ニュージーランド 旅行

ニュージーランドで日本人差別って本当にある? どんな差別があるの? 在住者が解説します!

投稿日:2019年3月7日 更新日:

のんびりと穏やかなイメージの強いニュージーランド。

 

ちょっとした観光旅行から長期的な滞在や旅行まで人気が高いのですが、日本人に対しての差別があるのか不安に思うことがあるかもしれません。

 

ニュージーランドはそもそも差別が多いのでしょうか?日本人も差別されることがあるのでしょうか?

ニュージーランドの差別は都市によって差がある

移民が多く、ニュージーランドは多国籍国家です。

 

ニュージーランド最大の都市で、主な入り口でもあるオークランドは年間7万人もの人が移住してきているとも言われているほどです。

 

一般的にニュージーランドの人たちは穏やかで、多国籍な人種に対しても寛容で、異文化間摩擦にも理解が広いように感じます。

 

もちろん長く生活をしていると、あまり得意としない人種、いいイメージがない人種がいるといった話を聞くことがありますが、これだけ多くの人種が一つの国で生活していたら仕方ないことだと思っています。

 

他の国と比べると人種差別は少ないように感じますが、全くないわけでもありません。

 

人によって差別と感じるポイントには多少の違いがあるかと思いますが、差別的な発言をされた、行動をされたと感じることがあるのは確かです。

 

以前、ニュージーランドの新聞社が「ニュージーランド国内で人種差別を受けたことがあるか」というアンケートを実施したことがあります。

 

アンケートには約10,000人が回答し、約40%の人が「差別を受けたことがある」と回答し、「差別を目撃したことがある」人も40%近くいるという結果が出たそうです。

 

数字だけでみると決して「人種差別が少ない」とは言えない気がしますが、回答者の都市の影響もあるように感じます。

 

よく言われているのが、「都市によって人種差別の差がある」というものです。

 

最大の都市オークランドは移民が多く、多国籍な人種が生活しているのであまり多くないと言われています。

 

首都ウェリントンも政治の中心地でもあるため、あまり差別はないと言われています。

 

南島の観光都市として有名なクイーンズタウンは世界中から観光客がやってくるため、観光客にとって居心地の良い街づくりをしているので少ないようです。

 

一番差別が多い都市が南島のクライストチャーチで、過去に大きな地震があった影響からか職を失った人が多く、昼間から酒を飲んで騒いでいる若者や中年の人も多く、人種差別が後を絶たないと聞きます。

 

差別が少ない都市だから、差別にあわないというわけではなく、あう確率が低いというだけだと思っています。

ニュージーランドの日本人への差別は場所によってはある

都市部ではあまり気にならなかったとしても、少し離れた小さめの街に行くとまた雰囲気が違い閉鎖的に感じる場合があります。

 

クライストチャーチ近郊のほとんどの人口が白人で私たちのような日本人やその他外国人があまりいないような場所に住んでいたことがあります。

 

生活上の問題はなかったのですが、外国人に対しての免疫がないのかジロジロと見られたり、露骨に英語のアクセントをバカにするような態度を取られたり、車に生卵をぶつけられたこともあります。

 

さすがに続くと気分もよくなかったですが、一度現地の友達ができ、交友関係が広がると少なくなったように感じました。

 

その後いろいろな事情で、ウェリントンへさらに、オークランドに移っていますが、やはりどこでもなじむまでは何度かは嫌な思いはしています。

 

どちらの都市でも一度そこのコミュニティに馴染みだすと柔和になり、実は日本が好き、行ったことがあると思った以上に距離が近くなることもあります。

 

日本人だからという理由で差別を受けるというよりはアジア人という人種、特に中国人にあまりいい印象がないために、見た目が似ていて判断がつきにくいという理由で警戒され、冷たい態度を取られるということが多々あります。

 

反面、日本人特有のアクセントを指摘されることや、それを理由に応募した求人を断られるということもあります。

 

日本人の女性は外国人慣れしていないので、簡単に付き合えると近寄ってくる男性が目立つことが個人的には気になります。

 

