海外ではエスカレーターは歩く? 歩かない? どちら側を空ける? 注意点はある?
投稿日:2019年6月2日 更新日:
日本では、東京など関東では左立ち、右を歩くが一般的。
それに対して大阪などの関西では、右立ち、左を歩くことが多いようです。
さらには、最近は、事故を防止するという観点から、
両側立ちを推奨し、歩行を禁止するという流れも起こっています。
海外のエスカレーターは、大阪式が多く、右立ち、左を歩く国が目立ちます。
そのうえで、海外ならではの、エスカレーターを取り巻く問題や変化も。
そこで、海外では、エスカレーターは歩くのか、乗る場合、どんな注意点があるのか
気になったことをいろいろまとめてみました。
海外のエスカレーターは歩く?(1)イギリスはルールを順守
イギリスのエスカレーターは、右立ち、左を歩くことが基本。
ポスターなどで、かなり厳しく守るように訴えているので、
ほとんどのイギリス人は、右立ち、左を歩くルールを守っているとのこと。
イギリスのエスカレーターは、日本とくらべると、
上り下りのスピードがかなり速い!
そのため、左が空いていても、実際に歩くのはけっこう大変。
また、左を歩く人は、ほんとうに急いでいる人や、
かなりせっかちな人という傾向があるため、
のんびりエスカレーターを歩くとなると、
「遅い!」とあおられてしまうので、注意が必要です。
海外のエスカレーターは歩く?(2)ドイツは上り下りが超高速
ドイツもまた、イギリスと同じように、
右立ちで、左を歩くことがルール。
そして、エスカレーターのスピードは、イギリスよりも高速。
左が空いているので歩こうとしても、
エスカレーターのスピードが速いので、
バランスを崩してしまいそうになるほどです。
また、ドイツならではのエスカレーターが、双方向に動くもの。
エスカレーターが一機だけあり、それが上り下りをするというものです。
誰も使っていない時は、止まったままのエスカレーター。
上る人がきたらエスカレーターは上りに、
下る人がきたら、スカレーターは下りになります。
タイミングが悪いと、なかなか自分の行きたい所にいけない!
ということもあるそうです。
海外のエスカレーターは歩く?(3)台湾では間違える日本人が多数
台湾も、右立ち、左を歩くことが、定着しています。
ここで注意したいのが、日本の関東のルールと逆であること。
台湾には、日本人の観光客がとても多いので、
まちがえて左立ちをしてしまう人がたくさんいます。
そうなると、台湾の人はいい印象を持ちません。
台湾では、左立ちでエスカレーターを使用する人は、
「日本人か中国人だ」と考える傾向があるほど。
運が悪いと、厳しく注意されてしまうこともあるので、
台湾のルールにのっとり、右立ちで使うようにしましょう。
海外のエスカレーターは歩く?(4)大事故を起こしたのがイタリア
海外のエスカレーターのなかで、
たくさんの人が歩いたことで、大事故を起こしてしまったのがイタリア。
その現場となったのが、イタリアのローマの地下鉄。
エスカレーターが急に制御がきかなくなり、逆走してしまうというもの。
サッカー観戦に来ている人も多かったため、
エスカレーターのトラブルは大惨事に。
SNSには、重なり合って倒れる人々をうつした動画が拡散。
イタリアローマの地下鉄駅で起きたエスカレーター暴走事故として、
世界中の人に見られることになってしまいました。
そのため、イタリアのエスカレーターは、危ないというイメージが定着。
エスカレーターのトラブルの原因は、はっきりとは分かっていませんが、
サッカー観戦で一気にたくさんの人が歩いたから、と言われています。
海外のエスカレーターは歩く?(5)ベトナムは歩くことが少ない
ベトナムには、もちろんエスカレーターはありますが、
駅のように忙しい雰囲気のところで使われることはあまりありません。
というのは、ベトナムには、電車の駅はありますが、
通勤する人は、バイクか車が中心で、電車を使う人は少数派だからです。
エスカレーターを使うことが多いのは、イオンモールのような大型の商業施設。
海外では、イギリスやドイツのように、右立ち、左を歩くが多いのですが、
ベトナムはそもそも歩いてのぼる人は少ない傾向があります。
商業施設は遊びにくる場所。駅の通勤のように急ぐ必要はありません。
そのため、カップルなら並んでのるし、それぞれが好きなように使っている印象です。
海外のエスカレーターは歩く?(6)両側立ちが定着しているタイ
日本では、両側立ちが安全とされ、推奨されていますが、
タイはもともと両側立ちが定着している国です。
ひとつは、タイのエスカレーターはスピードが速く、
歩いて上り下りすることに向いていないこと。
また、タイの人々は、日本のよりものんびりしていることも理由です。
とはいえ、最近は、海外の乗り方にならって、
右立ち、左を歩くことを定着させようとする運動も。
フェイスブックなどで、それを呼びかける動きもあるそうです。
急いでいる人を配慮したエスカレーターのルールに賛同する人が
フェイスブックで一定数あつまったら、鉄道事業社に提出する予定とのことです。
まとめ
・イギリスは、右立ち、左を歩くルールを順守することが、昔からの伝統として定着。
・高速で上り下りするのがドイツのエスカレーター。一機が双方向に動くタイプも多い。
・台湾は、右立ち、左を歩くが一般的。間違えている人は日本人か中国人だと思われる。
・イタリアでは、エスカレーターが制御不能になる事故があり、危険なイメージが付いた。
・ベトナムは、エスカレーターは商業施設で使うことが多く、歩く人はほとんどいない。
・両側立ちが定着しているタイでは、右立ち、左を歩くルールを求める運動も。
エスカレーターは、海外で使うと、日本とはスピードも乗り方も違うので、「海外に来た!」ということを実感させてくれる感じがします。
執筆者:woodbat
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