バリ島の雨季の観光ってどうなの? メリット&デメリットをバリ島在住者が徹底分析! なお料金はあまり安くなりません!
投稿日:2018年10月23日 更新日:
海外旅行の計画を立てる時、行き先の治安や物価もそうですが、その土地の季節や天候も旅のプランを左右する重要なポイントですよね。
インドネシア・バリ島は、乾季と雨季の2シーズン。
せっかく行くなら、やっぱり雨の少なそうな乾季に行きたいところですが、お仕事や家庭の都合もあり、旅行時期がどうしても雨季にあたってしまう…
せっかくバリ島まで行っても雨ばかりならやめようかな…なんて思っていませんか?
雨季には雨季ならではの楽しみ方もありますよ!
バリ島の気候について
インドネシア・バリ島は、熱帯モンスーン気候に属し、乾季(4~10月頃)と雨季(11~3月頃)に分かれます。
気温は一年を通して大きな変化はなく、日中は平均31~2℃、夜間の平均は22~3℃程。
日中、日差しはかなり強いですが、日陰に入れば風が心地よく、日本の夏より過ごしやすいです。
雨季のバリ島観光のデメリット
普段の生活でも雨の日は憂うつなもの。旅行先での雨はやっぱり嬉しくはないですよね。
バリの町はただでさえ足元があまり良くないのに、雨が降ったら大きな水たまりができ泥水は跳ねるわ、ビーサンは滑るわ… とても街歩きする気になれません。
そんな雨季の季節、航空券やホテルの宿泊費が安くなるからお得と書いてあるサイトもありますが、私は一年を通して航空券を買う中で、雨季が安いと感じたことはありません。
スカイスキャナーの「ベストタム・トゥ・ブック」で見てみても、日本―バリ島間の航空券は、乾季にあたる6月が一番安くなることが多いようです。
もしかしたら、旅行会社が提供するパッケージツアーに関しては、雨季にセールをするケースも多いのかもしれませんが、個人旅行の場合は、季節というより、航空会社の都合による変動がほとんどでしょう。(年末年始やGWは別ですが。)
…観光にも不向き、移動費や航空券も安くないなら、やっぱり雨季のバリ島はやめといたほうがいいのかな……
雨季のバリ島のメリット
いえいえ!悪いことばかりじゃありませんよ!
雨季のバリ島は、なんといってもフルーツが美味しい!
バリには日本では食べられないトロピカルフルーツがたくさん!
もちろんマンゴーやパパイヤなど、一年中手に入るフルーツもたくさんありますが、マンゴスチンやランブータン、パッションフルーツなどは、雨季のものが味も濃くフレッシュでとっても美味しいですよ!
また、ダイビングやシュノーケリングなど、マリンスポーツを楽しみたいという方にも雨季がおすすめ!
バリ島周辺の海水は、オーストラリア付近の海流の影響をうけることが多く、7~8月は冬真っただ中のオーストラリアから冷たい海水が流れ込んでくる為、海水の温度がぐっと下がります。
なお、雨季の時期も、日本の梅雨のように一日中雨が降り続くのではなく、スコールのような強い雨が2~3時間に振るケースが多いです。
雨が止んだ後は、すっきりと晴れ渡り、水を浴びてキラキラ光る緑や、虹を見られるチャンスも多いでしょう。
雨季のバリ島観光で準備しておくと良いもの
私個人的には、雨季だからと準備するものは特にないような気がします。
雨具も…私は持参したことありません。
バリ島では日本のように天気予報を見て出かけるという習慣はないので(たぶんTVなどでも天気予報は流れません)、毎日どこに行くにも雨具を持って出かけることになります。
また、雨が降るときはスコールのように結構ひどく降るので、どっちみち濡れる…。
コピでも飲みながら、雨宿りするのもバリっぽくて良いものですよ。
ちなみに、寺院などの観光地で雨が降り出すと、どこからともなく、傘のレンタルや簡易的なレインコートを販売する人たちが次々と現れるので手ぶらでも問題なさそうですね。笑
しいて言うなら、雨具より、雨に濡れた時の着替えを一枚持っておく方が軽量で、その後も快適に過ごせそうですね。
年間を通して準備しておいた方がいいのは薄手の上着!
日焼け防止にもなり、また、雨が降るときは風も出て少し肌寒くなります。
あとは、虫除けクリームやスプレー、日焼け止め、サングラス、サンダル、ティッシュ・ウェットティッシュなど。(※バリ島のトイレはトイレットペーパーがないところがほとんどなので、ティッシュは必須‼)
現地調達も可能ですが、意外と通り道になかったり、あってもデザインが好きじゃなかったり…ということが結構あるので、私は日本から持参することをおすすめします。
また、アメニティやドライヤーがないホテルも多いので、事前にチェックして、必要に応じて準備しましょう。(※バリ島のコンセントはCタイプ。変圧器は基本不要。)
雨季におすすめのバリ島の過ごし方
雨季のバリは、便利な街中に滞在するより、ウブドなど、緑豊かな場所に滞在して、のんびりホテルステイを楽しんだり、スパ巡りしたりするなども良いでしょう。(多くのスパは車送迎もあるので移動も心配ありません)
もちろん、晴れ間を狙って、寺院などの観光スポットへ出かけるのもいいでしょう。
ただ、キンタマーニやウルン・ダヌ・ブラタン寺院などの高原地帯は、一日中雨が降っていることも多いので要注意!
ビーチ派には、レンボンガンやギリ島など、離島での滞在もおすすめです。
島全体がとってものんびりしていて、不思議と雨の景色も楽しめるような、穏やかな気持ちにさせてくれますよ。
ダイビングやシュノーケリングを楽しんだあと、近くのカフェで雨宿りがてらビールでも飲んで一眠り…最高です☆
雨季のバリ島観光のメリットデメリットまとめ
- バリ島の季節は乾季と雨季の2つ。4~10月頃が乾季、11~3月頃が雨季にあたる。
- 個人旅行で行くなら、航空券やホテル代は、雨季も乾季も同様。
- 雨季はフルーツが美味しく、マリンスポーツを楽しむにもgood!
- 雨具はあえて準備しなくても現地調達でOK! 着替えがあればより快適!
- 雨季のバリ島は自然を満喫しながらのんびりな旅がおすすめ!
執筆者:woodbat
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