隠語のように日本人女性を指す言葉もあり、他の国の女性よりも軽視されることが若い年代に多いように感じる時が多いです。

ニュージーランドの差別を通じて思うこと

ニュースで取り上げられ話題となった差別にこういうものがあります。

 

公園で鳥にパンを投げている人たちに

「ここで鳥にエサをあげてはいけませんよ」

と丁寧に注意した中国人女性に向かって、

「中国へ帰れ」

と罵声を浴びせてきたというもの。

 

そして、パキスタン人のタクシードライバーが着用義務を無視し、シートベルトをしなかったお客さんの乗車拒否をしたところ

「ニュージーランドはイスラムを必要としていない」

など罵倒を浴びせたというものがありました。

 

生活していて思うのが、ニュージーランド人はなかなか謝らないということです。

 

謝るよりもうまく言い逃れる、丸め込もうとして自分が悪いとは言わず、指摘されるとどんどん攻撃的、感情的になる傾向にある気がします。

 

これらのニュースに取り上げられた差別も少なからずこういったところが影響しているような気がします。

 

その結果、感情がエスカレートし差別的な行動につながったのではないでしょうか。

 

だからと言ってこのような差別的な行動が決して許させるとは思っていませんし、多国籍国家になってきている現状で意識的に変えていかなければならないところだと思います。

 

のんびり穏やかと言われるだけあり、見慣れない人種や人間をコミュニティが受け入れるまで時間がかかります。

 

その過程の中で差別的と感じることがあるかもしれませんが、「差別だ」とあまり敏感に反応するより、「多少のことは仕方ない」と割り切ることもある程度必要だと転職や引っ越しを経験してきた我が家では理解しています。

まとめ

・多国籍国家になってきているニュージーランドでは移民に対しての理解もあるが、人種差別がないとは言い切れず、何らかの形で差別を経験した人は一定数いる。人種差別は都市によって差があるとも言われているが、確率が少ないというだけの問題

 

・日本人も差別を経験した人は多い。アジア人が苦手、いいイメージを持っていないという理由で差別的な言動を取られることもあるが、日本人に対してはいいイメージを持っている人が多い

 

・マイペースなニュージーランド人は自分たちのコミュニティに新しい人種、人間を受け入れるのに時間がかかる。過敏に反応しすぎてもいけない

 

日本人よりもあからさまな差別を受けている人種の人たちもいますが、人種差別は決してあってはならないものだと思っています。

 

異文化摩擦をお互いに理解していくことが多民族国家になってきているニュージーランドが必要なことだと思っています。

-ニュージーランド, 旅行

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

バリ島で日本食が食べたい! そんな時のレストランやワルンおすすめ5選!

海外旅行の楽しみの一つに「食」は皆さんはいっているんじゃないでしょうか。   旅行先でしか食べられないような、ローカルフードを満喫するのも旅の醍醐味ですよね。   ただ、長期滞在と …

ニュージーランドは地震が多い?! 対策は? 心配な人への在住者からのアドバイス

温暖な気候、のんびりした環境や自然の多さから留学や旅行などに人気のニュージーランド。   せっかくの旅行や留学期間中に地震が発生したら…と考えると心配になりますよね。   実際、ニ …

ベトナムでハノイからホーチミンに移動する時の注意点や空港へのおすすめの行き方を解説! 時間や価格は?

観光旅行や出張で、ハノイからホーチミンへ移動! そんな人が、意外と多いのがベトナム。   少し遠いのでは?と思う人もいるかもしれません。   でも、思いのほか気軽に移動できるのが大 …

バリ島の雨季の観光ってどうなの? メリット&デメリットをバリ島在住者が徹底分析! なお料金はあまり安くなりません!

海外旅行の計画を立てる時、行き先の治安や物価もそうですが、その土地の季節や天候も旅のプランを左右する重要なポイントですよね。 インドネシア・バリ島は、乾季と雨季の2シーズン。 せっかく行くなら、やっぱ …

究極のオーロラ・オーロラ爆発とは? 観光場所と時期は? 起こる原因も合わせて解説します!

皆さんは、オーロラに爆発があることを知っていますか。私は今まで知りませんでした。   きれいなイメージがあるオーロラですが、爆発というのはいったいどのような物なのでしょうか。爆弾が爆発するよ …