Little story

ちょっとした雑学や役に立つ話を紹介するページです。

バリ島 旅行 雑学

インドネシアはなぜ地震が多い?! 注意すべき地域と被害が大きい理由をまとめました!

投稿日:2018年12月26日 更新日:

 

地震大国インドネシア。先日も、ロンボク島やスラウェシ島での地震が相次ぎ、大きな被害が出たのは皆さん記憶に新しいでしょう。

 

また、2004年に起きたスマトラ島地震では、史上最大級といわれる大規模な津波が発生し、死者・行方不明者は、観光客を含め22万人を超え、世界中で大きなニュースになりました。

インドネシアの中でも特別地震の多い地域があるのでしょうか?

インドネシア国内で近年発生した地震やその被害、地震が多い理由などをまとめてみました。

近年インドネシアで発生した大規模地震

以下、2000年以降に起きたマグニチュード6以上の大規模地震と、地震による死者・行方不明者の数をまとめてみました。

 

2018年9月28日              スラウェシ島中部 マグニチュード7.5 津波発生

死者2,000人以上 行方不明者約5,000人(10月10日発表)

2018年8月5日             ロンボク島北部 マグニチュード6.9

死者1,300人以上 行方不明者5,000人以上(10月11日発表)

2016年12月7日              スマトラ島アチェ州 マグニチュード6.5 死者100人以上

2012年4月11日              スマトラ島沖 マグニチュード8.7 死者5人

同日にマグニチュード8.2の余震

2010年10月25日            スマトラ島沖 マグニチュード7.7 津波発生 死者400人以上

2010年4月6日                スマトラ島沖 マグニチュード8.0

2009年9月30日              スマトラ島沖 マグニチュード7.5 死者1,100人以上

2007年9月12日              スマトラ島沖 マグニチュード8.5 死者25人

翌日にマグニチュード7.9の余震

2005年3月28日              スマトラ島沖 マグニチュード8.6 死者1,000~2,000人

2004年12月26日            スマトラ島アチェ州 マグニチュード9.3

大規模の津波発生 死者・行方不明者227,898人

2004年2月7日                インドネシアパプア州 マグニチュード7.4 死者37人

2000年6月4日                スマトラ島沖 マグニチュード8.0 津波発生 死者100人以上

 

スマトラ島沖での地震が圧倒的に多いですね。しかも、ほとんどは内陸部ではなく、沖合で発生することが多く、その為、津波の発生率が高いようです。

ではなぜ同じ国や地域で地震が多発するのでしょうか?

インドネシアはなぜ地震が多いのか

 

※インドネシアは写真左端中央

 

インドネシアも日本同様、プレートの境目に位置しているからです。

インドネシアは、ユーラシアプレート上に位置し、そのすぐ下に、インド・オーストラリアプレートが滑り込む形で構成されているため、ひずみがたまり、ずれが生じる為、地震が起きやすいのです。

スマトラ島沖で特に多いのは、この周辺は2つのプレートが重なっているからだそう。

インドネシアは火山が多い為の地震大国とよく言われますが、大規模な地震は、火山性のものよりプレートのずれによるものがはるかに多いです。

なお、大地震の後に火山が噴火することも多く、地震が火山活動の引き金になるケースが多いようです。

壮絶な被害をもたらすインドネシアの地震

 

“近年インドネシアで発生した大規模地震”で記した通り、インドネシアでこの18年間に起きた大規模地震は14件、これらの地震による死者・行方不明者は244,465人以上にも上ります。

 

ちなみに、同期間に日本で起きた大規模地震は63件で、地震による死者・行方不明者22,429人(内2,2000人は2011年東北地方太平洋地震)

地震の件数自体は、日本の方が多いにもかかわらず、インドネシアでの地震の死者・行方不明者は、日本の約10倍にあたります。

インドネシアの地震は、なぜこんなにも大きな被害が生じるのでしょうか?

インドネシア地震の被害が大きい理由

 

地震の際、最も大きな被害者を出すのは、津波が理由になるケースが多いです。

 

インドネシアは島々で構成されている為、地震の際、津波が発生することも多いのですが、これは日本にも同様に言えることです。

日本との大きな違いは建築にあります。

日本では、1920年に建築物法が施行されて以来、大きな地震が起こるたびに、耐震性基準が見直されてきています。

実は日本の耐震設計は、世界でも注目される程で、多くの国では耐震設計の概念さえありません。インドネシアも例外ではなく、大地震を繰り返しているにも関わらず、建築設計の見直しや実施はほとんど行われていないようで、小さな地震で未だに建物が損壊する被害が多く出ています。

先日のロンボク島地震の際、私もバリ島で地震を体感しましたが、震源地から200kmも離れているにも関わらず、体感震度3程の揺れを感じ、デンパサール市街でも、建物の損壊がありました。

日本では、小さな揺れ程度なら、揺れが収まるのをじっと待つのみですが、インドネシアでは、家が損壊して下敷きになることが多いからか、小さな揺れでも、みんな一目散に外へ飛び出します。

インドネシアには、地震に備えた耐震技術の知識もなければ、それを実施する予算もないのです。

ちなみに、2004年のスマトラ島沖地震の後、巨額の資金を費やして警報システムが導入されましたが、これも予算不足で、2012年以上、機能が維持されていないそうです。

まとめ

・  2000年以降に、インドネシアで起きた大規模地震は14件、内10件がスマトラ島沖で発生

・  インドネシアも日本同様、プレートの境目に位置する為、地震が多い。

・  インドネシアで地震が発生した際、その被害者はとても多い。

・  被害が大きいのは、予算不足により、建築物の耐震設計や警報システムの維持ができていないのが大きな理由

 

-バリ島, 旅行, 雑学

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

コンビニバイトで腕時計がダメな理由は? 他のバイトはどうなの?

今まで、バイトをしてきたことはありますか? いろんなバイトがある中で、高校生からでも始められるのが コンビニでのバイトですよね。 私も、大学生のときに2年間くらいやっていました。 店舗数も多いので、バ …

バリ島の料理は全て激辛? 高齢者におすすめのメニューと注意点を現地在住者が教えます!

海外旅行の際、現地の料理を食べ歩くのも楽しみの一つですよね。 ただ、地域によっては衛生面の問題もあり、生ものを避けた方がよかったり、かなりパンチが利いた食事もあり、高齢者やお腹が弱い人にはちょっと心配 …

カロリーメイトってブロック、ゼリー、ドリンクタイプがあるけど何が違う?

皆さんは、カロリーメイトはブロックだけでなく、ゼリータイプ、ドリンクタイプがあるのを知っていますか。   味にももちろん違いはありますが、栄養の面でもそれぞれ違いがあるのです。   …

バリ島に潜む危険 注意すべき生物と予防接種について

南国のリゾート地、バリ島。 緑豊かな大自然やビーチでまったりしたり おいしいトロピカルフルーツや激安のローカルフードを満喫するのもいいですね。   そんな穏やかなイメージのバリ島ですが、自然 …

バリ島でスパ体験! カップルで行ける安い人気スパ ベスト5

    南国の雰囲気たっぷりの中、心地よいアロマとなめらかなハンドマッサージ。 バリ島旅行 人気プランの一つ「スパ」。 バリに来たらやっぱり一度は行ってみたいですよね。 &nbsp …