ビニールのテーブルクロスについた汚れの落とし方3選! 汚れの段階別に解説しました!
投稿日:2019年4月14日 更新日:
テーブルが汚れないように、またテーブルの汚れが見えないように、テーブルクロスをかけることがあります。
しかし、せっかく綺麗にみせるためにかけたテーブルクロスが汚れてしまってはだいなしです。
今回は、ビニールのテーブルの汚れの落とし方と、きれいに保つ方法をご紹介しましょう。
ビニールのテーブルクロスとは?
テーブルクロスと言っても、色々な種類があるのをご存知ですか。
大きく分けると
フッ素加工のテーブルクロス、
ビニールラミネートクロス、
撥水テーブルクロス、
コットンテーブルクロス、
ポリエステルテーブルクロス、
レース編みのテーブルクロス
などです。
コットンのテーブルクロスやレース編みのテーブルクロスは布製になり、今回のビニールのテーブルクロスとは異なります。
特に、レース編みのテーブルクロスは実用性というよりも、飾り台として使われているテーブルの上に敷き、その上に花瓶や置物などを美しく演出するために使われています。
コットンのテーブルクロスやポリエステルのテーブルクロスは布製になりますので、汚れたら外して洗い、アイロンをかけるだけです。
しかし、コットンやポリエステルのテーブルクロスだけをかけておくと、どうしても汚れがシミになってしまうため、その上から透明のビニールのテーブルクロスをかけている家もあります。
今回はビニールのテーブルクロスの汚れの落とし方になりますので、
「フッ素加工のテーブルクロス・ビニールラミネートクロス」
「ビニールテーブルクロス」
の二種類が対象になります。
ビニールテーブルクロスは、塩化ビニール樹脂に可塑剤を含ませて作る軟質塩ビ製品と呼ばれるものの一つです。
フッ素加工のテーブルクロス・ビニールラミネートクロスは、綿やポリエステルのテーブルクロスの表面にフッ素加工やビニールラミネート加工を施して、ビニールのように表面をツルツルにしたものです。
どちらも表面が「ツルツル」としていて柔軟で薄いのが特徴です。
ビニールテーブルクロスはコットンのテーブルクロスの上に、さらにクロスして敷くことでテーブルをよりおしゃれに演出したり、コットンのテーブルクロスの汚れを防ぐ役割もします。
また、透明ビニールのテーブルクロスをコットンのテーブルクロスの上にかぶせるように敷く方法もあります。
厚手のフッ素加工のテーブルクロス、ビニールラミネートクロスを敷くと、クッション替わりにもなり、コップなどを落とした時に割れるのを防ぐこともできます。
フッ素加工のテーブルクロス・ビニールラミネートクロスは表面はビニールのような加工がされていますが、裏は布製で遠目で見た感じも布のテーブルクロスのように見えます。
ビニールのテーブルクロスについた汚れの落とし方1: 毎日の簡単お手入れ
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フッ素加工のテーブルクロス・ビニールラミネートクロス、ビニールテーブルクロスは供に、汚れたらサッと拭くことで、汚れを落とすことができます。
食べこぼしなど、そのまま放置しておかなければ、テーブルクロスにこびりつくことなく、すぐに落とすことができます。
一般的にテーブルは食事をする場所ですので、汚れといえば、調味料や食材が原因のものになります。
いずれも水で落とすことができる汚ればかりです。
毎食、毎回、汚れたら拭く、食事が終わったら拭く、というようにお手入れをしておけば、目立つような汚れが残ることはありません。
水拭きでどうしても落ちない時は、除菌スプレーをかけましょう。
市販されている食卓用のスプレー洗剤をかけて、すぐに乾いた台布巾で拭きます。
どうしても落ちない時は、布巾に除菌スプレーをしみこませて、しばらく汚れの上に湿布します。
すると汚れがきれいに落ちます。
ビニールのテーブルクロスについた汚れの落とし方2: 油性汚れの落とし方
普通にテーブルを食卓として使っていれば、水ぶきで落ちない汚れはありません。
しかし、小学生の子どもがいる家庭では、子どもがテーブルの上で勉強をしたり、絵を描くこともあります。
大人でも、テーブルの上で書類を書いたり、パソコンを使うこともありますね。
テーブルクロスに、マジックやペンなどで書いてしまった、
テーブルの上でミシンがけをしたら、ミシンの足の跡が残ってしまった、
アイロンをかけていたら、アイロン台の跡が残ってしまった、
という時は台所用の洗剤や漂白剤を薄めて、テーブルクロスを拭いてみて下さい。
原液をそのままつけてしまうと、テーブルクロスが変色したり材質が傷んでしまいます。
必ず水で薄めたもので拭いて、最後に水ぶき、からぶきをするようにしましょう。
スプレータイプの台所用洗剤を一拭きかけて、時間をおいて拭くのも効果的です。
