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介護 食事

認知症の人は食事をした事を忘れて食べ過ぎる事も。そんな時の対処法は?

投稿日:2019年1月10日 更新日:

私は現在、認知症の母、二人を在宅と通いで介護しています。

 

それぞれ、萎縮している脳の部分は違うのだと思いますが、それでも食べたことを忘れる、というのは認知症の人にはよくある事です。

 

実家の方は、父が去年亡くなるまでは、認知症の母と二人で老々介護でしたので、毎日通っていました。

 

が、お昼に私が行った時に昼食を食べたのに、午後に寄ったらまた昼食を食べていた事もありました。

 

父用に買い置きしてあるおかゆが、毎日行って確認するのに、無くなるのが早くて、一体一日何食食べてる?と思うこともよくありました。

認知症の人は高齢になると、色々な感覚が狂うらしい

でも、そもそも認知症じゃなくても、高齢になってくると、1日の時間の感覚も狂うようで、昼寝して起きたら翌日だと思っていたり、他にも色々な感覚が鈍ってくるようです。

 

父は、頭がしっかりしていたのに、入院していた時は、毎日見舞いに通っていても、たまには来て!とメールをよこしたりしていました。

 

それで、父の感覚では一日が何日にも感じているのだな、と気付きました。

 

増して認知症だったら、朝だか昼だかわからない事もあるし、そもそも、完全に忘れてしまう訳なので、注意して直せるワケではありません。

 

本人が「食べてない」と思っていたら、それを納得させるのは無理なのだと思います。

認知症の人に対しては、食事の認識を変える

それで、私の場合は、こちらの認識を変える、ことにしました。

 

「食べ過ぎ」ても、認知症の人は案外お腹も壊さないのです。

 

同居の義母は、元気な時は沢山食べる人ではありませんでしたが、認知症になってからは、バナナをたて続けに5本食べてしまったり、台所で鍋の中身を手づかみで食べてる事もありました。

 

元々は、体が弱いと言っていた義母でしたが、90過ぎまで長生きできてたら、もはや体が弱いとは言えませんよね。

 

なので、こちらの「食べ過ぎたらいけない」という認識を変えて、食べたい時には、食べれるだけどうぞ、というスタンスに変えました。

 

そして探して何でも食べられてしまうのは嫌だったので、見える所にお菓子やバナナを置いておくようにしました。

 

結果的には、食べないように食べ物を隠すよりは、ちょっとずつでも、食べれるようにしておく方が良かったと思います。

 

別に食べ過ぎても、問題ないと、こちらが思えれば問題ないのです。

 

実家の父も、チョコレートばかり食べたがる時期があり、冷蔵庫にチョコばかり入っている時がありました。

 

最初は、色々注意したり、怒ったりしてしまう事もありました。

 

が、高齢な訳ですから、糖尿病になって困る前に寿命が来る方が早いかも?と思ったら、どっちでもいいかな?と思ったのです。

 

食べ過ぎだとしても、食べれているうちは元気な証拠です。

 

実際、父は亡くなる前には、食べれなくなっていきましたし、老衰になってくると、胃の細胞も減っていくのだと聞きました。

 

ただ、実家の母は、父が亡くなってからほぼ毎日ディサービスに行っていますが、朝、同居の息子の出勤が早く、ディのお迎えまでの間に、何度か朝食を食べてしまうようで、すっかり太ってしまいました。

 

ディ休みの日に実家に行くと、アイスの棒が6本くらい捨ててあったりして、本人の記憶なく、かなり色々食べているようでした。

 

太っても、別にいけない事はないのだけれど、脚が悪くなってきて、歩くのが大変になってきてしまったのです。

 

それで、弟にも頼んで、冷凍庫のアイスを2~3本以外は、見えないように工夫して置いてもらったり、菓子パンなども置いておく数を減らしてもらったりしました。

 

寂しい、不安な気持ちから、食べる事に走る部分もあるのでしょうね。

 

昼間のほとんどはディサービスに行って、楽しいようなので、なんとかそれで落ち着いてきたようです。

 

認知症の場合は、1人1人症状も違ったりしますので、ケースバイケースなのだとは思いますが、大人でプライドはしっかりしているので、「注意」したり「怒ったり」する事は逆効果な事が多いです。

 

本人も、自分なりに気を付けてはいる筈なのですから。

 

いま、同居の義母の方は要介護5で、自力では動けなくなりましたし、認知症も酷く、言葉も不明瞭でコニュニケーションが難しくなってきました。

 

まだ食欲はあって、食事は全部食べてくれますが、消化に時間がかかるようになってきました。

 

食べ過ぎて困る、くらいの時の方が、断然元気でしたから、食べれるのは元気な証拠、なのだと本当に思います。

まとめ

・認知症に限らず高齢者は、一日の感覚などが狂ってくるので、何度も食事をしてしまう事があっても当然なのだと、思っていた方が良いです。

 

・注意しても逆効果なので、何度食べても良いと、こちらの認識を変えると楽です。

 

食べさせないように隠すよりは、見える場所に置いておくけれど、数を少しにするなど工夫すると良いと思います。

 

残り少ない人生な訳ですから、食べたいものを食べたい時に、食べさせてあげた方が、後悔せずにお見送りできるのではないかな、と思っています。

-介護, 食事

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