科学 雑学

科学と魔法の違いとは? アニメや漫画でよく見る魔法は科学なのか?

投稿日:2018年8月18日 更新日:

皆さんは、科学と魔法の違いというものを説明できますか?

 

私は、「科学は魔法のようなものだけど魔法ほど何でもできる訳ではない」と考えています。

 

しかし、科学というものは進歩していて、緑色の火をつけたり、いとも簡単に金属の形を変えたり・・・昔の人からしたら魔法以外の何物でもないと思うでしょう。

 

今回はそんな科学と魔法のはっきりとした違いを説明します。

科学とはなんだろう?

まず、科学とはなんでしょうか。

 

科学というのは、広く見ると知識や経験の総称で、自然科学などの総称、また科学的な方法に基づいた知識や学問をいいます。

 

そして、科学の中には、主に物理学、化学、地学、生物学があります。ちなみに私は科学が得意です。

 

不思議と引き込まれるんですよね・・・

 

そんなことはさておき、科学というのを誰かに説明させると、「何かが起こるときの理由を説明するもの」とよく聞きます。

 

しかしこれは正解でも間違いでもありません。

 

世の中で不可解な現象が起こったとき、理由を誰かに聞いて答えを見つけるのは難しいものです。

 

だから、このような説明が生まれたのかもしれません。

 

また、科学的な方法というのは、「このようなことをすれば、このような結果が生まれる」といった情報を集め、原因を探していくことです。

 

私は、これは論理的な考え、ロジカルシンキングに似たものだと思います。

魔法とはなんだろう?

魔法というのは、魔術ともいい、不思議な力でなんらかの作用を起こすことです。宗教の中では、呪術とも呼ばれます。

 

身近で感じる魔法のようなものは、マジックなどがあてはまるのではないでしょうか。しかし、それは魔法、魔術ではなく、奇術であると言えます。

 

そして、魔法に関連する物語は、有名なものだとハリー・ポッターシリーズや、ロードス島戦記などがあります。

 

ゲームでは、ドラゴンクエストシリーズや、ファイナルファンダジーシリーズで、魔法が使われています。

 

人類学者のフレイザーという人は、主教の中での呪術を「類感呪術」と、「感染呪術」の二つに大きく分けました。

 

類感呪術は、似た行動を起こして目的の結果を果たそうとすることです。

 

例えば、雨乞いのために水をまいたりする行動があてはまります。

 

感染呪術は、呪いたい対象の残した体の一部などに物理的な攻撃をして、対象にも同じような攻撃を与えるものです。

 

例えば、日本なら藁人形にくぎを打つことがこれに当てはまります。

 

他にも、狩りをするとき、捕らえたい生き物の足跡に何らかの攻撃を仕掛けると獲物の足に影響が及ぼされ、足が遅くなるということも当てはまります。

科学と魔法の違いとは?

科学と魔法の違いとは、私が思うに

・再現性の有無

にあると思います。

 

科学は再現可能でなければなりません。

 

つまり、「誰もが」同じ手順で同じことをすれば同じ結果を得られなければいけません。

 

魔法は特別な力を持った人が使える、というイメージがあると思います。

 

つまり、魔法は「誰もが」同じように使える力ではありません。

 

これが科学との決定的な違いです。

 

先の例で言えば、雨乞いのために呪術をしても、すればいつでも雨が降るものではありません。

 

また、藁人形に釘を打って誰もが人を呪い殺せるならばこの世界はとっくに滅亡しているでしょう。

 

逆に言えば、「誰もが」魔法を使える世界がもしあれば、魔法は科学研究の対象なのかもしれません。

実際、「魔法研究が盛んである」というような設定のゲームもあります。

 

実際に魔法にしか見えないような科学もあります。

次の話で、そのような例を2つご紹介します。

魔法のようで魔法じゃない! 科学の面白い話2選

科学と魔法の話をしましたが、より現実的なのは、科学であると私は思います。

 

しかし、科学は難しいと思う人もいるかもしれません。

 

こんなこと勉強して将来何に使うんだとも思うかもしれません。

 

しかし、科学というのは面白い話が結構あるのです。

 

まず一つ目は、「水中ならばガラスはハサミで切れる」と言うものです。

 

私は「ガラスを切る」ということ自体考えられなかったので、これを聞いたときは困惑しました。

 

しかも、ガラスは薄いものよりも厚いもののほうが切れやすいのです。なぜ水中だとガラスは切れるのでしょうか?

