女性専用車に小学生の男の子は乗って良い? 正しいルールとマナーについて
投稿日:2018年10月13日 更新日:
電車に乗っていて、痴漢被害にあってしまったという女性、いますよね。
でも痴漢って「気のせいかな?」と思う程度だったり大人しそうな子を狙ったり、そもそも証明するのも難しいですし、泣き寝入りしてしまう人も多いと思います。
混雑時は痴漢被害も多くなりがちですし、満員電車によく乗る女性は特に不安も大きいと思います。
そんな女性にとって、女性専用車があるのはとてもありがたいですよね。
では、その女性専用車に、男の子は乗ってもいいのでしょうか。
小さな男の子を連れた女性もいますよね。
まだ小さな子と別々の車両に乗るわけにはいかないですし、その女性は女性専用車に乗れないのでしょうか。
そもそも、女性専用車の正しいルールは知っていますか?
今回は、女性専用車のルールやマナーについて考えていきたいと思います。
女性専用車のルール:なんとそもそも男性でも強制的に降ろすことはできない
女性専用車は、女性しか乗ってはいけないと思っていませんか。
私もそう思っていました。
しかし、実はそうではないんです。
鉄道会社によって多少の違いはありますが、例えばある会社では
「小学生以下の男の子、身体の不自由な方とその介助の男性にもご利用いただけます」
となっています。
また、一般の男性に対しても
「女性専用のご協力をお願いします」
という、あくまでも任意協力のもとで成り立っているそうです。
なので、一般の男性が乗っていた場合「ご遠慮ください」と注意することは出来ても、強制的に降ろすことは出来ないんですね。
女性専用車に小学生以下の男の子も乗れる
ルールは鉄道会社によって多少の違いはあると言いましたが、小学生以下の男の子は利用できることがほとんどだと思います。
なので、母親と一緒の小学生以下の男の子は、女性専用車に乗っていても、ルール的にもマナー的にも問題ありません。
もちろん、1人で乗っていても大丈夫です。
しかし、男の子も乗れるということを知らない人もたくさんいますよね。
そのため
・男の子を連れて乗っていたら、ほかの乗客に「子どもでも男の子は乗せないで」と言われた
・小学生の男の子が1人で乗っていたら、隣にいた女性に「ここは女の人しか乗っちゃいけないんだよ」と注意された
ということもあるようです。
私も、こういったルールがあることは知らなかったですし、もし1人で乗っている子がいたら、声はかけないにしても「間違えちゃったのかな」と思っていたかもしれません。
このように、ルールをきちんと守っていても、まわりから白い目で見られるなどして嫌な思いをする人がいるのはおかしいですよね。
優先席のように、誰が乗って良いのかがはっきり分かるように表示を出したり、アナウンスをしたりしてほしいと思います。
女性専用車と気付かずに乗ってしまった男性は優しく注意してあげましょう
女性専用車といえば、電車の一番端にあったり、ピンクの目立つ張り紙をしてあったりして、わかりやすいイメージがあります。
しかし、わかりにくい電車もあるようで、間違えて乗ってしまった!という人もいるそうです。
また、急いで乗ったり、日本語のわからない外国人だったりも間違えてしまいやすいと思います。
そんな風に、わざとじゃなくても乗ってしまい、まわりから変な目で見られて気まずい思いをした人もいるようですね。
わざとでないなら、駅員さんから声をかけてもらうなどすればすぐに移動してもらえるはずなので、女性側も、間違えて乗ってしまった男性に対しては、もう少し温かい目で見てあげられると良いですね。
男性も女性専用車のマナーは守ろう
女性専用車のルールからすれば、中学生以上の男性は遠慮しなくてはいけません。
ところが
・女性専用車は男女差別だから反対だ
・男性が乗っていても違法にはならないんだから乗ったって良い
などという理由でわざと乗っていて、駅員さんに「ご遠慮ください」と言われても、かたくなに降りようとしないでトラブルを起こす人もいるそうです。
禁止じゃなくても、遠慮はしなければいけないわけですから、故意に乗っている人は、マナー違反なのでは?と私は思います。
たとえば電車で電話をしたり、化粧をしたりするのも禁止ではないけど、マナーとしては良くないですよね。
女性専用車に男性が乗るのも、同じだと思います。
公共の乗り物である以上、マナーはきちんと守るべきですね。
男女差別だという意見はわからなくもないですが、そもそも女性専用車を作らなくてはいけなくなってしまったことがおかしいと思います。
痴漢をする人がいなければ、作らなくてもよかったはずですからね。
まとめ
・女性専用車でも、小学生以下の男の子、身体の不自由な人とその介助の男性は利用しても良い。また、男性も禁止なのではなく、任意協力のもとで成り立っている。
・男の子が乗っても良いことを知らない人も多く、まわりから白い目で見られて嫌な思いをする人もいる。
・女性専用車がわかりにくかったり、急いでいたりして間違えて乗ってしまう人もいるが、わざとではなければ、女性側も温かい目でみてあげよう。
・男女差別反対などの理由で、女性専用車にわざと乗ってトラブルを起こす男性もいるが、公共の乗り物であるので、マナーはしっかり守るべき。
女性側も、男性の協力があって成り立っていることや男の子も利用して良いことをきちんと理解して乗るようにしたいですね。
執筆者:woodbat
関連記事
-
料理好きなだけの主婦でも, 料理教室を開くには!? どんな準備が必要? 実際に主婦で料理教室をしている私が解説します!
お料理が得意で、手作りケーキなどを何かの時に友達にふるまったりしていると、教えて! なんてよく言われたりしませんか? いっそのこと、料理教室を開いてみる?!と思って迷っているのならば、ど …
-
居酒屋での会計間違いに後日気づいた! 言う? 言わない? あなたならどうする?
サラリーマンとして10年以上働いてきた私は、居酒屋で仲間達と過ごすのが唯一の至福の時でした。 居酒屋で楽しい仲間と楽しい時間を過ごし、会計時の金額をきちんと確認しないまま精算した後、翌日 …
-
運動音痴の天敵!体育の授業や運動会・体育祭は嫌! 乗り切るための私の対処法
学校行事の楽しみの1つ 体育祭! 授業がなくなる準備期間から楽しいですし、 当日は、勉強から開放されて 外で伸び伸び友だちとはしゃげたり いつも話しかけられない憧れの先輩に話しかけたり …
-
玄関ドアのガラスを目隠しする方法4選! プライベートを守りましょう!
家の顔ともいわれる玄関。顔と表現されるだけあって広さや使い勝手だけでなく、ドアも材質からデザインまでこだわって建てられています。 デザイン性、設計上の意図、築年齢によって存在する玄関ドア …
-
自己肯定感が高すぎる女性の対処法! トラブルを回避する上手な方法とは?
あなたの周りに、自己肯定感が強いと感じる女性はいますか? 自己肯定感が強ければ、仕事や勉強、趣味などでくじけそうなことがあっても、なんとか踏ん張って最後までやり遂げることができるとイメー …