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歯科と口腔外科の違いは何か? 一番のポイントは歯科衛生士の違い!?

投稿日:2019年2月11日 更新日:

歯科と口腔外科の違いや口腔外科に勤める歯科衛生士と歯科看護師について、口腔外科に勤めていた元歯科衛生士が説明します。

歯科と口腔外科の違い

歯科には、一般歯科、小児歯科、矯正歯科、口腔外科と大きく4つの分野が存在し、これらの分野の医療行為は全て歯科医師免許で行うことができます。

 

つまり、口腔外科とは歯科の分野の1つということになります。

 

一般歯科

一般歯科とは、保険診療の治療を主に行っており、虫歯、歯周病、入れ歯、抜歯などの処置や治療を行う科です。

 

小児歯科

小児歯科とは、一般的には成人以下の患者を対象に保健診療の治療を主に行っており、虫歯などの治療や予防主に行う科。

 

矯正歯科

矯正歯科とは、歯並びや噛み合わせを正常な綺麗な位置に整える治療を行う科です。

 

口腔外科

口腔外科とは、虫歯の治療や歯周病の治療を除く、口唇、頬粘膜、歯槽骨、口蓋、舌(前方3分の2)、口腔底、顎骨、顎関節、唾液腺などの口腔領域の難抜歯(親知らず)や外傷、炎症、嚢胞、腫瘍などの治療や外科的な手術を主に行う科です。

 

口腔外科は、外科の分野であり、歯科の分野でもありますが、噛み合わせや顎口腔機能が歯科に強く関係しているため、口腔外科の医師は歯科医師の場合がほとんどです。

口腔外科と歯科で働く歯科衛生士と歯科看護師の違い

口腔外科の歯科衛生士

口腔外科に勤める歯科衛生士は、一般歯科の業務内容とは少し異なり歯科医師のサポートである診療補助と術後の歯磨き指導などの保健指導を主に行います。

 

そのため、口腔外科で勤める歯科衛生士は口腔外科の専門的な知識が必要になります。

 

歯科衛生士は、歯科に必要なさまざまな分野を勉強し、歯科衛生士になりますが一般歯科と比べると口腔外科などの専門的な分野で勤める場合は、より専門的な知識が必要なため再度勉強しなくてはいけないことがたくさんあります。

 

私が以前勤めていた歯科医院では、口腔外科がメインで行われている歯科医院だったので、勤めて初めは口腔外科の勉強ばかりしていました。

 

歯科衛生士は、勤める場所によって分野が異なるため、同じ歯科衛生士でも口腔外科や小児歯科、矯正歯科など様々な分野の歯科衛生士が存在すると言えます。

 

口腔外科の歯科看護師

看護師は歯科でも勤めることができ、歯科医院に勤める看護師を歯科看護師といい口腔外科を扱っている歯科医院や大学病院、総合病院に勤めていることが多いです。

 

歯科看護師は、歯科医師の指導のもと採血や点滴、静脈注射など歯科衛生士とは業務が異なり看護師の知識を生かして、手術の術前、術中、術後などの外科的な処置のサポートを主に行います。

 

歯科衛生士と同様に、看護師も勤める場所によって分野が変わるため、様々な分野の看護師が存在すると言えます。

歯科と口腔外科の違いまとめ

歯科と口腔外科の違い

l  歯科には、一般歯科、小児歯科、矯正歯科、口腔外科と大きく4つの分野が存在する。

l  各分野の医療行為は全て歯科医師免許で行うことができる。

l  口腔外科とは歯科の分野の1つ。

 

一般歯科

l  保険診療の治療を主に行う。

l  虫歯、歯周病、入れ歯、抜歯などの処置や治療を行う科。

 

小児歯科

l  成人以下の患者を対象。

l  虫歯の治療や予防を主に行う。

矯正歯科

l  歯並びや噛み合わせを正常な綺麗な位置に整える治療を行う科。

 

口腔外科

l  虫歯の治療や歯周病の治療を除く、口腔領域の難抜歯(親知らず)や外傷、炎症、嚢胞、腫瘍などの治療や外科的な手術を主に行う科。

l  口腔外科は、外科の分野であり、歯科の分野でもある。

l  口腔外科の医師は歯科医師の場合が多い。

口腔外科で働く歯科衛生士

l  一般歯科の業務内容とは少し異なり歯科医師のサポートである診療補助と術後の歯磨き指導などの保健指導を主に行う。

l  一般歯科と比べると口腔外科などの専門的な分野で勤める場合は、より専門的な知識が必要。

l  歯科衛生士は、勤める場所によって分野が異なる。

l  同じ歯科衛生士でもさまざまな分野の歯科衛生士が存在する。

口腔外科で働く看護師

l  看護師は歯科でも勤めることができる。

l  歯科医院に勤める看護師を歯科看護師という。

l  口腔外科を扱っている歯科医院や大学病院、総合病院に勤めていることが多い。

l  歯科医師の指導のもと採血や点滴、静脈注射など歯科衛生士とは業務が異なる。

l  看護師の知識を生かして、手術の術前、術中、術後などの外科的な処置のサポートを主に行う。

l  看護師も勤める場所によって分野が変わる。

l  同じ看護師でもさまざまな分野の看護師が存在する。

 

医師を含め医療業界は、分野によって業務内容が変わり、個々の専門分野も変わります。

 

私は口腔外科に勤めている時、看護師とよく間違えられましたが、口腔外科の医師は歯科医師というイメージよりも医師のイメージが強いため、歯科衛生士よりも看護師という認識が強いのかもしれません。

 

歯科衛生士は、歯科衛生士として一区切りにされているため、とくに分かりにくいですが歯科医院の看板やホームページなどをよく見ると一般歯科や小児歯科、矯正歯科などの様々な分野が記載されています。

 

また、私個人の見解ですが口腔外科の医師が歯科医師が多いということは、必然的に歯科看護師よりも歯科衛生士の割合の方が高い可能性もあるかと思います。

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