歯磨き

歯ブラシに付いた食べかすの取り方と正しい歯ブラシのケアや保管方法を元歯科衛生士が解説します!

投稿日:2019年3月4日 更新日:

歯みがきが終わった後に歯ブラシに食べかすが…ブラシの奥に入り込んで取れないという経験はありませんか?

歯ブラシに食べかすが詰まってしまう原因と歯ブラシのケアや保管方法について元歯科衛生士が説明します。

歯ブラシに食べかすが残る原因

歯ブラシに食べかすが残る原因の一番は、口のなかに食べ物の残留が多いことです。

 

食べたら歯みがきとよく耳にしますが、正確には食べたら口をゆすいでから歯みがきです。

 

歯みがきはもともと食べかすなどの汚れを取るものではなく、細菌のかたまりである歯垢(プラーク)を落とし、歯垢(プラーク)の生成を防ぎ、口のなかを清潔に保つことです。

 

そのため、先に口を水などでゆすぎ食べかすを少なくしてから歯みがきを行うと効率よく歯みがきが行えます。

 

また、歯並びや歯の隙間の関係で食べかすがつまりやすくなっている場合も歯みがき前に口をゆすぐこと効果的です。

 

それでも、食べかすが歯ブラシに付いてしまった場合は、爪楊枝などを使って食べかすをしっかり取り除くようにしてください。

また、食べかす=歯垢(プラーク)と認識している人も多くいますが、食べかすと歯垢(プラーク)は全く違うものです。

 

歯垢(プラーク)とは、歯の表面や歯と歯の間、歯と歯茎の境目に蓄積される細菌のかたまりです。

 

歯垢(プラーク)には約600種類もの細菌が存在しており、約1mgの歯垢(プラーク)には約1~2億個の細菌が含まれています。

 

また、肉眼でも確認することができ、歯みがきをしていない口の中や歯みがきが当たっていない部磨き残しの部分に見られる白色や黄白色のかたまりが歯垢(プラーク)です。

 

食べかすは口をゆすぐことにより比較的に簡単には落とすことができますが、歯垢(プラーク)は、粘着性が強くネバネバとしているため口をゆすいでも落ちません。

 

そのため、歯ブラシで細菌のかたまりである歯垢(プラーク)を落とすこと(プラークコントロール)を行うために歯みがきが必要になります。

食べかすがつかないための歯ブラシのケアの仕方

歯ブラシには、ケアの仕方があります。

 

歯みがきが終わった後に、コップに貯めた水ではなく、流水下で歯ブラシのブラシ部分を親指の腹で毛先をかき分け弾くように洗います。

 

歯ブラシを洗った後は、ペーパータオルや洗面器の縁に歯ブラシを軽く叩きつけるようにして水気をしっかりと切ることが大切です。

 

また、流水下で歯ブラシをしっかりと流した後にマウスウォッシュなどに数分浸けてから水気を切るとブラシ部分の殺菌や消毒にも効果的なのでおすすめです。

歯ブラシの保管方法は、水気を切った後に風通しの良い場所で、ブラシ部分を上に向けてしっかり乾燥させます。

 

一般的な洗面台の作りでは、歯ブラシが見えない場所(鏡の部分の収納スペース)に設けている場合も多いですが風通しが悪く湿気が収納スペースにこもってしまうので好ましくはありません。

 

しっかりとブラシ部分の水気を切ってから乾燥させるようにしましょう。

 

どうしても収納スペースに収めたい場合は、ヘアドライヤーの冷風や送風機能を使って水気を飛ばして乾燥させるようにしてください。

食べかすがつかないようにケアをしても…歯ブラシの交換頻度

歯ブラシの交換頻度は、1~2ヵ月に1回と推薦されています。

 

歯ブラシのブラシ部分の毛先がすり減ったり、ブラシ部分の毛が変形してしまうからというのも理由の一つですが、細菌だらけの口のなかを掃除するものなので衛生的にも1~2ヵ月の歯ブラシを変える必要があります。

 

何ヵ月も使用した歯ブラシでは清掃効果は低く、細菌だらけの歯ブラシの使用はカラダにも良くありません。

 

また、形が変わってしまった歯ブラシで歯みがきを行っても、歯みがきが効果はあまり得ることができません。

 

毎月1日は歯ブラシの交換日など決めておくと歯ブラシの交換を忘れずに行うことができるのでおすすめです。

歯ブラシに付いた食べかすの取り方と正しい歯ブラシのケアや保管方法まとめ

歯ブラシに食べかすが残る原因

l  歯ブラシに食べかすが残る原因は口のなかに食べ物の残留が多いから。

l  食べたら歯みがきではなく、食べたら口をゆすいでから歯みがき。

l  歯みがきはもともと食べかすなどの汚れを取るものではなく、細菌のかたまりである歯垢(プラーク)を落とし歯垢(プラーク)の生成を防ぐこと。

l  先に口を水などでゆすぎ食べかすを少なくしてから歯みがきを行うと効率よい。

l  食べかすが歯ブラシに付いてしまった場合は、爪楊枝などを使って食べかすをしっかり取り除き歯ブラシを清潔に保つ。

 

