、白色の照明よりも、オレンジ色の照明のほうが科学的な理由で虫が寄ってきにくいのです。なので、農作物への被害を少なくすることができます。

 

ちなみに今までの蛍光水銀灯はかなり虫が集まってきやすかったです。そのころに高速道路を走ったことのある人は、経験があるのではないでしょうか。

高速道路のトンネルがオレンジ色の光なのはなぜ?

これは一度は疑問に思った人がいるのではないでしょうか。私も学生の頃、時々気になってしました。

 

トンネルの中にある照明には「低圧ナトリウムランプ」というものが使われています。これは、普通のガラス管にナトリウムの蒸気を入れたランプです。その性質上、オレンジ色の光を出します。

 

なぜこの照明が使われたのかというと、この低圧ナトリウムランプは、オレンジの光のため水銀の照明と比べると消費電力がかなり下がるからなのです。ほかにも、水銀の照明よりも寿命が長いなどのメリットがあります。

 

ちなみに、オレンジ色の光だと赤色が黒色のように見えてしまうため、トンネルのなかにある消火器は、蛍光色の赤で塗装しています。そうすることで、オレンジ色の光の中でも赤に見えるよう工夫がなされ、緊急時はすぐ見つけられるようにしているのです。

まとめ

・高速道路に街灯がない理由の一つは、車の速度を落とさせ、事故を防ぐため。ヘッドライトのみだと、先が見えず自然に速度を落としてしまうことを利用している。

・もともと交通量の多い都市部や、パーキングエリア、インターチェンジなどでは、車がかなりの量を行き来するため、街灯が設置されている。

・大都市でなくても、山間部のカーブの多いところや、濃い霧が発生しやすいところは街灯がついている。

 

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