ここでやってはいけないのが、除光液やベンジン系の汚れ落としを使うことです。
確かにペンキなどの油汚れを落とすとき、ベンジンが良いという人がいます。
しかし、除光液やベンジンはビニールとは相性が悪いため、ビニールのテーブルクロスそのものを溶かしてしまうことがあります。
まずは台所用の中性洗剤を使って、だめなら漂白剤を薄めて落としてみましょう。
「ポスカ」などポップなどで使うペンは、乾くと剥がれ落ちることがあります。
無理に擦らずに、乾くのを待ってから、まずは薄いへらなどで剥がしてみましょう。
その後、台所用洗剤で拭いてください。
ビニールのテーブルクロスについた汚れの落とし方3:頑固な汚れの落とし方とテーブルの汚れ確認
毎回きれいに拭いていても、使っているうちに手垢などの汚れがこびりついてしまいます。
これは意識していない汚れのため、知らないうちに取れなくなる頑固な汚れの一つです。
コットンのテーブルクロスなら外して洗うことができますが、ビニールのテーブルクロスやフッ素加工のテーブルクロス・ビニールラミネートクロスは、洗濯機で洗っても中でクシャクシャになってしまい、かえって使いにくくなってしまいます。
そこで、ビニールのテーブルクロスは、週に1回テーブルから外し、大き目にたたんで新聞紙の上に置き、洗剤の原液でよく拭きます。
よく拭いたら、次に水拭きをします。最後に乾いた布で、丁寧に拭いて終わりです。
ビニールのテーブルクロスは、布ではありませんので、干す必要はありません。
フッ素加工のテーブルクロス・ビニールラミネートクロスは、布側を表にして、日陰で干してください。
この時、テーブルクロスを外したテーブルの方も綺麗に拭きます。
いくらテーブルクロスを敷いていても、間に汚れが溜まることがあります。
中にはテーブルクロスのビニールが溶けて、テーブルにこびりついてしまっているということがあります。
こびりついているということは、テーブルクロスの素材そのものも、剥がれてしまっているということです。
原因としては、テーブルクロスの上に、熱いものを直接置いた、ということが考えられます。
熱いものを置いたために、ビニールが溶けてそのままテーブルにこびりついた、という可能性が高いです。
また、溶けたところを放置しておくと、そこからテーブルに汚れが漏れていることもあります。
定期的にテーブルも拭き掃除をした方が良いですね。
また、テーブルに塗られた塗料とビニールが反応して、テーブルの塗料が剥がれてテーブルクロス側にこびりつくこともあります。
週に一度テーブルクロスを剥がすことで、こういった場所がないかを確認しましょう。
ビニールのテーブルクロスで汚れ以外に気を付けること
テーブルの汚れ確認の中で、テーブルクロスが剥がれてテーブルにこびりつくというお話をしましたが、ビニールは熱に弱いです。
テーブルクロスの素材によっては60度くらいでも溶けてしまうことがあります。
熱い飲み物は75度くらいですので、コーヒーサーバーやティーポット、鍋などを直に置くのは危険です。
必ず鍋敷きを使ってください。
透明なビニールのテーブルクロスを使っている家庭では、中に布製のテーブルクロスを一枚敷いた上に乗せていますね。
ビニールのテーブルクロスはデスクマットと同じです。
長年使っていると、テーブルそのものの塗料を剥がし、テーブルクロスの方にこびりつかせてしまうこともあります。
必ず一枚、布を間に挟んで敷きましょう。
最後に、汚れではありませんが、よちよち歩きの乳幼児がいる家庭では、テーブルクロスを敷くことはやめましょう。
離乳食で汚すから、とわざわざ敷いていることもありますが、お勧めできません。
子どもがつかまり立ちをする時に、テーブルクロスの端をつかんで立ってしまうと、テーブルクロスがずれることがあります。
その時、テーブルクロスの上に熱いお茶などが置いてあると、はずみでこぼれて、子どもにかかってやけどをしてしまうことがあります。
小さい子どもがいる家庭では、テーブルクロスを敷く時に、ずれないような工夫をして下さい。
まとめ
・ビニールのテーブルクロスの汚れ落としは、コマメに毎食やることが大切です。
・ビニールのテーブルクロスは、洗濯機では洗えません。汚れが落ちない時は、食器洗い洗剤を使って、拭いて落とすようにしましょう。
・ビニールのテーブルクロスは熱に弱いため、上に熱いものを置くと溶けてしまうことがあります。熱いものを置くときは、必ず鍋敷きを使いましょう。
ビニールのテーブルクロス、フッ素加工のテーブルクロス・ビニールラミネートクロスの汚れの落とし方でした。
食卓は食事をする場所です。毎日清潔に使えると気持ちが良いですね。
執筆者:woodbat
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