ニュージーランド 育児

ニュージーランドの小学校の学費っていくら必要? 教育は? 日本との違いは?

投稿日:2019年3月18日 更新日:

旅行だけでなく留学先としても人気の高いニュージーランド。

 

最近では親子留学やお子さんを連れての移住をされている方も増えているようです。

 

気になる学費はいったいいくらくらいなのでしょうか?

 

ニュージーランドの小学校についてまとめてみます。

ニュージーランドの小学校には入学式がない?!ニュージーランドの教育システム

日本とニュージーランドの教育制度で大きく違う点がいくつかあります。

 

まず、ニュージーランドでは新学期は1月下旬〜2月に始まり11月下旬〜12月中旬に終了します。

 

4月から新学期を迎える日本とは時期がずれています。

 

また、ニュージーランドでは年間を4学期に分けられており、学期と学期の間には2~3週間の休みが定期的にあります。

 

12月中旬~1月下旬は他の休みとは違い、約6週間の長期的な休みになります。

 

授業は朝9時から午後3時までです。

 

国が学校の教育の質のレベルを厳しく管理していることがニュージーランドの教育の特徴です。

 

学校の9割が公立で、シュタイナー教育、モンテッソーリ教育などに基づいた教育方針をとる私立の学校もあります。

 

ニュージーランドでは、「学年」のことをYearと呼び、Year1〜13が日本の小学校〜高校に当たります。Year1は5歳から始まり、Year11までが義務教育となっています。

 

日本との大きな違いとしてはさらに、基本的には子供が満5歳になった時点で入学をする資格が与えられるということです。

 

日本では4月の入学式が普通のイベントであるように、ニュージーランドでは子供によって入学日が違うことが一般的です。

ニュージーランドの小学校の気になる学費は…?

いろいろと違いも多いニュージーランドの教育システムですが、基本的に公立学校の学費は無料です。

しかし、これはニュージーランドで生まれ育っているニュージーランド人の場合、外国人移住者でも永住権保持者の子供の場合、一定額以上の収入見込みのあるワークビザ、一定期間以上の滞在が許可されているワークビザ保持者の子供のみが対象となります。

 

ビザの条件や移民法の改定により条件に若干の変更がある場合もあるので、絶対とは言い切れません。

 

小学校に入学する前に学校側に確認する必要がありますので、ご注意ください。

 

もし、条件を満たさない場合には公立学校でも年間に15000ドルから20000ドルの学費を払うことになります。

 

レートの関係もあるので正確な計算ではありませんが、感覚的に1ドルを100円と考えると年間で150万円から200万円になります。

 

ちなみに私立の学校ではビザや国籍に関係なく同様の学費になるようです。

 

学校によって公立学校でも制服もあります。

 

スクールカラーを取り入れたポロシャツに半ズボンやスカートといったカジュアルなものやワンピースやブレザーなど学校によってさまざまなバリエーションがあります。

 

給食はなく、各家庭でそれぞれ準備したランチボックスを持参します。

 

公立学校は学区制で通う学校が決まるため、人気校の学区内にあるエリアに引っ越す家族も多く、必然的に人気校の周りは住宅地としても人気が高くなります。

 

結果的に家賃も上がることになり、外国人の家族のほうが必然的に学費、生活費と出費のかさむことになってしまいます。

 

決して安い学費ではありませんが、国政の教育に充てる予算額や教員数の確保と給料の低さが社会問題として取り上げられている現状と移民の急激な増加を考えると仕方のないことなのかもしれません。

ニュージーランドの小学校の生活はのびのび、自由!

