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バリ島 妊娠・出産

目からウロコ! 現地在住者が語るバリ島の妊娠・出産事情

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妊娠・出産、とっても嬉しいことですが、特に初めての妊娠となると不安も多いですよね。

しかもそれが海外の地となると、文化や医療事情も違うし、こんな時は言葉の壁も一層大きく感じます。

インドネシア人と結婚し、現在バリ島在住。そして妊娠4ヵ月。

移住してきたばかりで、ただでさえ新しいことだらけでしたが、妊娠してからは更に驚くことがたくさん!

今回は、インドネシア・バリ島の妊娠・出産にまつわるお話をご紹介します。

もしかして赤ちゃんできた?海外の妊娠検査薬ってどうなの?

日本での仕事を辞め、移住の準備をしながらちょこちょこバリに来ていた頃、“なんなら今妊娠できたら日本でもまだ住む家も保険もあっていいんだけどなぁ”と思っていましたが、そんな都合のいい願いは叶わず…。日本の家も家具も全て引き払っていざ移住したら速攻授かりました。(笑)まずはちゃんと腰を据えろってことだったんでしょうね。

 

生理が遅れていると言ったらすぐに、旦那さんが嬉しそうに検査薬を買ってきてくれたのにまずびっくり。日本人の男性なら恥ずかしがって絶対買いたがらない気がしますが、インドネシア男性は特に抵抗がないようです。

検査の結果は陽性でしたが、正直、インドネシアの検査薬だし…と半信半疑でしたが、後に診察に行った際、検査薬でチェックしたか聞かれたので、ここの検査薬も割と信用していいみたいですね。

右も左もわからない病院選び。いざ診察!

 

外国人妻にとって、これが一番大変なんじゃないでしょうか。

 

日本なら、家族や友達が出産した病院の評判なんかも聞けますが、バリにはまだ日本人の友達もいないし、もしいたとしても、たいていの外国人妻達は、英語や日本語が通じるきれいなクリニックに行くようで、そんなところは診察料がケタ違い。

私の場合は、出産は日本でと初めから決めていたので、病院自体はさほどこだわりなく、旦那さんが仲良くしている近所の人に教えてもらった病院に行ってみることに。

 

「明日仕事から帰ったら行こう」と言われ、仕事から帰ってくるのは20時頃なのにまだ診てもらえるの?と思いましたが、バリでは夜間診療は一般的。

昼間は大きな病院に努め、夕方から自身のクリニック(?)で22時頃まで診察します。

そうやって経験を積みながら、患者さんを増やしていくんでしょうね

医療に携わる人たちはどこの国でもよく働きます。

 

いざ病院へ向かったのは20時過ぎ。氏名や年齢、妊娠経験などを聞かれ、体重・血圧を測定。診察待ちのリストのようなノートに番号と名前が記入され、1時間以上かかりそうなので一度で治すことに。

22時頃ようやく診察室へ。入室と同時にベッドに横になりエコー。モニターを見ながら「これが胎芽ね。」と先生。悪阻はあるか、食事はとれているかと聞かれ、吐き気はあるが食事はできていますと回答。「では2週間後にまた来てください」と言われ診察終了。

…え?これで終わり?尿検査とか血液検査とか、お腹周りを測ったりとか、いろいろネットで見ていた項目は行われず。しかも初めての妊娠なのに“この時期は激しい運動はさけて安静に…”といった言葉もなし。カルシウム剤が処方されましたが、これは何の薬かとこちらから聞くまで説明もなく(笑)日本の親切さを改めて実感しました。

これまで3回診察に行きましたが、診察内容は毎回同じでした。

インドネシア・バリ島の妊娠あるある

日本でも、妊娠中に家を建てるのは良くないとか、妊婦は宝くじに当たりやすいとか、いろんなジンクスがありますが、どこでも同じですね。

インドネシアの妊娠あるあるをいくつかご紹介しましょう。

妻が妊娠中は魚釣り禁止!

