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歯医者 雑学

歯医者に木曜休みが多いのは何故か?平日に休む必要性は?

投稿日:2018年10月13日 更新日:

歯が痛くて歯科医院に行きたいのに、木曜休診で困った経験はありませんか?

一般的に多くの歯科医院が、木曜休診の体制を取っているかと思います。

その木曜休診は何のために存在するのか、それは必要な休みなのか、元歯科衛生士の経験と知識から言えること。

歯科医院の休診日

歯科医院は、日曜、祝日、木曜休診が一般的なイメージかと思います。

 

細かく言うと、土曜は午前中のみ、または15時や17時まで、祝日がある週は振替で木曜休みが削られる歯科医院が多いです。

 

私が以前働いていた歯科医院では、日曜、祝日、水曜休診で土曜のみ午前診療、祝日がある週は振替で水曜休みが削られるというしくみでした。

私が住んでいた地域では比較的に珍しい休診日の取り方をしていたかと思います。

 

この一般的な木曜休みは、中休みと言われるもので歯科医院以外にも、開業医が運営する診療所などの小規模な医療機関の休診日にもよく見られるものです。

 

私が勤めていた歯科医院のように、中休みの休診日を水曜に変更して運営している歯科医院も増えてきているのが現状です。

 

しかし、歯科医院は今やコンビニよりも数が多いと言われており、競争率が非常に高いです。

なので、地域によっては休診日がなく年中無休で診療をしている歯科医院や例外で24時間の診療を行なっている歯科医院もあります。

中休みの必要性

小規模な医療機関は、大規模な医療機関とは違いスタッフの人数がとても少ないです。

 

医療界の特有の事情でもありますが、㎜単位以下の細かな仕事をしている為、想像以上に激務です。

なので、祝日がある週で中休みがない場合、疲労感は強烈です。

 

私が働いていた歯科医院は長期休みの振替もあったので、長期休み後は中休みが全て削られることが度々あり、長期休みの存在が憂鬱で仕方なかったことを覚えています。

 

歯科医院に関して付け加えて言えば、歯科医院にあるライトは、実はただのライトではなく、無影灯という影を生じないように作られたライトです。

 

分かりやすく言えば、オペ室で使われてる大判なライトと同じしくみになっています。

その無影灯で明るく照らされた口腔内を小さな鏡で見ながら作業をするので、尚更大変だったりします。

 

その多忙で激務な状況の為、医療ミスに繋がってしまうことがあります。

なので、医療ミスを防ぐためにも中休みは存在しているのではないかと思います。

 

 

また、学会や勉強会などのセミナーが木曜に開催されることが多くあります。

今では、土曜や日曜にも開催することも多くなってきましたが、木曜に開催する名残が残っているのが現状かと考えられます。

 

そのため、開業したての歯科医師や勉強熱心な歯科医師、教える立場の歯科医師達は、木曜に開催されている学会や勉強会などに参加している可能性も多いです。

 

私も、自主的にセミナーに参加したことは何度かありますが、歯科医院によっては、歯科医師だけではなく、スタッフ全員参加のところもあります。

 

日本の歯科医療は先進国にも関わらず、世界的に低いと言われており、医療の現場は常に進化を遂げで新しい考え方や最新の機械の導入も多いです。

 

もっと学んで勉強する為にも、安全に正確に処置をする為にも、歯科医院にとって中休みの存在はとても大切なことかもしれません。

歯科医師会の存在

医師会と同様に歯科医師会というものが存在します。

地区ごとに分かれている組合のようなものにあたります。

 

必ずしも歯科医師会に入会をしなくていけない訳ではありませんが、ほとんどの歯科医院は歯科医師会に入会しているかと思います。

 

歯科医師会では、診療等の色々な情報交換を行ったり、勉強会を行ったりしています。

その為、歯科医院の多くが木曜休診なので、基本的には木曜に開催されることも多いそうです。

実際に、私が働いて歯科医院の院長も木曜日の午前か午後のどちらかが不在というのはよくありました。

 

その歯科医師会の方針で、地区によっては競争率の高い歯科医院の足並みを揃える為に、木曜休診と決めている場合もあるそうです。

そう思うと、コンビニより多く、競争率が高い歯科医院の経営は大変なのかもしれません。

かかりつけの歯科医院

かかりつけの歯科医院はありますか?

かかりつけの歯科医院はとても必要なものです。

基本的に歯医医院に来院する患者さんのほとんどが症状がある時のみです。

 

今になって少しずつ予防歯科に対する認識が増えてきているものの、それでも特に日本人の口腔内に対する認識はとても低いと言われています。

 

ヒトは産まれたその日から、口から食べ物を摂取して生きています。

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、歯を失うということは、最終的にはヒトの命に関わってくることです。

 

口の中を健康に保つこと、それを維持しようと努力すること、それは全身の健康へと繋がっていると言っても過言ではないかと思います。

 

私が働いていた歯科医院は、口腔外科に特化した歯科医院だったのもありますが、新規の患者さんの口腔内は、重度の場合が多かったです。

その中には、病状がとても悪かったため、歯科医師が手をつけられずに歯科医院を点々とした患者さんも勿論います。

 

かかりつけの歯科医院さえあれば、3ヶ月から6ヶ月の間隔で定期的に検査とクリーニングを実施しているはずです。

そのため、予防を始めてとして、早期発見、早期治療をすることが可能になり、外傷以外は軽度で済むことが多くあります。

 

そして、定期的に通うことによって、患者さん自身も安心感が生まれます。

今は症状がなくても、ある程度ご自身の口腔内を把握することができるので、もし仮に急に症状な出たとしても、それが例え運悪く休診日だったとしても、焦らずに済むのではないでしょうか?

 

痛みや症状が出る前に予防する為にも、信用のできるかかりつけの歯科医院を見つけて頂くことが最善の策だと考えられます。

まとめ

歯科医院の休診日

  • 歯科医院は、日曜、祝日、木曜休診が一般的に多い。
  • 近年では、日曜、祝日、水曜検診も増えつつある傾向がある。
  • 例外で24時間体制の歯科医院や、年中無休の歯科医院も存在する。

 

中休みの必要性

  • 小規模な医療機関はスタッフの人数が少なく多忙で激務なことが多い。
  • 歯科医院では㎜単位以下の作業をしているため、疲労感が強い。
  • 医療ミス防止のための休息は必須。
  • 医師会や学会、勉強会などのセミナーに参加している場合もある。

歯科医師会の存在

  • 医師会と同様に歯科医師会があり、地区ごとに分かれている。
  • 必ずしも歯科医師会に入会する必要はないが、多くの歯科医院が歯科医師会に入会している。
  • 地区によっては、歯科医師会で木曜休診と決めているところもある。

かかりつけの歯科医院

  • 日本人の口腔内に対する意識が極めて低い。
  • 歯は口の健康であり、全身の健康でもある。
  • 定期的に検診やクリーニングに通っていれば、自身の口腔内を把握することができ、安心感もあるので、例え運悪く休診日に症状が出ても焦らずに済む。

 

歯科医院や小規模な医療機関特有の事情により、中休みが存在しています。

中には、病院は休んだら患者が困る、病院は休んではいけないという考えの人もいますが、安心、安全、正確に処置をする為にも、中休みは大切で重要なものでです。

 

もしも、急に症状が出てしまい困らないためにも、かかりつけの歯科医院で定期的に検診やクリーニングへ行くことをお勧めします。

 

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