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歯科衛生士

私が歯科衛生士になった志望理由と実例

投稿日:2018年10月10日 更新日:

歯科衛生士を目指す人の理由には、国家資格だから、手に職が欲しいから、親が歯科衛生士だから、など様々かと思います。

私は、ある出来事をきっかけに、社会人から歯科衛生士になりました。

この記事を読んで、少しでも歯科衛生士というお仕事に興味を持って頂けたら嬉しいです。

社会人から歯科衛生士へ

私は、今まで積み上げてきたキャリアを捨て歯科衛生士になりました。

偶然が重なり合って、突然訪れた人生の転機だったのではないかと今でも思います。

 

私が歯科衛生士を目指すきっかけとなった出来事は、東日本大地震後のニュースです。

そして、そのニュースの内容は、物資で大量の歯ブラシが送られた話でした。

 

その時、なぜ歯ブラシなのかと疑問を抱き自身で色々調べ始め、歯ブラシ1本で人の命が救えることを知りました。

 

歯ブラシ1本で人が救えることを知った後、理学療法士の友人が被災地にボランティアに参加した話しを聞き、何も出来ない自身の無力さも知りました。

 

今からでも遅くはない、人の命を救える人になりたい、人の命を救える職業に勤めたい。

 

東日本大地震という一つの震災を経て、私は歯科衛生士になる道を選びました。

東日本大震災

2011年3月11日14時46分ごろに、日本の三陸沖の太平洋を震源として発生した東北地方太平洋沖地震です。

発生した日付から、3.11(さんてんいちいち)、311(さんいちいち)と称することもあります。

 

2018年(平成30年)9月の時点で、震災による死者、行方不明者は1万8,432名と言われています。

 

日本で発生した自然災害で死者、行方不明者の合計が1万人を超えたのは戦後初めて起きたことだそうです。

 

明治以降の1923年(大正12年)9月1日11時58分ごろに発生した関東大震災、1896年(明治29年)6月15日午後7時32分ごろに発生した明治三陸地震に次ぐ歴史に残る被害規模となった大震災になりました。

震災と肺炎

歯ブラシを物資として送った人たちは、1995年(平成7年)1月17日5時46分ごろ発生した阪神淡路大震災を経験した人たちでした。

 

阪神淡路大震災では、震災で助かった人たちが避難所等で死亡している確率が高く、その死亡原因が肺炎であり、そのほとんどが誤嚥性肺炎であることを知りました。

日本人の三大死因

2011年(平成3年)の日本人の死亡原因の順位は、1位は悪性新生物(ガン)、2位は心疾患(心臓)、3位は肺炎と言われており、肺炎は日本人の三大死因の1つでもありました。

 

2017年(平成29年)の日本人の死亡原因の順位は、1位は悪性新生物(ガン)、2位は心疾患(心臓)、3位は脳血管疾患になり、肺炎は3位から5位に下がっています。

肺炎と歯ブラシ

肺炎の種類は大きく3つに分けられます。

細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、非定型肺炎です。

 

この3つの肺炎の感染経路は、1つ目は、咳やくしゃみなどによって病原微生物が飛沫し、口や鼻から体内に入り込んで感染する飛沫感染です。

 

2つ目は、ドアノブなどの物に付着した病原微生物が自分の手の指などの皮膚に接触し、口や鼻から体内に入り込んで感染する接触感染です。

 

災害後は、食料や寝る場所の確保が優先されてしまい、衛生的な所まで目が行き届かず、歯磨きなどの口腔ケアを十分に行うことが出来ません。

 

その為、日に日に口腔内の衛生状態は悪化し、口腔内の細菌数は増加することによって、肺炎を引き起こしやすい口腔環境になります。

 

とくに、高齢の方は嚥下機能が低下している場合が多く、誤嚥しやすい為、病原菌が肺に入り込んでしまい肺炎を引き起こしてしまうことが非常に多いです。

 

入れ歯(義歯)ではなく自分の歯がある大切さ、口腔ケアの大切さ、歯ブラシで命が救えるということを知った時に歯科衛生士になろうと私は決めたのです。

まとめ

東日本大地震

  • 2011年3月11日14時46分ごろに、日本の三陸沖の太平洋を震源として発生した東北地方太平洋沖地震、東日本大地震。
  • 震災による死者、行方不明者は2018年(平成30年)9月の時点で1万8,432人。
  • 歴史に残る被害規模になった大地震。

震災と肺炎

  • 歯ブラシを物資として送った人たちは、1995年(平成7年)1月17日に発生した阪神淡路大震災を経験した人たち。
  • 阪神淡路大震災では、震災で助かった人たちが避難所などで死亡することが多く、死亡原因は肺炎、主には誤嚥性肺炎だった。

日本人の三大死因

  • 2011年(平成3年)の日本人の死亡原因の順位は、肺炎は3位であった。
  • 2017年(平成29年)の日本人の死亡原因の順位は、肺炎は5位と下がっている。

肺炎と歯ブラシ

  • 肺炎の種類は細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、非定型肺炎と大きく3つに分けられる。
  • 肺炎の感染経路は、飛沫感染と接触感染の2つ。
  • 被災後は、衛生的な面まで目が行き届かず、口腔ケアが十分に行えない。
  • 入れ歯(義歯)ではなく自分の歯がある大切さと、肺炎を防ぐ為にも歯ブラシなどの口腔ケアがとても重要である。

 

歯ブラシ1本で人の命が救える、口腔ケアで人の命が救える。

始めることに、遅いことなんかないんだと初めて思い、私は歯科衛生士になりました。

 

正直、社会人から学生に戻るのは色々な意味で大変でしたが、歯科衛生士になって本当に良かったと思います。

 

この記事を通して、歯科衛生士の仕事に少しでも興味を持って頂けたら嬉しいです。

 

 

-歯科衛生士

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