インドネシアではほとんどの男性が好きと言ってもいいくらいポピュラーな魚釣り。みんな暇さえあれば男友達を誘って近くの川に魚釣りに行きますが、奥さんが妊娠している間、魚釣りはタブー。なんでも、産まれてくる子の口が、釣針が刺さった魚のようにひきつってしまうとか。

 

妊娠中は散髪禁止(バリのみ)

これはバリ島のみの風習のようですが、妊娠したら髪を切ってはいけないと言われています。日本では散髪は厄落とし的な意味もありますが、バリでは髪には力が宿っていると考えられているようです。

ちなみに、奥さんが妊娠中の旦那さんの散髪も禁止です。これは、妊娠して体型が変わってしまう奥さんを横目に、旦那さんだけ身ぎれいにして他の女性が寄ってこないように、という意味があるようです。

女性がとってもやきもち焼きと言われるインドネシアらしい風習ですよね。

 

妊婦のニダムは叶えるべし

“ニダム”とは、妊婦さんの「あれが食べたい!」といった欲求のこと。インドネシアでは、この欲求はかなえてあげないと、産まれてくる子供が欲深く、いつも欲求不満な思いをすることになると言われ、旦那さんは結構大変な思いをするようです。

 

妊娠中は、ドリアン、パイナップル、山羊肉は食べるな

これらの食材は、食べるとお腹が熱くなるから、妊娠中はあまり食べない方がいいと言われています。まあ、日本人にとってはどれも習慣に口にするものではないので、さほど苦ではないですが。

インドネシアでは“お腹が熱くなる”という表現をよく使うんですが、そもそもこの感覚がイマイチまだつかめません…。

 

ママミルクは絶対!

妊娠発覚後すぐに、これを飲みなさいと言われたのがこのママミルク。日本ではそんな習慣ないよ…と思っていましたが、日本にも同じような商品があるんですね。(最近の妊婦さんも飲むんでしょうか?)さすがは子供大国インドネシア、コンビニや小さな商店にもほとんど置いています。

インドネシア流ベビーシャワー

日本では、妊娠5ヵ月頃、帯祝いという安産祈願をしますが、これのインドネシア版にあたるのが、Mitoni(ミトニ)という伝統儀式。インドネシアでは妊娠7ヵ月頃に行われます。

妊婦さんは、ジャスミンやバラの花びらが入った水を体中にかけられお清めされ、その後、赤ちゃんが予定日に無事に産まれてくるよう願いを込め、人形の絵が描かれたココナッツを割る儀式が行われます。

これらの儀式が終わったら、子宝や安産を意味する様々な種類のお料理を一緒に食べ、最後に、参列者は妊婦さんが作ったルジャック(フルーツサラダのようなもの)を、陶器のかけらなどをお金に見立てて購入します。これは、産まれてくる子供が財に恵まれ健康な生活を送れるようにという意味があるそうです。 

いよいよ出産!

 

 

正直、インドネシアって産婆さんと自宅出産とか?って思っていましたが、さすがに最近は病院で産む人がほとんどだそうです。

ちょうど先日、近所の人が無事に赤ちゃんを出産されました!

…あれ?でもこの前Mitoni(7ヵ月の安産祈願)をしたばっかりじゃない…?と不思議に思いつつも、Mitoniの時期が遅かったのかなぁと軽く考えていましたが、後日、お祝いにお邪魔した時、7ヵ月半での出産だったと聞いてびっくり!

しかも赤ちゃんもお母さんも翌日には退院し、周囲の人たちも「安産でよかったね~」と。

…でも赤ちゃん2kgくらいしかなくてめっちゃ小さいよ…これ普通??

 

私はこの時、やっぱり初産は日本でしようと固く決心しました。

まとめ

 

  • インドネシアでも妊娠検査薬は信頼度高し
  • バリ島の妊婦検診はエコーと簡単な問診のみが主流
  • ところ変われば、妊娠にまつわるジンクスもいろいろ
  • インドネシアの安産祈願は水浸し覚悟
  • 早産でも母子ともに翌日退院…シビアなインドネシア出産

-バリ島, 妊娠・出産

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