 

それは、水中と陸上の大きな違いにあります。

 

陸上だと、周りは空気です。

 

なので、ガラスをハサミで切ろうとすると「高周波」と呼ばれる、波形を構成するものの中で周波数の高いものが出てしまいます。

 

そうすると、切ったときにヒビが出て割れてしまいます。

 

しかし、水中だとその高周波が抑えられ、ヒビが出ることなく切れるのです。

 

しかし、紙のように、すいすいと切れるわけではありません。

 

「水中では高周波が抑えられるから切れる」という筋の通った説明ができるので、これは科学です。

 

二つ目は、「金属には超溶けやすいものや、超柔らかいものがある」というものです。

 

溶けやすいというのは、融点が低いということです。

 

金属の中で液体の物と言えば、何が思い浮かぶでしょうか。

 

水銀などは有名ですよね。

 

しかし、水銀は常温で液体の金属です。

 

常温で固体であり、融点の低いものと言えば、「ガリウム」という金属や「セシウム」という金属が当てはまります。

 

その二つの金属は、融点が約30度。

 

夏場で液体になる金属です。

 

実は、ガリウムという金属は、スプーン曲げで使われるのです。

 

マジシャンは、スプーンを曲げる前、スプーンの釣り合うところをこすりますよね。

 

あれは、摩擦熱でスプーンを軟らかくしているのです。

 

やわらかい金属というのは、カリウムや、ナトリウムが当てはまります。

 

この二つは聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

この二つの金属は、カッターナイフを押し付ければ切れるほどの軟らかさなのです。

 

しかし、先ほどのガリウムとは違って、融点は低いわけではありません。

 

その代わり、水につけると金属自体が火に包まれるという、少し危険な物質なのです。

まとめ

・科学は、科学的な知識や学問を言い、論理的な説明ができるもの。しかし、魔法は「こうすればこうなる」という、筋の通った説明ができないものが多い。これが科学と魔法の大きな違い。

 

・魔法は、宗教では呪術と呼ばれ、類感呪術と、感染呪術に分かれる。

 

・現在の科学は、まるで魔法のようなものだが、魔法ではない。

-科学, 雑学

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

山の中の小さな鳥居, なぜそこに? 理由は? 何か意味があるの?

皆さんは、山に行ったとき、鳥居を見たことがありますか。私はすぐ近くに山があるため、暇つぶしに行ってみたところ、鳥居がありました。   山の中は、人気がないイメージがあるので鳥居なんて必要ない …

フィギュアスケートのプロ・アマの違いは? どちらが稼げるの?

フィギュアスケートの世界にもプロとアマがあります。   サッカー選手や野球選手は、プロとアマの区別が明確ですね。Jリーガーやプロ野球チームに入っている人は、みなさんプロです。   …

化粧品を冷蔵庫で保存するのは良い? 悪い? そのメリットとデメリットについて

化粧品の保存はみなさんどうしていますか? ラベルの記載に従って保存している方が多いのではないでしょうか。   冷蔵庫に保存する方法、一度は耳にしたことはありませんか? よく基礎化粧品である化 …

火の玉の正体は本当はプラズマ? では科学的に火の玉を作り出すことはできるのか?

皆さんは、火の玉を見たことはありますか。死んだ人の怨念や魂が火の玉のようになって出てくるというのは定番だと思います。   しかし、火の玉が本当に出てくるかどうかは判断しにくいところです。むし …

天才・秀才・鬼才・奇才・非凡の意味と違いとは? 知らずに使ってると恥ずかしい?

賢い人とか優秀な人を表す言葉っていっぱいありますよね、彼は天才だ!あの子は秀才だ!といったように、天才、秀才、鬼才、奇才、非凡……。   でも、これらの言葉を意識して使い分けてる人って、実は …