教育システム上は、7つの基礎科目(英語・外国語、数学、理科、技術、社会学、芸術、保険体育)が設けられており、国内のガイドラインに沿ってカリキュラムができています。

 

基礎能力(コミュニケーション能力、計算能力、情報力、問題解決能力、自己管理能力および競争力、社会協調性能力、体力、学習能力)を身に着けることを目的としたカリキュラムですが、小学校は非常にのびのびとした学校生活です。

 

5歳からの入学ということもあり、宿題はなくランチ以外はリュックに入っていないという子も多いようです。

 

勉強をするというよりも学校という場所に慣れることをメインに最初はスタートしているように感じています。

 

遠足や課外授業も多く、小学校に通っている子供たちは見ているだけで楽しそうです。

 

生徒に応じての得意教科の飛び級制度もあり、好きな科目や得意とする科目をどんどん伸ばしていけるところは、子供にとっても自信につながることではないでしょうか。

 

また、日本では小学校に入学したら同時についてくるPTAやクラスの役員といった保護者の義務的な連結がないこともニュージーランドの学校生活の特徴です。

 

お国柄ともいえるのでしょうが、チャリティーやボランティア活動を得意として、苦も無く仕切れる保護者の方々がだいたいどの学年にもいてくれます。

 

わたしのようにそういう活動が得意でない人にとっては気が楽というか助かるポイントではないでしょうか。

 

うちはまだ小学校入学前ですが、保育園のイベントでもすっかりお任せして、助かっています。

ニュージーランドの小学校にかかる学費まとめ

・ニュージーランドでは5歳の誕生日を迎えると小学校に入学することができ、義務教育がスタートする。日本のような入学式はなく、誕生日と休暇時期に合わせて入学する日を決定するのが一般的

 

・ニュージーランドの公立学校では基本的に学費はかからない。外国人移住者の場合はビザのタイプや期間によって15000ドルから20000ドルの学費を納める必要が出てくる

 

・国内のカリキュラムに応じた教育が各学校で行われているが、小学校では宿題もなく課外授業などでのびのびとしている。得意科目は飛び級制度も認められており、好きな科目を伸ばせるチャンスともなっている

 

ニュージーランドの小学校は5歳からスタートするので、自分の子が5歳になったときに大丈夫かという不安はだいぶありますが、実際に通っている子供たちは楽しそうなのでなんとかなるかもしれないと思っています。

 

外国人移住者にとっては学費が頭を悩ませるので、永住権をどうしても取得したいと思う気持ちも理解できます。

 

そう考えると、我が家はラッキーだったなと改めて思います。

-ニュージーランド, 育児

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

幼稚園の園長に直接苦情・不満を言いたい時, どうクレームを出せばよい? 上手な出し方とは?     

幼稚園に大事な我が子を預けている保護者は、多かれ少なかれ、園に対して疑問や不満に思うことがあると思います。   それを、直接園長に相談する人もいれば、黙っている人もいるでしょう。 &nbsp …

ニュージーランドと日本の料理や食事・食文化, 食べ物の違いってどんなもの? 現地在住者が解説します!

イギリスの植民地だった時代の影響を受け、広く残っているイギリスの文化と先住民であるマオリの文化とを共存させながら独自の文化やスタイルを作り上げたニュージーランド。   一体どのような食文化な …

ニュージーランドの先住民マオリ族への差別ってあるの? 歴史的背景も合わせてご紹介します!

ニュージーランドの先住民であり、ラグビーの試合で踊られるハカでも有名なマオリ族。ニュージーランドに長く住む歴史を持ちながらも先住民ということからくる摩擦や差別は存在するのでしょうか?   歴 …

子供がフィギュアスケートを習い始めるには何歳から? 有名選手の習い始めた年齢から検証しました!

子どもが習い事を始める年齢には、それぞれに一番良いタイミングがあります。   例えば、プロサッカーの選手を目指すなら、12歳までに始めないとダメと言われます。12歳までの子どもを「ゴールデン …

幼稚園の先生が自分の子どもを同じ園に入れるのはアリ? 注意点やメリット・デメリットとは? 元保育士が解説します!

幼稚園教諭として働いているみなさん。 我が子が入園できる年齢になったらどうしますか?   「今は保育園に預けているけど、自分のいる幼稚園に入園させようかな」 「それとも、このまま保育園に預け …