食べかすと歯垢(プラーク)

l  食べかす=歯垢(プラーク)は全く違うもの。

l  歯垢(プラーク)とは、歯の表面や歯と歯の間、歯と歯茎の境目に蓄積される細菌のかたまりで、約600種類もの菌があり、約1mg中に約1~2億個の細菌が含まれている。

l  歯垢(プラーク) は、肉眼でも確認することができ、磨き残し部分に見られる白色や黄白色のかたまりが歯垢(プラーク)。

l  食べかすは口をゆすぐことにより比較的に簡単には落ちるが、歯垢(プラーク)は粘着性が強くネバネバとしているため口をゆすいでも落ちない。

l  歯みがきは、歯ブラシで細菌のかたまりである歯垢(プラーク)を落とすこと(プラークコントロール)を行うもの。

 

歯ブラシのケアの仕方

l  歯みがきが終わった後に、コップに貯めた水ではなく、流水下で歯ブラシのブラシ部分を親指の腹で毛先をかき分け弾くように洗う。

l  歯ブラシを洗った後は、ペーパータオルや洗面器の縁に歯ブラシを軽く叩きつけるようにして水気をしっかりと切る。

l  流水下で歯ブラシをしっかりと流した後にマウスウォッシュなどに数分浸けてから水気を切るとブラシ部分の殺菌や消毒にも効果的。

 

歯ブラシの保管方法

l  しっかり洗い水気を切った後に風通しの良い場所で、ブラシ部分を上に向けてしっかり乾燥させ保管する。

l  一般的な収納スペースは湿気がこもってしまうので好ましくない。

l  収納スペースに収めたい場合は、ヘアドライヤーの冷風や送風機能を使って水気を飛ばして乾燥させてから保管する。

 

歯ブラシの交換頻度

l  歯ブラシの交換頻度は、1~2ヵ月に1回と推薦されている。

l  何ヵ月も使用した歯ブラシでは清掃効果は低く、細菌だらけ。

l  形が変わってしまった歯ブラシも、歯みがきの効果はあまり得ることができない。

l  毎月1日は歯ブラシの交換日など決めておくと歯ブラシの交換を忘れにずに行うことができるのでおすすめ。

 

日頃から歯ブラシの汚れをしっかり落とし正しく保管することが大切です。

 

食べかすや目に見える汚れを歯ブラシに見つけたら速やかに爪楊枝などで落とし、カビなどが生えてしまった時や歯ブラシの毛先が変形してしまった時は歯ブラシの交換するタイミングではなくても新しい歯ブラシに交換するようにしましょう。

-歯磨き

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

お金がない高校生でも少ない費用で歯を白くするホワイトニング方法4選! 元歯科衛生士が解説します!

白い歯に憧れたり、自分の歯の色がコンプレックスだったり、見た目が気になる高校生…。   お小遣いやバイト代でもできる歯を白くする方法について元歯科衛生士がお教えします。 歯を白くする前に原因 …

トローチは虫歯になる? ならない? 元歯科衛生士がお答えします!

トローチは薬だから虫歯にならないのではと思い込みがちですが、実はそうではありません。   トローチでも虫歯が発生する理由、代用甘味料でも虫歯が発生する理由について元歯科衛生士が説明します。 …

歯磨きで歯茎を傷つけてしまった! 口内炎になる? 対策やケナログについても元歯科衛生士が解説します!

歯みがきなどで誤って口のなかを傷つけてしまって、口内炎が心配…。   口内炎を防止する方法は傷を早く治す方法にもつながります。   その方法と有名なケナログについて、口腔外科専門の …

歯ブラシのカビ予防や掃除の仕方はあるの? カビが原因で起きる病気は?

毎日使う歯ブラシの正しいカビ予防と歯ブラシの管理の仕方、歯ブラシに生えたカビが原因で引き起こる病気について元歯科衛生士が説明します。 歯ブラシにカビが生える理由 口のなかには、約700種類の細菌が生息 …

口内炎の時の歯磨きが痛くてできない! どうやってケアする?

口内炎ができた時、痛みで食欲がなくなったり、虫歯のためにも歯みがきは行いたいけど歯みがきするにも苦痛で一苦労です。   悩んでいる口内炎はどの種類の口内炎なのか、口内炎の時の口のなかのケア方 …